いよいよ9月に発売される『月下美人EX』。アジ専用、メバル専用ではなく、釣法をコンセプトに送り出す月下美人の最高峰それが『月下美人EX』だ。前作に比べ、ブランクスからガイド、リールシートに至るまですべてをアップデート。
●文:ルアマガプラス編集部
水中を見ているかのような高感度を実現
まるで水中を見ているかのような感度を実現するため、ルアーロッドにおける最高級クラスのカーボンを素材を使用して、磨き上げた繋がりが良く鋭敏なブランクス。軽量・高感度のAGS TYPE-R。手にすっぽりとフィットする新型のゼロシート コンパクトフィットを搭載。
岩崎林太郎&渡邉長士の意見を取り入れて製作された
調子においては強力なテスター(岩崎林太郎氏と渡邉長士氏)の意見をベースに作成。「手に響く」ようなアタリと、アワセが鋭く決まるのに、曲げ込んで楽しいブランクスが上級ライトゲーマーを虜にする。
岩崎林太郎さんの感想
「投げた瞬間のシャープさが全然ちがう。柔らかさとハリの相反する性能を併せ持っている」
渡邉長士さんの感想
「ルアーの存在が手に取るようにわかりますね、すごく操作性が良いです。アジがルアーをついばむのがわかる!」
『月下美人EX』最高峰の高感度を支える技術がすごい!
ロッドを握りながら水中の様子、魚がルアーをついばむ様子がわかるほどの高感度を支えるのは随所に待ち切らされたテクノロジーによるもの。DAIWA独自技術も織り込まれた最高峰の逸品だ。
最高峰のブランクス
月下美人シリーズの人気番手をベースに、テスターとダイワテクノロジーで性能をとことん昇華。キンキンの感度を持つSVFコンパイルX ナノプラスをV-JOINTαでの印籠で繋ぎ、X45Xで補強。月下美人史上最高の感度と、操作性。さらには、繋がりの良さがもたらすキャストやファイトといった曲げる楽しさも兼ね備えている。
ショートフットのAGS TYPE-R
究極の軽さと繋がりの良さを求めて、AGS TYPE-RのショートフットタイプをCWSで固定。感度を極力逃がさず、ブランクスの性能を最大限まで引き出すセッティング。また、トップからティップ部分は超軽量なΦ4mmガイドなので、操作性、感度に加え、ライン放出性もよいセッティング。
繊細な釣りのために作り上げたリールシート
最高の月下美人ロッドを作るために作りこんだ、手のひらに馴染む形状を追求したゼロシート コンパクトフィットを搭載。軽い握り心地を実現したことで、余計な力が抜け手感度がさらに高まっている。
月下美人EXのラインナップは全4種類
月下美人EX 510UL-S・Q ~麗(REI)
超軽量なジグヘッドリグ専用ロッド。マイクロルアーの状態を正確に把握し、的確に操作する。違和感なく食い込ませ、シャープに掛ける。そんな相反する要素を究極まで追い求めたブランクスは、しなやかさと張りを理想的なバランスで兼ね備える。マイクロゲームの理想形を追求した華麗なブランクスは、美しいベンドカーブでアジ・メバルを往なす。
月下美人EX 66L-S・Q ~凛(RIN)
掛け調子のジグヘッドリグロッドのスタンダードとして、ジグヘッドリグの釣りの醍醐味であるルアーの操作性と、リニアな掛け感を突き詰めた。ジグヘッドリグやスプリットショット、メタルジグなどを駆使し、積極的に誘って掛けるアクティブなゲーム展開を得意とする。凛とした張りのあるブランクスが、抜群の操作性と切れのあるアワセでゲームの主導権を握る。
月下美人EX 68L-T・Q ~冴(SAE)
鋭敏なチューブラーティップと短めのレングスが冴えわたる感度と操作性実現。シンペンやトップといったプラグから、メタルジグ、ワームまで幅広いルアーを自在に操り、ダイレクトにアジ・メバルと対峙するためのテクニカルモデル。あらゆるルアーを駆使して状況にアジャストし、アタリを瞬時に掛ける一方、ファイトでは粘り調子に性格を変えて大物の引きを制御。攻めと柔軟性を合わせ持つ。
月下美人EX 74UL-S・Q ~絃(GEN)
しなやかながら張りと粘りのあるブランクスが、小型プラグやジグヘッドリグを遠投、ルアーの動きに追従し、わずかな流れの変化をも捉える。楽器が絃の張りを変えて旋律を奏でるように、ラインテンションを操ってルアーの動きや軌道を自在に変える。リトリーブ、ドリフト、ステイ……ルアーに生命を宿すかの如く、自然に波間を漂わせてアジ・メバルを誘惑する。
月下美人EXスペック表
品名 | 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 自重 (g) | 先径/元径 (mm) | ルアー 重量 (g) | 適合ライン (lb.) | 適合ライン PE (号) | カーボン 含有率 (%) | メーカー希望 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
510UL-S | 1.78 | 2 | 92 | 43 | 0.7/6.8 | 0.3-5 | 1-3 | 0.1-0.3 | 100 | 63,000 |
66L-S | 1.98 | 2 | 102 | 47 | 0.6/7.8 | 0.5-8 | 1.5-4 | 0.1-0.4 | 100 | 65,000 |
68L-T | 2.03 | 2 | 104 | 48 | 1.1/7.8 | 0.5-8 | 1.5-4 | 0.1-0.4 | 98 | 65,000 |
74UL-S | 2.24 | 2 | 115 | 51 | 0.7/8.3 | 0.3-5 | 1-3 | 0.1-0.3 | 99 | 66,000 |
月下美人EXの紹介動画はこちら
※本記事は”ルアーマガジンソルト”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。
よく読まれている記事
九州は福岡の遠賀川のフィールドレポートを寄稿してくれている山口諒也さん。今回は、福岡県にある二級河川「長峡川」での釣りをレポート。台風の影響で水が激減してしまった様子だが… いつもの遠賀川ではなく、「[…]
バスフィッシングの達人「折金一樹」さんが各地での釣りとホームの千葉リザーバーの状況をお伝えする「オリキンもばいる」。今回は、千葉県は亀山湖での釣りをレポート。様々な悪条件が重なってしまったが、どう打開[…]
関東屈指のバス釣りフィールド、房総半島にある亀山湖。このフィールドのリアルな状況を詳しく解説してくれるのが、城ノ上巧さんだ。今回は、9月下旬、ようやく秋めいてきた亀山湖での釣りをレポート。 涼しくなっ[…]
本場アメリカで磨き込まれたDAIWAベイトリールのワールドスタンダードモデル『タトゥーラ』が、ついに第3世代へと突入。過酷なトーナメントシーンにも耐え得る高い耐久性はそのままに、タトゥーラシリーズとし[…]
バスフィッシングにおいてもっとも身近な外道、否、ゲストのブルーギル。好奇心旺盛な性格でどこか憎めないこの魚を、水中から観察するとどのようなことがわかってくるのか。水中写真家の佐々木浩之さんに話を聞いて[…]