アジング王バトル! 出場選手が実戦使用した釣り勝つためのタックル&ルアーを一挙紹介![萩原 徹vs蘆原 仁]

ルアーマガジンソルト誌上で不定期連載されているアジング対戦企画「アジング王バトルBOAT」。第二回で対戦した2人のエキスパートアングラーが、勝つために使用した、本当に信頼するタックルとルアーを紹介! アジング実釣時の参考になるヒント満載!

●文:ルアーマガジンソルト編集部

2024 新製品情報

蘆原 仁あしはら・ひとし

神奈川県在住。伊豆半島や房総半島をメインに活躍するライトゲームのエキスパート。シビアな局面で見せる引き出しの多さが持ち味だ。渓流からオフショアのマグロまで愛好するマルチアングラーでもある。東京湾のボートアジング歴は約9年。

萩原 徹(はぎわら・とおる

静岡県在住。アジングのエキスパートでデュオのライトゲームブランド、テトラワークスの責任者を任務。開発のために全国の釣り場に赴き、各地のアジング事情も熟知する。ワイルドな風貌とは裏腹に繊細な釣りを魅せる。東京湾のボートアジング歴は約15年。

蘆原 仁さんのタックルチョイスは、超実戦仕様!

アジング王バトルBOATとは、2人のアジングエキスパートが、ボートで対決する企画。釣ったアジの総重量で勝敗を決する。持ち込めるタックルは2セット。ルアーは、ジグ単オンリーというルール。

ガチンコの勝負となるので、使用するタックルも遊びナシの、本当に釣り勝つための釣果優先の選択となる。そんな条件下で、どんなタックル、そしてルアーを選ぶのか? まずは、蘆原さんの選択を見ていこう。

【使用タックル】

【蘆原さんバトル用 タックル1(写真右)】

  • ロッド:ブラックスターエクストラチューンド S58LX-S ショートソリッドオルタネーティブ(ゼスタ)
  • リール:SLPイ グジストセミオーダーシステム1000(SLP)
  • ハンドル:エアーステア40(DLIVE)
  • ライン:ソルティメイト鯵の糸エステルナイトブルー0.3号(サンライン)
  • リーダ ー:ソルティメイトスモールゲームリー ダー FCII 4Ib(サンライン)

【蘆原さんバトル用 タックル2(写真左)】

  • ロッド:ブラックスターエクストラチューンドS55UL/L-Sザ・フローコントロール(ゼスタ)
  • リール:イグジスト FCLT1000S-P(SLP)
  • ハンドル:エアーステア40(DLIVE)
  • ライン:ソルティメイト 鯵の糸 エステルナイトブルー 0.3号(サンライン)
  • リーダー:ソルティメイト スモールゲームリーダー FCII 4Ib(サンライン)

【使用ルアー】

ダイバーダウンEX1.2g(ゼスタ)+豆アジフリッピー1.35in(ゼスタ)
ダイバーダウンEXは水平姿勢の垂直フォールが得意で縦のストラクチャーをフォールで攻める釣りに○。豆アジフリッピーと組み合わせてアジのサイズが小さいときに使用。

【バレットリブヘッド1.5g(ゼスタ)+アジングニードル2.2in(ゼスタ)】
バレットリブヘッドはヘッドにワームとの一体感を生み出すリブを採用。深めのリブを持つアジングニードルと相性抜群。

【バレットリブヘッド1.5g(ゼスタ)+ビロードスター2.5inケイムラアカアミ(ゼスタ)】
実釣で多用したのがこの組み合わせで、ビロードスターはわずかな水流でもテールがアクションしてアジを誘う。

【バレットリブヘッド1.5g(ゼスタ)+ビロードスター2.5inケイムラクリアシルバー(ゼスタ)】
ワームのカラーローテションも試し、当たりカラーの一つがこれ。ピンクグロークリアシルバーなど芯に色が入るカラーパターンも有効だった

【バレットリブヘッド2g(ゼスタ)+ビロードスター2.5in(ゼスタ)】
ラウンド1では高活性アジをテンポ良く探るためにバレットリブヘッド2gを使用。水深のあるラウンド2でもウェイトを2gに上げる場面があった。

中央手前は対戦の主力ワーム、ビロードスター2.5in(ゼスタ)が満載。ワームは種類別にケースに収納。

ジグヘッドもバレットリブヘッドとダイバーダウンEX(ともにゼスタ)をウェイト別にきっちり。

萩原 徹さんの、実戦アジングタックル

次は、萩原さんのタックルとルアー選択を見ていこう。アンダー1gのアジングを得意とする萩原さんは、ボートでも、その得意な領域でバトルを展開した。

得意とするアンダー1gのアジングを、ボートでも展開した萩原さん。

いつもと同じことをやることで、確実に釣果を重ねていく作戦。その戦略が、タックルやルアーチョイスにも表れていると言えるだろう。まずは、使用タックルから。

【使用タックル】

【萩原さんバトル用 タックル1(写真右)】

  • ロッド:リアクトTWRT-50シューティングモデル(デュオ)
  • リール:イグジストLT2000S-P(DAIWA)
  • ライン:スーパーライトポリエステル0.2号
  • リーダー:ショックリーダースムーズロックプラス4lb(以上東レフィッシング)

【萩原さんバトル用 タックル2(写真左)】

  • ロッド:リアクトTWRT-58プロト(デュオ)
  • リール:イグジスト1003(DAIWA)
  • ライン:スーパーライトポリエステル0.2号
  • リーダー:ショックリーダースムーズロックプラス4lb(以上東レフィッシング)

【使用ルアー】

【ピースヘッドS0.8g(デュオ)+チビバーニーW烈火(デュオ)】
ピースヘッドはテトラワークスの新型ジグヘッドで浮き上がりを抑え、流れに強いのが特徴。新型のバーニーの小型版も実戦投入。

【ピースヘッドS0.8g(デュオ)+チビバーニーアミっこ(デュオ)】
ラウンド3でラッシュをかけたのがこの組み合わせ。確か現場では1gと言っていたはずだが…裏話は68ページで。

【ピースヘッドS1.5g(デュオ)+バーニーUVムラムラっこ(デュオ)】
バーニーは扁平ボディのツインテールでナチュラルな喰わせからハイアピールまで対応するアジング用ワーム。東京湾でも実績がある。

【ピースヘッドS1.5g(デュオ)+バーニーつぶつぶピンク(デュオ)】
ラウンド1、2では1.5gや2gの萩原さんにとっては重めのウェイトも使用。活性の高いアジを効率良く探るが、流れに馴染まず。

ワームはバーニー、チョップなどに加え、新戦力のチビバーニーとテトラワークスシリーズ(デュオ)のアジング対応ワームをフル装備。

ジグヘッドはドリフト主体ならスナップヘッド。速い流れや深場に備えて新型のピースヘッドを用意。

2人のエキスパートの、勝負タックル&ルアーチョイス、いかがだっただろうか? どちらも、実戦を意識したもので、普段のアジングゲームでも参考になる部分があると思う。

なお、蘆原さんと萩原さんが、東京湾でアツいバトルを展開した「アジング王バトルBOAT 第二戦」は、ルアーマガジンソルトDX Vol.2に掲載! バトルの結果が気になる方は、是非誌面の方でチェックしてみてほしい。

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