ジャッカルから高コスパロッドの『BPM』シリーズが爆誕して5年目となる2021年。追加機種も含めて16本のフルモデルチェンジが実現し、さらなる性能向上と特化機種などバリエーションを増やすことで、中・上級者の方も選択肢として考えられるような”コスパ最強ロッド”となった。そんなNEW『BPM』シリーズからルアマガ+編集部が気になるモデルをピックアップ! 今回は第2次ビッグベイトブームの一翼を担う同社の専用ストロングロッド「B1-C73XHSB」をご紹介しよう。
バスにもソルトにも引っ張りだこなヤングエキスパート兼YouTuber!!
【Profile】
村上祥悟 a.k.a しょごたん
九州・大分市をベースに、地元のみならず日本全国を所狭しと釣り歩く猛者。ターゲットはバスのみならず、淡水海水問わずオールジャンルで活躍中。なお、YouTubeチャンネルも愛称も“しょごたん”だ。
ジャッカルが”本気を出した”スペシャルビッグベイトロッド
BPM B1-C73XHSB(ジャッカル)
4oz(120g)クラスのビッグベイトやスイムベイト、またアンブレラ系リグを意のままに操作することができるパワーロッド。パワーがあるだけでなく、しなやかさや粘りも兼ね備えたブランクデザインにより、モンスターバスと対峙しても魚をしっかりといなし、主導権を握らせないロッドとなっている。
【スペック】
●全長:7ft3in
●継数:1
●パワー:エクストラヘビースイムベイト
●自重:173g
●適合ルアーウェイト:120g
●適合ライン:12-25lb/PE MAX #5
●価格:¥16,060(税込)
前モデルよりも軽量&操作性もバツグンの「BPM B1-C73XHSB」
しょごたん「ビッグベイトゲームに特化したロッドです。前モデルと比べて軽くなっていますが、ダウズスイマー220もしっかり竿に乗せて投げられ、瞬時にバスを取り込むパワーは健在です」
しょごたん「また、ジャークやトゥイッチの操作性も格段に上がっています。設計上のバランスを一から見直し、グリップ位置なども変えたことで誕生した、ジャッカルが本気出したらこうなったというロッドです」
しょごたんはどんなシチュエーションで使う? このロッドが適したフィールドとは!?
長めのレングスを生かした遠投性能が○!
しょごたん「7ft3inあるので、ビッグベイトを遠くに飛ばして長い距離を引きたい時に重宝します。コースも思ったところを通すことができるアキュラシーの高さにも定評があります。フィールドは、リザーバーや琵琶湖などのビッグレイク系、川でも大河川がオススメです。特に、水質がクリアなエリアですね。通年通して、ビッグベイトを使うときはこのモデルを使っています」
ジャッカルのルアーで相性がいいのは?
しょごたん「ダウズスイマーやダンクル、ガンタレルから、ギガンタレル、メガロダンクルまでのビッグベイトと相性が良いです。ブラストボーンも使えます。裏技的にメガポンパドールを遠投したりもしますよ。フル遠投で50mは飛ばせると思います」
しょごたんの実際のタックルセッティングを教えて下さい!
しょごたん「リールはアンタレスもしくはSLX DC(ともにシマノ)に16~20lbのフロロラインの組み合わせです。
リールに求めることとしては、とにかく剛性に気を使っています。強くて、太いラインをしっかり巻けることが重要です。ダウズスイマーを使うときに激しいリーリングジャークや早巻きをするんで、ギアの剛性とスプールの強さ、糸巻き量はリールを選ぶ際の基準としています」
もし、その竿1本で1日やりきれと言われたらどんなプランでいく?
しょごたんのメインは「ダウスイ」!
しょごたん「とりあえず、ダウズスイマーをメインに組み立てて、バスがギルを意識しているならガンタレルにしたり。逆に、その2つでバスを浮かせられないちょっと深場の魚はブラストボーンで浮かせたり。他にも、このモデルだったらフルサイズのアラバマも投げられるので、水深が深いところも対応できます」
ビッグベイト専用と聞くと、一見ハードルを高く感じてしまいそうだが、BPMシリーズはそんなビッグベイトビギナーでもキャストやアクションを含め軽快な操作が可能。近年のビッグベイトゲームはただ巻きだけでなく積極的にアクションを仕掛けていくゲーム展開なので1度体験すると病みつきになること間違いなし!
ビッグベイトにチャレンジを悩んでいるアナタ。このロッドを手にした瞬間、今までにはないバスフィッシングの新たな扉が開かれるだろう。