2022年度も注目の新製品が盛り沢山な日本が世界に誇る総合釣具メーカー「DAIWA」。そんな同社の大人気ハイコスパメタルジグが今年度遂にリニューアル! 性能アップだけでなく、さらにリーズナブルになった!? 気になる詳細をインタビューしてきました!
サムライジグR(DAIWA)
【スペック】
- サイズ:75mm(20g)、83mm(30g)、92mm(40g)、105mm(60g)
- カラー:10色
- タイプ:メタルジグ
- 標準装備フック:20g(フロント:伊勢尼#11、リア:トレブルフック#8)、30g(フロント:伊勢尼#13、リア:トレブルフック#6)、40g(フロント:伊勢尼#13、リア:トレブルフック#5)、60g(フロント:伊勢尼#15、リア:トレブルフック#3)
- メーカー希望本体価格:580円(20g※リアルカラー:630円)、610円(30g※リアルカラー:660円)、670円(40g※リアルカラー:720円)、750円(60g※リアルカラー:800円)
解説してくれるのはDAIWAライトソルト部門の大黒柱!西井さん!!
【Profile】
西井啓大(にしい・けいた)
DAIWAソルトルアー部門において、月下美人やシルバーウルフ、ライトショアジギング関連のルアーの開発を担当。自身のツイッターではDAIWAの新製品関連の情報を積極的にツイートしているので今すぐフォローすべし!
――初心者にも優しいハイコスパメタルジグが遂にリニューアルされるんですね! でもパッと見どこが変わったか…ちょっと分かりづらいかも…(汗)。
西井「確かに一見すると、旧モデルがなければ違いが分からないかもしれませんね(苦笑)。ですが、実は見た目以上に性能は大きく変わっているんです!
まずヘッドの部分ですが、旧モデルでは顔のエラの部分が厚くなっていることで、フロントに重心がいきがちになり、キャストした際にも風の影響を受けやすく、飛距離が伸びにくい点がありました」
西井「しかし、新モデルは顔のエラの部分を薄くしています。これをすることでフロントよりだった重心が若干センターからリアに寄り飛距離が安定することはもちろん、水切りもよくなりアクションレスポンスが向上するようになりました」
――確かに! 比較してみると全然違いますね!! ヘッドがスリムになればキャスト時も水中においても抵抗は大きく変わりますね!
西井「またボディ腹部も前モデルでは少し丸みがかった幅広の形状をしていたのですが、その部分もスリムになることで同じく飛距離の向上、シャクリ抵抗も軽減し、よりキレのよいアクション生み出せます。もちろんフックの糸絡みも減少します」
――ビギナーが初めて使うにはより最適な仕様になっていますね!
西井「さらにフックにもこだわっています。旧モデルではオーソドックスなラウンド型のトリプルフックを採用していたのですが、新サムライジグには高強度ワイヤーを使った太軸フックが搭載されています。不意な大物が掛かってもしっかり耐えうる強度を持たせながらも、針先も鋭く刺さりやすい形状です。
西井「またフロント部のアシストフックも、旧モデルではアシストラインが長めでしたが、新モデルは短くなっています。短くなることでフッキングレスポンスも向上し糸絡みも解消、またフックにはフッ素コートで刺さりの良いサクサスフックを採用しています」
――ショアジギングではビギナーでも不意な大物がヒットすることもあれば、チャンスが少ないタフなシチュエーションもあります。新サムライジグのフックセッティングならば不足はありませんね。
西井「そしてなんと言っても旧モデルからお値段も若干下がっております! ビギナーだけでなく、ベテランのショアジギファンにも是非とも使って頂きたいです」
――まさか、ここまで進化しているのに価格もリーズナブルになっているとは…。なんという企業努力(泣)。 これならばサイズ違いやカラー違いでも揃えやすい! 流石としか言いようがありません!!
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