タイ、カサゴ、アジ! 小型ジグで何でも釣れるのがSLJ(スーパーライトジギング)だ!【ぶんちゃんの『目指せ! フィッシングクイーン』Vol.6】



今回ぶんちゃんこと石川文菜さんが挑戦するのは話題の釣法SLJ(スーパーライトジギング)。講師には、この釣りのスペシャリストである吉岡進さんを招致! 船長の話では前日のウネリで底荒れし、釣果は厳しいということだが、果たして…。

SLJ第2弾! 外房で春の根魚を攻略せよ!の巻き

【Profile】

石川文菜(いしかわ・あやな)

愛称はぶんちゃん。5代目アングラーズアイドルという肩書きを持ち、現在はジャッカル社員の広報として活躍。好奇心旺盛な性格と諦めない精神力であらゆる釣りに挑戦中!

吉岡進(よしおか・すすむ)

愛称はヨッシー。ジャッカルでジギングロッドやジグをプロデュースするオフショアスペシャリスト。最近はSLJにも力を入れており、関東を中心に全国の海で竿を振るう。分かりやすく適切な解説に定評あり!

今回の実釣フィールドは千葉県・外房エリア!

外房(千葉県)

海岸線は岩礁帯が多く、沖にかけても魚が好む天然礁が点在。四季折々のターゲットが狙え、大型青物も入ってくる。各エリアに遊漁船があるのでショアだけでなくオフショアもぜひ挑戦してみよう。

シーズン手前でも根魚はSLJでがんがん釣れる、はず!

吉岡(以下、ヨッシー)「厳しいらしいけど頑張ろう!」

石川(以下、ぶん)「釣りますよ!」

準備を整えていざ出船!

早朝5時半、準備ができたらいよいよ出船! 前日まで強風が吹いており、SLJの釣果も厳しいというのが前情報。

ヨッシー「ぶんちゃんならきっと釣ってくれるはずですよ!」

秋葉さん「岩礁帯なので根掛かりに気を付けてくださいね!」

出船前に船長の秋葉さんが軽くレクチャー。水深20mの岩礁帯エリアから、徐々に深場に向かって最近の実績ポイントを回っていくとのこと。

SLJは2回目のぶんちゃん。オススメのジグやラインの太さなど、吉岡さんに詳しく聞き込み。吉岡さんオススメはバンブルズTG SLJだ。



今回のメインジグはバンブルズ&フラッグトラップ

細身シルエットのタングステンジグ【バンブルズTG SLJ】

吉岡さんが監修したモデルで、タングステンを採用した細身のシルエットが特徴。

ヨッシー「コンパクトで喰わせ能力が高く、渋い時によく釣れるジグです。強風や荒れた状況でもボトムがわかりやすいし、根魚にもよく効きますよ」

バンブルズTG SLJ(ジャッカル)

オールマイティに使えるリアバランス系ジグ【フラッグトラップ】

リアバランスなのでストレートに落ちていき、ビギナーでもアクションさせやすいジグ。名前の通り、旗のようなネクタイもアピールになっている。SLJ専用設計でさまざまな魚を釣ることができ、ジャーク時のトリッキーな動きも優秀。

フラッグトラップ(ジャッカル)

ジグは水深と潮の流れに合わせて40~80gを用意

ジグは40gから使いはじめ、沈みが遅かったり流されすぎたりしたら徐々に重くしていく。浅場で潮が緩ければ、さらに軽くしていこう。着底がしっかり取れる重さを使うことが大切だ。

上から40g、60g、80gのモデル。

根魚狙いならラインはワンランク太めに

これまでいろいろな釣りに挑戦してきたぶんちゃんだが、SLJの経験はまだ浅め。がんがん釣ってこの釣りの経験値を爆上げしたい!

…ところだが、実釣エリアの外房は最近厳しいらしい。そのあたり、どうなんでしょう? SLJのスペシャリストの吉岡進さん!

ヨッシー「ベイトフィッシュはいるんですが、まず青物がいないし、ヒラメはエサでは釣れているけど、SLJでは反応がいまひとつ。あとは雨とか強風で底荒れしていたり…。まぁ、なんとかなりますよ、ポジティブにいきましょう!」

ぶん「じゃぁ、今日は何狙いになるんですか?」

ヨッシー「SLJはなんでも釣れるんだけど、今回はカサゴ系の根魚がメインになるかな。他の人気ターゲットが釣れなくても、根魚はいつも遊んでくれるからね」

ぶん「根魚大好きです! ジグはどんなものがオススメなんでしょう? あとは使うラインの太さも分かりません!」

ぶんちゃんの質問攻撃!

ヨッシー「ジグは根魚狙いで有利な、沈みの速いタングステンモデル。40gからスタートしてみようかな。ラインは、スピニングが1.2号でベイトが1.5号だよ」

ぶん「ラインが太めなのは理由があるんですか?」

ヨッシー「根周りを攻めるからね。この太さなら安心して釣りができるし、そこまで深いところはやらないから太くても問題ないんだ」

ぶん「そうなんだ、事前に聞いておけばよかった!」

ヨッシー「根魚を釣るコツは、実際に沖に出てから説明するね!」