プロフェッショナルアングラー、つまり釣りを専業とするエキスパートは、現場でどのような道具を使っているのか? 今回は、シマノのインストラクターとして活躍する湯川マサタカさんの、春エギング実釣スタイルをチェックしてみましょう!
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「第一陣に出会ったら3、4kgの可能性もある」ということで、ロッドはリミテッドシリーズでもっともパワーのあるS86Mをセレクト。
湯川「3.5号のエギを軽い力でしっかり動かせて、エギの移動距離を抑えたジャークもしやすい。感度もリミテッドの中で一番だと思います」
セフィアシリーズの最高峰となるリミテッド。全5機種がラインナップされますが、中でも最もパワーのある86Mは、春イカを攻略する上での要となるモデルです。4号サイズのエギまで対応しており、3kgサイズの大型アオリイカがヒットしても、余裕のあるパワーで確実に足元まで寄せてこられるのが特徴です。
また、湯川さんも説明している通り、パワーだけでなく感度面でも非常に優れた性能を持っているため、実は繊細なエギ操作や藻場攻略が必要な春イカ狙いに最適な機種だと言えるでしょう。
さらに、リールに関しても、最新のステラを使用しています。これまで、湯川さんはC3000番を使用していたのですが、今年登場した新しいステラから1番手サイズを落としたモデルを選択しているのですが、これには理由が…。
湯川「今まではC3000を使っていましたが、ギアもドラグも強くなったのでひと番手小型でも問題なく使えます。もちろん、春イカでも何の不安もありません。ベストなセッティングですね」
磯場などをとにかく歩き、足を使ってアオリイカを探るスタイルの湯川さんにとって、ウェア類はタックルと同様に重要なアイテムとなります。まずは、フットウェアからチェックしていきましょう。
磯を歩く際に重要なのは、シューズのグリップ力。特に、波打ち際などはコケがはえていて滑りやすく危険です。そこで必要となるのが、フェルト底やスパイクピンの打たれた専用シューズです。湯川さんが着用するのは、シマノのウェーディング用のシューズですが、磯歩き用としても重宝するアイテム。あるきやすく、フェルト&スパイクピンで地面をしっかりとホールドしてくれます。
湯川さんは新しいウェアに身を包み戦力アップ。
湯川「レインウェアですけど素材に伸縮性のあるゴアテックス プロを使っているので非常に動きやすい。軽くてゴワつきもなく着心地も良いです。擦れにも強いので、磯をガンガン歩く自分にぴったりのウェアです。あとフードもお気に入りで、後部のドローコードで調整すればフィット感が抜群。風でバタついたり、雨の日に滴が顔に垂れたりしないから、天気の悪い日も快適に釣りが楽しめます!」
ちなみに、上下合わせたお値段は143,000円(税別)となります。
春イカに関わらず、エギングでは偏光レンズが必須のアイテム。藻場を探したり、シモリを見つけたり、あるいは水中を泳ぐベイトフィッシュやアオリイカの姿を探したり。湯川さんが実釣で使用する偏光グラスをチェックしてみましょう。
実釣で湯川さんがかけている偏光グラスは、写真手前のSTL101(シマノ)です。多くのアングラーが信頼をするタレックス社の偏光レンズを搭載するコラボモデルとなります。
湯川「オールチタンフレームで軽くてズレにくく、快適なかけ心地です。レンズはイーズグリーンとトゥルービュースポーツの2色があり、とくにイーズグリーンは同系色の藻がすごく見やすい。春イカ狙いにぴったりです」。
ちなみに写真奥は、スポーツタイプのSTL301となります。
いかがだったでしょうか? さすがプロフェッショナルアングラー、いずれも最上級品を使用しているのがわかりましたね。気になるアイテムがあれば、是非、実際にお店などでチェックしてみてくださいね!
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