DAIWAから「とにかく切れない」最強クラスのフロロラインが登場!トッププロも太鼓判を押す『スティーズ フロロ クロスリンク』の安心感とは!?



DAIWAのフロロラインシリーズに、最上級モデルである『スティーズ フロロ クロスリンク』が追加! 独自の最強樹脂によって、これまでとは別次元の「強さ」を実現したというこのラインの使用感は? 青木唯さんと赤羽修弥さん、ふたりの最強プロのインプレッションをお聞きしました! 

スティーズ フロロ X’LINK(クロスリンク)とは!?

これまで「モンスターブレイブZ」シリーズや「タトゥーラ タイプナイロン」はたまた「UVFタトゥーラセンサー」などフロロ、ナイロン、PE問わず数々の名作バス用ラインを輩出してきたDAIWAから、2022年度新たにリリースされるのが「スティーズ フロロクロスリンク」。

DAIWAの独自の最強樹脂「タフレジン」を加え、またラインの分子間に架橋構造(クロスリンク)させることにより強度がアップ!さらに糸としての性能を引き出す「ナノコントロール製法」を採用することで、結節強力アップすることはもちろん、糸グセが取れやすく高感度化も実現。

DAIWAバスライン史上最強、且つ頂点を極めたフロロカーボンラインが「スティーズ フロロクロスリンク」なのだ。

【スペック】

  • サイズ(lb):2、2.5、3、4、5、6、7、8、10、12、13、14、16、20
  • 糸巻き量(m):120m
  • カラー:ナチュラル
  • 価格:3,400円(2~14lb)、3,800円(16~20lb)




青木唯「1尾の価値が高まるトーナメントではクロスリンクの強度が武器になる」 

【Profile】

青木唯(あおき・ゆい)

1999年生まれ。山形県出身、山梨県在住。現在再注目の若手アングラー。2021年は、JBTOP50の弥栄ダム戦で優勝し、年間成績は4位。JBマスターズでは河口湖と野尻湖を優勝と、次世代のスター候補の活躍を見せる。本年度よりDAIWAとスポンサー契約を結んだ。

 

根掛かりしてもなかなか切れない、そこで強度を実感できた!

――DAIWAの最高峰フロロラインとして誕生したスティーズ フロロクロスリンクですが、青木さんが使ってみての印象は? 

青木「最初に使ったときの感想は、割としなやかで使いやすいなと思いました。そしてとにかく強い。ラインの品質が均一で、どこの部分をとっても凹凸が無く、ちゃんと断面が真円になっているから、強度も保たれているんじゃないかと思います。

16lbを使って釣りをしていたときに根掛かりをしてしまって、どうしても取れなかったんで最後に手でラインを持って思い切り引っ張んたんです。そうしたら指の皮膚が切れましたからね。傷はすぐに治ったのですが、このラインはやばい、めちゃくちゃ強いなと思いました。だからこそ、このラインなら安心できるってなりましたよね」 

――傷が無事に治ったようでよかったです!細い番手もよく使いますか? 

青木「はい、河口湖などでは使うラインも細くなりますが、切れる心配がないので安心してファイトできるし、50アップを何本も釣ってます。クロスリンクは本当に信頼してますよ。クロスリンクは硬すぎず柔らかすぎないちょうどいい使用感で、感度もバッチリ。

ライトラインでもしっかりバイトが伝わるようにできてるなぁと感じます。ライトラインでも根掛かりしたらなかなか切れない強度がありますよ」 

――では、具体的にはどんな釣りにこのラインを使っていますか? 

