必ず釣れる「堤防ライトルアー」の釣り場選択!【 メジャークラフト・ヒロセマンおすすめ】



常に全国各地のどこかの釣り場に立ち、常に何かを釣り上げている釣り人がいます。そう、ヒロセマンこと、メジャークラフトの広瀬達樹さんです。雑誌やテレビ、ウェブサイトなど様々なメディアで活躍していますが、特筆すべきは彼の取材成功率です。「ライトゲーム」をテーマに、必ず釣る男の必ず釣る方法を探っていくことにしました。

語って頂くのはメジャークラフトが誇るスーパーメディアアングラー・ヒロセマン!!

連日の取材で少々お疲れモードのヒロセマン。ですが、必ず釣ります、そして釣らせます!

【Profile】

広瀬達樹(ひろせ・たつき)

あらゆるジャンルの釣りに精通し、抜群の取材成功率を誇る、スーパーメディアアングラー。関わっていないものを探すほうが難しいほど多くのメディアに登場し、”ヒロセマン”の愛称で知られるルアーフィッシングの伝道師。ビギナーから熟練者まで役立つわかりやすい解説にはとても定評がある。

釣りを生業とする人の必釣テクニックが知りたい

「ずっと釣りをしていたい。なら仕事にするのはどうだろう?」と、釣りが好きな人であれば、一度はこんなこと考えたことがあるのではないでしょうか。釣り場に出かけ、ひたすら魚を追いかけ、釣りに明け暮れる生活に憧れる人も少なくないはずです。

そんな生活を実際に送っているのが、今回の主役・ヒロセマンです。毎週放送されるテレビ番組や、雑誌、ウェブなどの取材をこなしながら、ほぼ毎日釣り場に立っているのではないでしょうか。

ただし! 取材となると「釣果を残す」という大きな課題もまた同時に発生するのです。過密スケジュールで再取材を行う余裕はないことも難しく、大きなプレッシャーの中で、それでもヒロセマンは多くのメディアから信頼されているのは、その釣果を出しているからなのです。

では、取材で確実に「釣る」ために、ヒロセマンはどんなところを重要視しているのでしょうか。派手さやインパクトだけが重要ではない「誰にでもできるテクニック」にスポットを当ててヒロセマン流の必釣テクを紹介していきましょう。

テレビ撮影の同行取材「ヒロセマンwithシバター」

ヒロセマンのスケジュールが超過密だったこともあり、今回は三重テレビ放送の釣り番組「ルアー合衆国」さんとの合同取材となりました。こちらの映像はYouTubeにもアップされるのであわせてチェックしてみてください! 

また、今回は”シバター”こと柴田正夫さんもサポートアングラーとして駆けつけてくれました! ライトなルアーフィッシングだからこそ、ワイワイガヤガヤラフに楽しむのもまた、一興ですよね。



必釣テク1「ライトゲームは釣れる!」

ライトゲームの3大ターゲット

アジ
メバル
カサゴ(ガシラ)

ライトゲームはアジやメバル、カサゴなどをターゲットに、全国各地の身近な漁港から磯場、サーフとさまざまな場所で楽しめる釣りです。前述の3魚種以外にもカマスやメッキなどターゲットの数が豊富なところも魅力のひとつになるでしょう。

ライトゲームの中には、アジを狙う「アジング」やメバルを狙う「メバリング」など、より細分化され、特化した釣り方やアイテムがリリースされているジャンルも存在します。そんな奥深さもライトゲームの魅力となっています。

必釣テク2「釣りやすさと魚の豊富さを意識した釣り場選択が重要です」

釣り場選択だけでなく、釣り場の中の狙い所を探すことも大事

釣果を得るためには、釣りやすい場所を探し当てることもテクニックのひとつです。釣り場に向かう前の釣り場選びはもちろんのこと、選んだ釣り場のどこにターゲットが潜んでいるか、という点も意識してみてください。

釣り場選びでは、事前に得られる情報から釣り場の状況を予想し、最適な場所(地域)を選んでいきます。比較的簡単に調べられるのが風向きや潮回りですが、より詳しく釣り場を知ろうと思えば釣具店などでアップされている「釣果情報」や、釣り場の地形を把握するための「航空写真」なども活用していきます。

今回の実釣フィールドは渡鹿野島(わたかのじま)【三重県】

人為的プレッシャーを避けるという意味でも、離島を選択するのもひとつのアイデアです。

今回訪れたのは三重県志摩市の渡鹿野島。島へは一般客も利用する渡船で渡ります。早朝から午後10時頃まで、利用者の多い時間は10分に一度ほど運行しているのでほとんど待つことがありません。

時間帯や荷物の量で異なるものの片道数百円程度で渡ることができて、料金は島についた際に船頭に支払うシステムです。釣り場は渡船船着きの漁港を囲む堤防で、徒歩5分ほどで到着。

常夜灯があり夜間でも明るく比較的安全。周辺には消波ブロック帯もあり、港内と沖の両側が狙える好スポットです!

「常夜灯は点灯してもすぐ釣れるわけはない。食物連鎖を意識して、明暗部を狙おう!」

いい釣り場をチョイスしたからと言って、釣果が得られるわけではありません。当然ながら、到着した釣り場一帯に魚がいるわけではなく、魚がいる場所を探していくことも重要です。

例えばそれは、岸壁際や沈み根といったストラクチャー周辺だったり、常夜灯周りといった変化のあるポイントになります。

また、時間帯や潮流による活性の変化、魚種ごとの性格の違い、捕食対象となるベイトの有無によっても異なります。そのため狙うポイントごとに朝夕のマヅメ時などの釣れる「時合い」があり、そういった時間帯を意識しながら釣りをすることで、より釣果に期待が持てます。

じゃあどんな場所が釣れるポイントなの?

常夜灯周辺で魚が釣れる理由は、捕食するベイトが集まるからです。ベイトは光に寄ってくる性格のあるプランクトンを捕食するために集まり、プランクトン→ベイト→ターゲットといった食物連鎖が形成されて成り立ちます。そのため灯りが灯ったと同時に釣れ始めることはあまりなかったりもします。

アジやメバルだけでなく、普段はストラクチャーを好むシーバスなどもベイトがいれば、ストラクチャーから離れて泳ぎ回ったりもします。

ポイントを絞っていくと、明暗部(常夜灯の灯りの切れ目)が狙いめとなり、さらに細かく絞っていくと、アジは光が当たる明部、メバルは暗部にいるケースが非常に多いものです。この境目に沿ってルアーを通したりするとよりヒット率が向上するでしょう。

魚の付き場となり得る場所を表したイラスト。障害物や海藻の周辺に付く魚もいれば、プランクトンなどを捕食するために常夜灯周りに集まる魚もいる。

「見過ごしがしな足元も要チェックですよ!」

ルアーフィッシングはルアーを投げて引いてくるのが基本的な動作ですが、沖を意識するだけでなく、足元直下の岸壁沿いも狙い目です。意外と見過ごしがちなポイントですが、魚が身を隠しやすい場所のひとつとなっています。

遠投する必要もなく、真下に落とすだけなので、キャストが苦手なビギナーや強風でルアーが飛ばない時でも狙いやすいポイントです。一度ボトムまで落としゆっくりと巻き上げて誘っていくのも効果的でしょう。

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