今年は例年よりも3週間程早い梅雨入りではあったが、関東への訪れは遅く、ようやく梅雨入り。釣り人泣かせな時期ではあるが、梅雨明けとともに相模湾に毎年訪れる風物詩がある、首都圏在住のオフショアアングラーを歓喜させる「キハダマグロ」の来訪だ。年によりムラはあるものの、10kg未満の「メジ」と呼ばれるサイズから20~30kgクラスの大物まで釣れるため餌、ルアー問わずオフショアファンに人気のターゲットとなっている。そんな相模湾のキハダマグロに特化したトッププラグが今年遂にシマノよりリリースされた。
相模湾のキハダマグロが戦々恐々のヘッドディップ見参!
オシア・ヘッドディップ140F フラッシュブースト(シマノ)
マグロやヒラマサのキャスティングゲームで実績をあげ続けるヘッドディップシリーズに、140Fフラッシュブーストが6月に追加された。今や相模湾の夏の風物詩といえるキハダマグロゲームを強く意識して開発されたニューモデルだ。この特化型ともいえるヘッドディップ140Fフラッシュブーストの大きな特徴は4つ。飛距離、低浮力設計、フラッシュブースト、そしてフックセッティングだ。
PEライン3~5号でもしっかり飛ぶ!
自重70g。コンパクトなボディにAR-Cシステムを内蔵し、優れた遠投性能を発揮する。魚影が薄いシーズン前半のワンチャンスを逃さない飛距離は、アングラーにとって強力な武器だ。
分厚いナブラでも喰わせやすい低浮力設計
丸みを帯びたファットなボディだが、浮力はアクションを損なわない範囲で低めに設定。ハイシーズンに見られる分厚いナブラでも、ボディ全体を海に浸からせることでマグロを誘うことができる。ベイトフィッシュが小さくても活躍するサイズ感も強みだ。
ステイ中もフラッシュブーストが誘って喰わせる
低浮力設計に関連するが、ボディ全体を水に浸からせることでステイ中もフラッシュブーストが効果的にアピール。水面直下できらめきながらステイという本物のベイトフィッシュとは異なる生命感でマグロに気づかせ、バイトを誘う。
クロマグロともファイト可能な大型フック搭載
#3/0の大型フック2本を150lbクラスのSPリングで搭載。相模湾のシーズン後半に現れるビッグサイズや、津軽海峡のクロマグロを相手にしても安心してファイトできるワンサイズ大きなフックセッティングが採用されている。