シマノからサーフで釣る超新機軸ポッパーが登場!?『熱砂ビームポッパー130Fフラッシュブースト(シマノ)』



広大なエリアをロングキャストで広く探り、沖のブレイクに潜むヒラメや沖を回遊する青物を狙うサーフゲーム。潮流や風の影響で水面は波立っていることがほとんどで、そんな状況下でもしっかりとレンジキープして魚にアピールできるルアーが必須。ヘビーシンキングミノーやジグミノー、ジグヘッドリグといった、水中でアピールするヘビールアーがメインになるのは否めないだろう。しかし、シマノが新しく提案するサーフ用ルアーは…何と、ポッパーだった!!

熱砂ビームポッパー130Fフラッシュブースト(シマノ)

【スペック】

●タイプ:フローティング
●全長:130mm
●自重:29g
●カラー:全7色
●価格:2,860円(税込)
●発売時期:2021年11月

ボイルする青物を獲るならブッ飛んでバシャつくポッパーを試すべし!

今回紹介する『熱砂ビームポッパー130Fフラッシュブースト』は、サーフに回遊してくるブリなどの青物がメインターゲット。沖でボイルが発生しているので、飛距離を稼ぐためにヘビールアーを投入し、水面を切らないように全速力で巻く。しかし、速過ぎる動きには反応しなくて為す術なし…なんて経験、あるのではないだろうか。

そんなときこそ威力を発揮するのがこのビームポッパーで、空気を切り裂く細身のシェイプはヘビールアーに負けない飛距離を叩き出し、水面でスプラッシュを上げつつワイドなポップ音を奏でて、青物へと力強くアピールする。

平均71.2mの飛距離を安定してサポートするジェットブースト

安定した飛距離アップの要となるのが、重心移動機構のジェットブースト。キャスト時にルアーが前方へ放たれた瞬間、重心移動ウエイトが貫通シャフトを介して瞬間的に後端へと移動。

細身のシェイプと相まって、広大なサーフを探るのに十分なだけの飛距離をサポートしてくれる。シマノのテストでは、平均で71.2mという飛距離も記録している。



動くときはもちろん止まっても反射し続けるフラッシュブースト

浮き姿勢はほぼ垂直立ちで、止まっている状態でもボディ内部に搭載されたフラッシュブースト機構が活躍。スプリングで吊された反射板が常に小刻みに動き続けて、フラッシングを発生して強くアピール。

もちろんアクションさせれば反射板がさらにランダムに動いて、リアルなベイトフィッシュの鱗の反射を再現したスケールブーストとともに、水面付近で悶えるベイトフィッシュの輝きを演出してくれる。

ワイドカップでハイサウンド&スプラッシュを発生。ダイビングも効果的

そして、肝心のポッピングだが、ワイドなカップ形状からは小刻みなトゥイッチでショートポップさせても『ボコンッ!』という大きなサウンドを発生し、同時にスプラッシュを上げて安定したアピール力を発揮。

ロングジャークでは水面直下にダイビングし、カップから発生した泡をまといながらフラッシュブースト&スケールブーストの乱反射でアピールし、水面まで出切らない魚にバイトを誘うこともできる。なお、ラインアイ&フックアイは貫通ワイヤー式なので、予想以上の大物が掛かっても安心してファイトできる。

隣のアングラーと違うことをやるのなら…ポッパーはアリ!

サーフゲームで「運が良ければ…」ではなく、積極的に青物を獲りに行けるだけの飛距離とアピールが魅力のビームポッパー130Fフラッシュブースト。これまでとひと味違うサーフゲームを求めるアングラーには、ポッパーという選択肢は絶対にアリだ!

堀田光哉さんによる解説&水中ルアー動画で動きと魅力をチェック!