押忍! 取材で全国各地を駆け回り、いい釣り場を熟知し、経費削減のためにいかに安く行き、泊まる術が染みついた者たちが世の中には存在する。そう、我々釣り雑誌の編集者こそ、最高の釣り旅を提供できる、フィッシングコンシェルジュとしてふさわしいのではないか!? ということで、それぞれ熱い想いの滾る、最高の釣りプランを紹介していくぞ! 今回は大江川&五三川1泊2日プランだ!
●文:ルアーマガジン編集部
最高プラン「大江川&五三川(岐阜県)」
こんにちは、Tの目でございます。ワタクシがオススメするのは中部を代表する大河川・揖斐川水系の大江川&五三川。今や全国区となった老舗2大フィールドを、今回は特別にイヨケンアシストで紹介するぞ!!
Tの目
子供時代、バス釣りのイロハを大江川&五三川で学んだロートル組代表。「人生初バスは大江川。ルアーはモデルA・B02A…感懐~(遠い目)」
宿泊プラン
- 1泊2日(2名・車もしくは新幹線利用)
- 1人あたり約3~40,000円(関東から遠征の場合…宿泊、食事、交通費他)
2日でも回り切れないくらいのスポット、名所が数多くある大江川、五三川。宿泊はビジネス系ホテルが集中している岐阜羽島駅周辺がオススメ。プロショップや量販店が軒を連ねる大垣&岐阜市エリアからも近く、釣り具の補充も可能だ。
アクセス
- 公共交通機関:新幹線・岐阜羽島駅下車、釣り場までレンタカー利用。
- 自動車:名神高速から・養老JCT→東海環状道・養老IC下車。東名阪自動車道から・弥富ICもしくは桑名東IC下車。
- <大江川>海津漁協まで…名神:約20分。東名阪:約30分。岐阜羽島駅:約30分。
- <五三川>細池周辺まで…名神:約5分。東名阪:約40分。岐阜羽島駅:約30分
「バスのクオリティが高いのが魅力!! 腕試しにはもってこい!! プレッシャー高いけど…」
両河川共に遊漁券購入で丸1日楽しい釣りを!!
護岸されたマンメイド系と未舗装のベジテーションカバーが交雑、バスをしっかりストックできる魅力的なスポットが数多く存在する両河川。故に釣り人も多くプレッシャーも高い。
だが、ここまで人気があるのは、何といっても陸っぱりがしやすい環境にある。
大江川は海津市漁協さん、五三川は養老郡漁協さんと、それぞれ目の届くところでキチンと管理がなされているが故の賜物。遊漁券徴収システムの他、中部プロショップ友の会協力のもと、アングラーズパークという釣り人のための無料駐車場が各エリアに併設。
また、五三川では1日300円で出し入れ自由のゴサンパーキングも増設された。地元住民の方々に迷惑をかけない形での、釣りという遊びの継承がなされている貴重なモデルフィールドだけに、ルールとマナー厳守で思いっきり楽しもう!!
大江川&五三川オススメエリア
細池&五三川上流域
上流側に位置する細池と、下流に続く2本の小規模河川が面エリア。足元の護岸に加え、河川対岸に広がるウッドカバーなど、攻めがいのある五三川代表スポット。
東大江川排水機場前
時としてかなりの水量が動く機場周辺は常にバスをストックするスポット。この下流護岸ではFISH it EASY! 6にて大江川自己記録の54.5cmを叩き出している。
大江川&五三川オススメルアー
ストルクロー【10FTU】
小型ボディながら水を大きく撹拌するタイプのワームでカバーに潜むバスに口を使わせよう。
バンタム・ワールドラッシュ56F【シマノ】
護岸沿いや水門周辺など、手広く素早くサーチしていくには、カバー対応のクランクベイトが最適。
大江川&五三川おすすめグルメ
和食処てんじん
御膳メニューが豊富な隠れ家的和食処。半身以上が丼からはみ出している穴子天丼御膳、ボリューム満点!
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!
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