重量級ジグを1日中ジャークし続けるという、アングラーにとって過酷なゲームであるオフショアジギング。そこにジギング専用にファクトリーチューンされた電動リールを投入し、体力面はもちろんのこと、あらかじめプログラミングされた多彩なジグアクションを演出してアングラーをサポート。電動ジギングという新たなカテゴリーの確立に貢献しているリールが『ビーストマスターEJ』シリーズだ。これまでは1000番&2000番の2サイズのラインナップだったが、今秋に待望の3000番クラスが追加されることになった!
ビーストマスター 3000EJ(シマノ)
【スペック】
●サイズ:3000EJ
●自重:810g
●ギア比:3.9
●最大ドラグ力:20kg
●スプール径/幅:57mm/46mm
●糸巻量:PE4号450m、PE6号300m
●最大巻取長(ハンドル1回転):70cm
●ハンドル長:75mm
●ベアリング数:8/2/1
●価格:148,500円(税込)
手巻きのワンピッチジャークに近い『アドバンスモード』を新採用
新たに加わった3000番クラスだが、当然のごとく新機能も搭載されており、その筆頭がさらに進化したEJモードの『アドバンスモード』。電動ジャークをH(High)、M(Middle)、L(Low)の3パターンに設定することで、ジグのアクションを任意でチェンジすることが可能。巻き上げスピードや巻き上げ時間を選んだり、ストップしてジグをフォールさせる時間を自由に設定することで、電動ながらもより手巻きジギングに近いワンピッチジャークを演出できるようになった。
ディスプレイも大幅進化。探検丸スクリーンは何とカラー表示!!
そして、情報が表示されるディスプレイもさらに進化。『ワンピッチ距離表示』はワンジャークごとに巻き上げた距離が表示され、マニュアルジャークモード、オートジャークモード、そして前述のアドバンスモードにも対応。巻き上げるごとにデジタルカウンターで数値を確認することができるので、ヒットパターンを再現するのに大きく寄与している。
さらに、既存モデルでは魚探の探検丸に対応して子機と接続するシステムだったが、この3000番クラスからは『探検丸スクリーン』を新採用。ディスプレイ内で海底水深や海底形状、魚の群れの規模や魚体長も確認できるので、わざわざ探検丸の子機や連動スマホに視線を移す必要がなくなった。海底変化や魚の反応はカラー画像で確認できるので、中層の魚を狙ったり、海底の地形変化に即座に対応しやすくなっている。
最大巻上速度15%アップを実現した『GIGA-MAX MOTOR』
また、電動リールのフラッグシップ機のみに搭載されている、ブラシレスで摩擦抵抗がないGIGA-MAX MOTORも当然搭載。モーター制御を最適化することで、実用巻上持久力はそのままに最大巻上速度の約15%アップを実現(※16ビーストマスター3000XP比較)。よりスピーティなゲーム展開も可能になった。
サイズアップ&新機能搭載で、より大型のターゲットを狙えるようになったNEWビーストマスターEJ。この秋、最先端のジギングを体感したいならば、ぜひとも手にして欲しい電動リールだ。