シーバスではデイゲームルアーとして確立され、他にも根魚から青物まで、ありとあらゆる魚を釣ることができる万能ルアー・スピンテールジグ。そこにシマノ独自のAR-C重心移動アイを搭載し、さらなる飛距離を追求した『ライズショットブレード』に、NEWサイズが追加ラインナップ。オリジナルサイズとの違いは? そして、その実力とは!?
ライズショットブレード10g/15g(シマノ)
小型化でマイクロベイトパターンやシャロー攻めに抜群の効果を発揮!
今回ライズショットブレードに新しく追加されたサイズは、ダウンサイジング版の10gと15g。オリジナルサイズは24gと31gだが、ターゲットがマイクロベイトを捕食している、シャローエリアを攻めたい、狙うターゲットがそれほど大きくないといったケースでは、少々オーバーサイズだった感は否めない。
そんな状況にこそマッチするのがNEWサイズの10gと15gで、小型軽量になったぶんライトゲームタックルでも扱うことができ、オリジナルサイズでは喰わせ切れなかったサイズのターゲットでもバイトを得やすくなった。
軽くなっても安定した飛距離を稼げるAR-C重心移動アイ
ただ、オリジナルサイズでも大きな武器となった、シマノ独自の機構はそのまま踏襲。その最たるものが『AR-C重心移動アイ』で、スナップを介して接続すればキャスティング時には接続点が後方へと移動すると同時に重心位置が前方になるので、安定した飛距離を稼ぎやすくなる。着水後にリトリーブを開始すると接続点は前方へと移動し、水平姿勢を保ったままスイミングできる。
コロラドブレード&スケールブーストで強力フラッシング!!
そして、ブレードシステムはフラッシング効果を高めるとともに、レンジキープにも大きく貢献。コロラド型のブレードは適度な巻き抵抗も感じられるので、水中の様子を的確に感じ取ることもできる。もちろん、ブレードバイトもしっかりと獲ることができる。
さらに、ボディでのフラッシング効果を高めるために、本物のベイトフィッシュの鱗のような反射を演出する『スケールブースト』を装備。特に全カラーに採用されているシマノ独自のホログラム『狂鱗』はアピールが強力で、遠くからでも魚を呼び寄せることができる。
ルアービギナーがトライするにはピッタリのサイズ感
ダウンサイジング化によりライトなタックルでも扱いやすくなっただけでなく、ビギナーでも気軽に使えるようなルアーへと進化したライズショットブレード。エサ釣り用のチョイ投げタックルでもトライできそうなので、ルアーフィッシングへの扉を叩くという意味でも、ぜひとも使ってみてほしい。