次期ビッグベイトゲームの大本命! 必殺表層ウェイクベイト『UK BW170F』



シーバスビッグベイトゲームの盛り上がり、すごいですよね! そんな大注目ジャンルに、マルジンから超実践的ウェイクベイトがリリースされるという情報をキャッチしました。各フィールドで5シーズンみっちりとテストを繰り返し、圧倒的な釣果を叩き出したというマルジン待望のビッグルアー。その特徴を嶋田仁正さんにみっちりと取材しましたよ!

【Profile】

嶋田仁正(しまだ・じんせい)

広島を拠点に活躍するシーバスエキスパート。「その日その場のベストを目指す」を理念に、2018年に株式会社マルジンを設立。釣れるアクションを形にする才能を発揮し、人気ルアーをリリースしてきている。

ビッグボディ&タイトロールで見切らせずバイトに持ち込む!

UK BW170F

カラーは画像の6色に、ボラ系カラーを追加した7色展開となる予定。関東の人気カラーであるチャートは2色用意した。
  • 全長:170mm
  • 重量:42g
  • フック:SAMURAI HOOK #1×3個
  • カラー:7色
  • 価格:未定(2022年6月発売予定)

UK BW170Fは、全長170mmというビッグボディのファットなプラグというのが第一印象。では、このルアーのコンセプトとは?

嶋田「ウェイク系のルアーを作って欲しいという要望がテスター陣からのかなり多かったんですよね。最近、100〜130mmサイズのウェイク系ルアーが結構流行っていますしね。この手のルアーに多いのが、リップではなくガマ口系のデザイン。もしくはサブサーフェスで、リップを真下に立てて、ジョイントボディとか。要は大きなリップでボディを動かすルアーですよと。ただ、UK BW170Fはガマ口にはしませんでした。これは自分の中での美学というか、ガマ口のデザインにはしたくないなと。単純に好きじゃないだけなんですが(笑)。もちろんこれまでのガマ口のウェイク系のルアーはたくさん使ってきて、魚もめちゃくちゃ釣りました。今もウェイク系はたくさん世に出ていて流行っていますが、個人的には面白みが足りないと思っていたので、じゃあ作ってみようとなったんです」

昨年の秋、東京湾でのボートゲームでは何十本ものシーバスが水面を割ってUK BW170Fに襲いかかった。

確かにガマ口のサブサーフェスのウェイクルアーは現在多くのルアーが市場に出ている人気カテゴリーのひとつ。このUK BW170Fはどのような特徴があるのでしょう?

嶋田「大きな特徴はアクションがロール気味であること。ルアーがでかいのでワイドロールに見えますが、比較的タイトなロールのアクションが出ます。タイトめのロールアクションですがサイズは170mmもあり、ロール系では最大クラス。アクションを大きくしないかわりにボディを大きくしたと。そしてサウンド。タングステンのウェイトボールを3個使っていて、内部に隙間をたくさん作ってある。なので、巻くとカタコトうるさくなると。良いサウンドが出るロールアクションを求めて、動きを調節していった感じですね」

ラトル音、レンジ、アクション、飛行姿勢に至るまで徹底的にデータを集めて分析し、120点を目指して達成出来たルアーがUK BW170F。この完成度にはうるさ型のマルジンテスター陣も納得。

170mmのビッグボディで、ロールアクションでカタコト音を出しながらスイムする…。イメージするととても釣れそうですね。

嶋田「テスト中もものすごく釣れて、80アップ90アップもかなり釣れましたよ。あと、特にこだわったのが、スイム姿勢ができる限り前のめりにならないこと。ガマ口のルアーは頭部が大きく、ここの部分に多く水が当たるのでスイム姿勢が前のめりになりやすい。また、デッドスローになればなるほど泳ぎにくくなる。なので、このUKBWは水平姿勢を保ちながらデッドスローでもしっかり動くように設計しました」

