ティクトの最新パックロッド『ミニマリズム・リベルテ』は性能から携行性まで「超こだわりを求めた」自由なロッド!【ライトゲームから小型青物まで狙えちゃう!!】



ティクトから新たにリリースされたパックロッド「ミニマリズム・リベルテ」。“ミニマリズム”というネーミングからもわかるように、ロッド性能はもちろんのこと、仕舞寸法やケースにまでこだわり、携行性を高めたシリーズだ。全3種のラインナップは、ライトゲームから小型青物を狙ったショアジギングまで、汎用性の高さも魅力となっている。電車釣行、自転車釣行、旅先で大活躍のリベルテの詳細を一挙大公開!

【Profile】

守田大輔(もりた・だいすけ)

ライトゲームブランド・ティクトのアンバサダーを勤める。福岡県周辺の海域をホームグラウンドとしながらも、各地への遠征にも積極的。アジやメバルをメインターゲットとしつつ、エギング、ロックフィッシュ、ブラックバスなどシーズンに合わせた釣りを楽しんでいる。

MINIMALISMシリーズを継承したマルチアングラー・守田大輔さん監修のパックロッドシリーズ

“釣りを自由に、そして自分らしく楽しむ”をテーマに開発された『リベルテ』には、離島での釣りや、遠征釣行も数多くこなすティクトアンバサダー・守田さんのフィッシングスタイルが凝縮されている。発案から完成までは2年以上の期間を要していることから、スタイル自体はラフでありながら、実釣・実用性能にとことんこだわり、完成までたどり着いたそうだ。

MINIMALISMレーベル

ティクトの「MINIMALISM」レーベルは、“ライトゲームを軽快に楽しむ”というコンセプトの元、ポーチやバック、プライヤーホルダーなどの小物類を展開。とにかく煩わしさを排除して、快適に釣りを楽しもうというテーマを持つだけに、携行性やさまざまなギミックが各アイテムに凝縮されている。今回の「リベルテ」シリーズも、「MINIMALISM」レーベルの名を冠する。

レングス違いの3種のラインナップは全て仕舞い寸法50㎝前後!

リベルテの特筆すべき点は、まずその仕舞い寸法だろう。最も短い「MLS-725」で47.5㎝、最も長い「MLS-805」でも52.5㎝、とかなりコンパクト。ケースの長さも全て58.5㎝と旅行や遠征釣行に最適な仕様となっている。

全モデルに、スリムなセミハードケースが付属する!

「MLS-624」仕舞い寸法:51.0㎝ セミハードケース長さ:58.5㎝(編集部採寸)

【スペック】

  • 全長:6ft2in
  • 継数:4
  • 自重:58g
  • トップDia:1.1㎜
  • バットDia:7.1㎜
  • ルアー:~3.5g
  • ライン:~6lb(モノフィラメント)、~0.3号(PE)
  • ティップ:チューブラー
  • 価格:29,700円(税込)

「MLS-725」仕舞い寸法:47.5㎝ セミハードケース長さ:58.5㎝(編集部採寸)


【スペック】

  • 全長:7ft2in
  • 継数:5
  • 自重:85g
  • トップDia:1.4㎜
  • バットDia:9.1㎜
  • ルアー:~10g
  • ライン:~10lb(モノフィラメント)、~0.6号(PE)
  • ティップ:チューブラー
  • 価格:30,800円(税込)

「MLS-805」仕舞い寸法:52.5㎝ セミハードケース長さ:58.5㎝(編集部採寸)

【スペック】

  • 全長:8ft2in
  • 継数:5
  • 自重:98g
  • トップDia:1.6㎜
  • バットDia:11.0㎜
  • ルアー:~21g
  • ライン:~12lb(モノフィラメント)、~0.8号(PE)
  • ティップ:チューブラー
  • 価格:31,900円(税込)
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各部位の詳細をチェックしていこう!

デザインはすべて統一され、3AグレードのコルクとEVA、シルバーの金具類を採用したセパレートタイプのグリップが特徴的。ブランクタッチも行いやすく、感度が求められるライトゲームなどにも最適な仕様となっている。

グリップには「Be free Be yourself」の文字が。自由に、自分らしく釣りを楽しんでもらいたい、というのがこのシリーズの開発テーマでもある。

ガイドにはチタンフレームSiCのKRガイドを採用。独特の粒状ブランクス塗装の効果も相まって、ラインがまとわりつきにくい。

各ピースの継部には印籠継を採用。マルチピースでありながら、違和感のないスムーズな曲がりを実現している。接続しやすいジョイントマークの存在もありがたい。

使用用途は無限大! カジュアルにスマートに様々なターゲットを狙うべし!!

『MLS-624』

ULクラスのロッドという位置付けの6ft2inモデル。エステルラインとの相性もよく、軽量のジグヘッドの操作もお手の物。アジやメバル、さらにはジャンルを超越した渓流トラウトやエリアトラウトの釣りまで幅広く対応できる1本だ。

『MLS-725』

Lクラスのパワーを持たせた7ft2inモデル。細めのPEラインを使ったプラッギングや、キャロなど10gくらいまでのルアーやリグの操作を得意とするモデルだが、1g前後のジグヘッドも扱える操作性も魅力。尺オーバーのアジやメバルも余裕でやりとりできるほか、小型のロックフィッシュのボトム攻略まで対応する。こちらも汎用性の高いモデル。

『MLS-805』

シーバスやチヌ、エギングなどに最適なMLクラスのロッドだが、下記の釣果写真(ヤズ)を見ればわかるように、小型青物のショアジギングやプラッギングもこなしてしまうスグレモノ。しなやかなティップ&ベリーと強靭なバットを組み合わせたブランクスバランスに仕上がっている。

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