バスデイから、サーフや河口域、さらにはロックショアまでを視野に入れたバーサタイルな新作ルアーが登場する! ラインナップは124mmと140mmの2サイズ展開で、それぞれにシンキングタイプとフローティングタイプが設定されている。この4モデルの使い分けだけでも幅広い攻略を可能としているが、このルアーの最大の特徴がTSL(トーションスプリングロックシステム)とSGS(シャフトグライダーシステム)による驚異的な遠投性能にある。同社独自開発のシステムの全貌含め、泳ぎや使い所など、詳細を見ていこう。
●文:ルアマガプラス編集部
拘ったのは同サイズのルアーの中でトップクラスの飛距離
ソルトルアーでは『レンジバイブ』や『レンジミノー』、『玉砕』などを手掛けるバスデイから新作ミノーがリリースされる。名前は『ログズ』。メモリアルフィッシュを釣り上げてほしい、という思いから「記録」や「日誌」を意味する「log(ログ)」という言葉からネーミングされたルアーだ。
アクションや使い勝手はもちろん、飛距離にとことんこだわったルアーであり、フィールドで言えば広大なサーフからロックショアまで、魚種で言えばシーバスやフラットフィッシュ、青物まで幅広いシチェーションに対応するアイテムとなっている。
『ログズ124』 ※11月初旬発売予定
『ログズ140』 ※11月下旬発売予定
カラーチャートはこちら
なぜ飛ぶのか?その秘密は「TSL(トーションスプリングロックシステム)」と「SGS(シャフトグライダーシステム)」の組み合わせにあり!
バスデイ独自のTSL(トーションスプリングロックシステム)[PAT.P]とシャフトグライダーシステムの搭載によりキャスト時に爆発的な飛行エネルギーを発揮。テストでは「124F・S」共に平均75mオーバー、「140F・S」共に平均86mオーバーの飛距離を叩き出している(バスデイによる飛距離テスト結果)。同サイズのルアーにおいてトップクラスの飛びを実現しているのだ。
もともとシャフトグライダーシステムは既存のルアーに採用されていたが、これにスプリングの弾性により円柱ウエイトの暴れをロックする「TSL」というシステムを組み合わせることで、キャスト時には「トルクのある飛行エネルギー」を、スイミング時にはまるで固定重心のようなアクションを実現している。
飛距離だけじゃない!実釣性能の細部に至るまでこだわりが詰まる
バスデイの名作ソルトルアー・ログサーフを彷彿とさせるナチュラルなアクションが特徴で、ややファットなボディが水を撹拌し、広範囲にアピール。さらに、側面のウロコ模様を形成する線のピッチを中央部に対し、頭部と後部を徐々に細かくすることで“生の魚感”を演出。
潜行深度は60cm~80cmに設定されており。磯場や護岸での取り込みを意識しリップの付け根を強化し、大型青物にも対応すべくフックは太軸を装備。フッキング率の良い3本フック仕様となる。
フローティングはヒットに導くための弱フローティングに設定
水馴染みが良く、少々の波、流れでもコントロールが可能。浅場でのスローな釣りに有効。また、流れの変化、強弱をティップに伝え、ナイトゲームでのサーチミノーとしても有効。
シンキングはぶっ飛びルアー「ログズ」の真骨頂
シンキングモデルは厳密に言えばスローシンキング設定となっている。着底後、フックは底に着いていてもボディは倒れ込むことなくステイ。波に揺られながらのドリフトも容易に演出することができり。ウエイト設定故にフローティングよりも飛距離が出せるので、テンポ良く広範囲を探る際に有効だ。
テスト釣行でも様々な魚をキャッチ! 対象魚はシーバス・ヒラメ・マゴチ・青物などなど
シーバスはこの通り様々なカラーでキャッチ
タチウオや南洋の魚まで幅広いフィッシュイーターを魅了!
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