あらゆるウェイクベイトを研究し、釣れる要素を導き出した答えがUK BW170F

ウェイクベイトということは、水面で引き波を出しながら泳ぐのでしょうか。

嶋田「そうですね。しっかり引き波を出すように設計するのは結構難しかったです。というのも、いわゆるウェイク系ルアーって、引き波が出ていないものも多い。これまで、ウェイク系・引き波系と言われているいろいろなルアーを買って使ってわかったのは、多くのルアーはリトリーブ中に水面に背中が出ておらず、ロングキャストした時は潜って引き波が出ていなかったりする。手前に寄ってきて、ルアーが浮き始めて引き波が出始めるようなルアーばかりでした。引き波が出ていない場合でもヒットしてきていたりするので、それが悪いと言っているわけではないんですけどね。それらは決して引き波が出ているから釣れているわけではないとわかったんです。こうやって、いろいろなルアーを使って、アクション動画や水中動画を撮って、出ているサウンドを確かめたりして、ルアーの開発に役立てているんですよ。それでわかることも多い」

嶋田さん入魂のウェイクベイト。その威力はテスト釣行でも十分確認されているようです。

確かに、ウェイク系のルアーは水面で引き波を出しながら泳いで、それで食わせているものだとばかり思っていました。

嶋田「音に関しても勘違いしている人が多いと思いますよ。例えば、テスター陣には、ナイトゲームではラトルサウンドが大きすぎると良くないという指摘もあったんです。しかし、ナイトでもラトル音がうるさいからといって釣れないとは、僕は考えていません。ウェイク系はラトル音が大きく出るような設計がされているものもありますが、水中に潜っているから聞こえないだけなんですよ。これも使い手のイメージと実際に起こっていることの違いですね。いろいろ調べてわかったことは、ウェイクルアーで大事なことは、必ずしも背中を出して泳がなくてもいい、サウンドは大きくてOK、水を一枚噛んだ状態での水平姿勢、スローリトリーブでもしっかり動いて表層をキープすること。そういったことを踏まえながらこのルアーを開発していったんです。今ではテスター陣も、UK BW170Fは最高のウェイク系だと太鼓判を押してくれていますよ」

UK BW170Fでは、ランカーサイズのシーバスも捕獲。大型シーバスへの有効性も実証。


UK BW170Fがシーバスを魅了する3つの要素とは?

要素:喰わせ系ロールアクション

引き波を立てながらもロール主体のアクションなので、スレた大型個体も反応させやすいクロール系ウェイクアクションではミスバイトも多くなりがちだが、ロール系ウェイクにする事でナイト&デイともにミスバイトは少ない。

要素:レンジは常にサーフェス〜サブサーフェスをキープ

スイムレンジは10cm未満をキープし、スローリトリーブでは背中を出したままのゼロレンジを保つ。さらにタングステンの移動ウェイトがカタコト音を響かせながらアピールする。特にナイトゲームのデッド〜スローリトリーブでもしっかりアピールする事でミスバイトを防ぎ、バイトに比してキャッチ率を向上させている。

要素:圧倒的ランカー率のビッグボディ

170mmの大型サイズは天候や状況に左右されない。「動き過ぎない大型ルアー」の最大の特徴はスレに強いという点だ。テストは全国各地でナイト&デイ問わず行われ、使用法は殆どがデッド&スローリトリーブ。スタッフ5名の釣果だけで物凄い数のランカーシーバスがキャッチされた。

ラトル音の大きく出るウェイクベイトはナイトでは敬遠されがちだが、デイでもナイトでも問題なく釣れる。UK BW170Fは、ぜひナイトゲームでもどんどん使ってみて欲しい。

発売は6月を予定。とにかく発売が待ち遠しい新感覚ビッグベイト

デイでもナイトでも釣れる表層引き波系の170mmウェイクベイト…。早くも秋のハイシーズンが待ち遠しくなるようなスペックですね。

嶋田「やはりこれだけのルアーサイズなので、秋などの大きなベイトが入ってくる時期がメインになるでしょうね。ただ、中国・四国などは春にもコノシロパターンがあるので、そういったときにぜひ使って欲しいです。去年も春に爆釣しましたしね。また、秋の東京のボートゲームでは本当にすごかったですから。UK BW170FとUK BB160Fのローテーションで釣れ続けましたよ。巻きスピードは、1回転1秒をベースに、状況に合わせて調節してください。ラトル音がコトコトしっかり出るスピードが大事ですね。先ほども言ったように、潜り過ぎずレンジキープしやすいので、水面ギリギリの良いレンジをオートマチックに引いてきやすいですよ。本当に釣れるルアーに仕上がったので、デイでもナイトでもショアでもボートでも、いろいろな場面で使ってもらえたらと思います。ちなみに、青物もめっちゃ釣れますよ」

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