メガバス「X-80」シリーズが東京湾ボートシーバスの定番といえる理由を名物船長が解説!



東京湾ボートゲームを代表するターゲットがシーバスです。「乗ったら釣れる」と言われるほど人気の船宿『Bay Works(ベイワークス)』のキャプテン・遠藤逸郎さんに「釣れるコツ」を初級から上級までのステップアップ形式で教えてもらったので全3本のシリーズ形式でお届けします!

遊漁船船長にして、メガバスプロスタッフ!

【Profile】

遠藤逸郎(えんどう・いつろう)

1988年生まれ、神奈川県出身。幼少期から釣りにのめり込み、海洋系の大学卒業後はメガバスに入社。その後、修行期間を経て若干20代にして遊漁船「Bay Works Tokyo」をスタートした若きキャプテン。現在、メガバスのサポートを受ける。

敏腕船長の解説はかなり必見です!

シーバスボートフィッシングではどんなルアーを使って、どのように釣ればいいのか? そんな悩みに応えてくれたのが遠藤逸郎さんです。

勝どき、浅草、足立区という東京のど真ん中から出船する船宿『Bay Works』のキャプテンを務める人物で、手ぶらプランを始め丁寧な接客、そして「釣らせる腕」にも定評があります。

遠藤さんによれば、昨今の釣りブームもあって船に乗る釣り人の数がグングン増えているといいます。

遠藤「今回は少しでもボートフィッシングの魅力を感じてもらうためにカテゴリーを3つに分けてみました。ひとつが初級編と題し、ビギナーの方に最初に使ってもらいたいルアー中心の話。もうひとつは中級編と題してある程度経験のある方に向けた『定番ルアー』の提案。そして最後に昨今ブームの『デカトップ』を楽しむにはどうしたら良いか。これらの解説を進めていきたいと思います」

元メガバス社員でボートフィッシングの経験も25年以上の敏腕船長による解説は必見! ルアーを始めタックルセッティングに至るまで多角的に解説してもらいます!

初級編はこちら

基準の2機種と強風攻略の重心移動

釣りの経験はあるけどボートフィッシングは初めて、というアングラーに遠藤さんがオススメするのが『X-80シリーズ(メガバス)』です!

『X-80マグナム』でキャッチしたシーバス。

遠藤「陸っぱり、ボート問わずシリーズ自体が『定番ルアー』として定着していますが、シリーズの中でも用途別に細かく分かれています。全部使い分けるのは最初は難しいと思うので、なかでもオススメの『まず最初に』使ってもらいたいルアーをピックアップしてみました」

シーバスは大型狙いにこだわった釣り方が注目されがちだが、使い分けで数釣りが楽しめるのもこのシリーズがのメリットである、と遠藤さん。

遠藤「1番釣りやすいと思われるのが、梅雨時期ごろから見られるイワシの群れ。船で走っていると一面イワシだらけという日も少なくありません。その時期のサイズに合わせるとすれば、やはりオリジナルの『X-80SW』でしょう。ルアーのレスポンスが優れているので、橋脚周りや壁際などのスポット攻略にも長けています。ベイトが大きくなる秋冬は『X-80マグナム』のシルエットと動きの強さを生かした攻略がよくなってきます」

選択肢としてわかりやすいのが、これら2種のルアーの使い分けです。

遠藤「あとは強風時ですね。マグナムもぶっ飛び系なのですが、オープンウォーターにイワシが群れている状況など小型のルアーを遠投したいシーンも結構あります。そんなシーンのために『X-80SW』のLBO搭載モデルを忍ばせておくことをオススメします」



季節や状況に応じて『X-80』シリーズから適切なセレクトを

春から夏にはイワシサイズを意識した『X-80SW(メガバス)』をセレクト

  • サイズ:80.5mm
  • ウエイト:11g(スローシンキング)、14g(シンキング)
  • 価格:1,700円〜1,780円(税別)

遠藤「シーバスはベイトへの依存性が強い魚。春夏はイワシがメインベイトとなることが多くなるのですが、この時期のイワシのサイズと同等なのがオリジナルの『X-80SW』です。ただ巻きでもしっかりとシーバスのフーディングレーンに入ってくれるし、ロッドワークを駆使したジャークなどにも対応する、定番と言えども懐の深いミノーです」

秋から冬には大型ベイトを意識した『X-80マグナム(メガバス)』をセレクト

遠藤「秋の爆釣シーズンには大型のルアーが強いですね。同時期に狙えるサワラにも、このルアーはかなり効果的!」

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メガバス(Megabass)
  • サイズ:115mm
  • ウエイト:17.5g
  • タイプ:シンキング
  • 価格:2,050円(税別)

遠藤「秋になると、コノシロを代表とした大型のベイトパターンが盛り上がってきます。オープンウォーターを探っていくことも増えてくるので、よく飛んでボディサイズでしっかりとアピールしてくれる『X-80マグナム』が活躍してくれます。シーバスのレンジが下がることもあるので、そのタイミングではミッドレンジを探れる『X-80マグナム+1』を投入することもありますね」

強風やオープンエリアの広範囲攻略には『X-80SW LBO(メガバス)』をセレクト

  • サイズ:82mm
  • ウエイト:12g
  • タイプ:シンキング
  • 価格:1,890円(税別)

遠藤「強風時や飛距離を稼ぎたいシーンに強いのが新重心移動システム『LBO II』を搭載した『X-80SW LBO』。とくに春夏のイワシパターンのタイミングで『X-80SW』使いたいけど飛距離が足りない…またはオープンウォーターにいるベイトを喰っているときは広範囲を探りたいものですので、『LBO II』を搭載したこのモデルは強いですね」

ボートシーバスに挑むべきタックルセッティング

遠藤「ちなみに僕がいつもオススメしているのが、ベイトタックルです。設定さえしっかりしておけばトラブルも少ないですし、パワーもあるのでキャッチした後のやりとりが楽。基本はMかMLクラスの6〜7ftのロッドにPE1.5号とフロロカーボンのリーダー20lbをベイトリールに巻いてください。とお伝えしています」

都会のど真ん中から出船!「Bay Works Tokyo Fishing」

ビギナーの受け入れにも力を入れる船宿。必要な道具はすべてレンタル可能で、手ぶらで参加できるのがうれしい。中には初めての釣りで70cmオーバーのシーバスを釣ったキッズもいるとか! 経験豊富な船長は、親切丁寧でホスピタリティも非常に高いことで有名です。

銀座線浅草駅1番出口から徒歩10秒の居酒屋「酒場寅鈴」と提携しており、釣れた魚をそのまま持ち込んで調理してもらえるサービスもある。詳細はWebサイトを参照。

HP:https://bayworks-tokyo.info/

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