釣り竿、リールはもちろんのこと、ルアー釣りならばルアーを収納したボックス一式、ラインカッター(ハサミ)、フィッシュグリップ、フック外し用ペンチなどは必需品と言えるでしょう。エサ釣りならば釣り竿、リールに加えて仕掛け一式、エサおよびエサ収納ボックス、足場が高ければ伸縮可能なタモ網、フック外し用ペンチなどなど、必須用品は多岐にわたります。特に「コレがあるとさらに便利&快適」というグッズをご紹介します。
釣り場で便利なアイテム
意外と持っていく人が少ないという印象がありますが、便利なのがタオルです。魚やエサを触ったり、釣り場では様々なシーンで手が汚れます。釣行後ともなれば水を浴びたりして全身汚れていることも。釣行中と釣行後用に2枚あると重宝します。
絶対に必要というわけではないですが、20~30Lの容積を持つクーラーボックスがあれば、お弁当やドリンクを入れておくのに便利。釣れた魚を持って帰ることもできます。また、強度が十分なモデルなら、イスとしても使えます。立ちっぱなしになったり、意外と座れる環境は脚に負担がかかるもの。クーラーボックスでなくても、折りたたみ椅子も役立ちます。
水くみバケツも魚のヌメリやエサで汚れた手を洗ったり、釣り場の清掃をするのに役立ちます。また、ヒレやエラの部分が鋭利な形状になっていて素手で持つのは危ない魚もいるので、魚バサミなどもあると安全にキープすることができます。
釣り場で快適に過ごすための服装や持ち物
釣りに限らずですが、アウトドアアクティビティで大敵になるのは『自然現象』です。例えば日陰が少ない釣り場ならば太陽光が直に降り注ぐのはもちろん水面からの照り返しもあり、その影響をダブルで受けることになるので日焼け対策&熱中症対策はとても大事です。帽子やフード付きウェアで直射日光を避けるのはもちろん、サングラスも着用して紫外線から目を保護しましょう。
偏光サングラスは水面の反射光を軽減して、水中の魚の様子もわかりやすくなります。水面の反射は1日中見ていると目に大きな負担がかかります。ぜひ試してみてください。
また、突然の風雨に見舞われることも珍しくないので、レインウェアは常備しておきましょう。その他ウェットティッシュやタオルなど、汗や汚れをサッと拭き取れるものがあると、釣り場での快適性は大幅にアップします。
命を守るライフジャケットは忘れずに購入しよう!
本来ならば最初にお話しするべきことかもしれませんが、釣りを含めた水辺のレジャーを楽しむ場合は、必ずライフジャケットを購入&着用してください。ライフジャケットで魚が釣れるわけではないので、おカネを使う順位としては二の次三の次になりそうなところですが、万が一のときに生命を守るという意味ではもっとも重量視すべき、もっともおカネをかけるべき道具になります。なお、子供が大人用のライフジャケットを着用した場合、身体にフィットせずに水中で脱げてしまうことも多々あるので、必ず子供専用サイズを着用させてあげてください。
アレ、忘れた! ということがないように……
釣りは魚種によって、もしくは釣り方によって持って行く道具が多いこともあるので、余裕を持って前日に用意しておくことをおすすめします。「いやいや……さすがに釣り道具は忘れないでしょ!」と思っている方々もいるでしょうが、実際に「釣り竿は持ってきたけどリールを忘れた」とか「魚をすくうタモ網を忘れた」とか、結構多いんです。
釣りはアウトドアレジャーですので、釣り用具や持ち物は多岐に渡ります。入念に準備するようにしましょう。