青木「フロロラインを巻くタックルなら全てクロスリンクを使いたいですね。やはり使っていての安心感や信用というのがあるので、ワーミングでも巻きの釣りでも使っていきたいと思います。特にカバー撃ちでこの強度は生きてくるんじゃないでしょうか」

青木「カバーの中でバスをヒットさせて、ラインがカバーに擦れながらでも安心てファイトできる。そう簡単に切れるような代物じゃないっていうのがあるんで。その安心感があるから思い切りフッキングできるし、それが魚のキャッチにも繋がると思います。ファイト中のラインブレイクは今まで一度もありませんよ。キャスト切れや変なライントラブルも特にありません。

またPEタックルのリーダーとしても使っていて、使用感も申し分なし。僕からしたらなんでもこなせる最上級のフロロラインという感じです」

青木「あとは、13lbのラインナップがあるのが嬉しいですね。12lbじゃ細い、14lbじゃ太いというシチュエーションはけっこうありますからね。ここの1lbの差で使い心地はかなり変わってきますから。自分のような1尾の価値が高まるトーナメントをされている方はぜひ使ってみて欲しいですね」 

赤羽修弥「細ラインでカバーを攻めるベイトフィネスでクロスリンクのメリットを感じる」 

【Profile】

赤羽修弥 (あかばね・しゅうや)

1966年生まれ。W.B.S.プロアングラー。2008〜2010年にかけてバサーオールスタークラシックを3連覇。2021バサーオールスタークラシックKOK優勝と、カスミ水系では他を寄せ付けない強さを誇る。 

これまで紙一重で獲れなかったような魚がキャッチできるようになる 

赤羽「クロスリンクはカバーに対する耐久性がかなりアップしていますね。クイや石などに擦れても切れる心配が無いし、結束部分も強く締まる。高い結束強度が得られて、結束切れの心配がないという感じです。弱いラインだと、結束したときにラインが潰れてそこで強度が落ちたりするんですが、クロスリンクは強度が保たれている。

それに、クイ周りや消波ブロック内で魚をヒットさせて、ゴリゴリ擦れながらのファイトでも切れずに上がってきてくれるっていう。今まで紙一重で獲れなかった魚も取り込めるというか。とにかく安心して使えるラインということですよね。

使用感としてはめちゃくちゃしなやかなというよりは、パリッとした適度な張りがある印象。なので、フリーリグなどラインスラックを出しながらバイトを取っていくような釣りにも向いていますよね。当たりがダイレクトに出ますし、それでいて操作性に支障はありません」 

――やはりカバーを攻めるワーミングなどでメリットを感じやすいんでしょうか? 

赤羽「そうですね。ただ、フロロラインとしてのバーサタイル性があるんで、自分はスピナベなどの巻物にも使っていますよ。基本的には今はクロスリンクメイン。ライトリグからベイトフィネス、カバー撃ちまで、フロロの釣りは全てこのラインでやっています。

強度がアップしているんで、ライトラインでは特にそのメリットを感じやすいと思いますよ。8〜10lbを使ったベイトフィネスで、カバーに絡めながらネコリグやヘビダンを入れていく釣りにも安心して使えると思います」 

――では、このクロスリンクはどのようなアングラーに使って欲しいですか? 

赤羽「これまでノット部分で切れたり、ファイト中にラインブレイクを経験したことがある人は、ぜひ一度使ってみて欲しいです。どうしても魚が獲りたい、バラしたくないという場面では、やっぱり後悔したくないじゃないですか。これはトーナメンターでも一般のアングラーでも同じだと思います。それにラインブレイクをしたら魚にも申し訳ない。特にトーナメントではちょっとしたことに不安を持ちたくないもので、そこで大事なのが安心感です。

赤羽「これまでクロスリンクを使っていて期待以上の成果を出しているんで、信頼度は高いです。決して安いラインではないですが、120m巻きなので60mづつ使えば2回分・2台分になりますし、40mづつだったら3回分・3台分は使える。あとは、リーダーとしても使えるので、余っても有効活用できますよ」 

先月下旬に開催されたWBS第2戦では第3位に!よりタフな状況下においても赤羽選手をサポートしてくれる「縁の下の力持ち」となるラインだ。