巻いても止めても狙って食わせる!アーマジョイントの極意はグリグリネチネチ!フラッシュブーストの明滅で広範囲にアピールもできる!!

様々なルアーを使い、年間通して楽しめるボートシーバス。数々の必釣パターンが解明されているが、今秋リリースされたビッグベイトが新たなメソッドを提案する。その釣りをいち早く実践する東京湾の腕利きキャプテンが、既存のビッグベイトにはない威力を実釣で証明してくれた。

●文:ルアーマガジンソルト編集部

解説は家田成大さん

家田成大(いえだ・しげひろ)
東京湾のガイド歴17年超のキャプテンアングラー。シーバスをはじめクロダイ、青物、メバルなど旬のターゲットを追い、「今、一番アツい釣りを楽しみましょう! 」をモットーにゲストの釣りをサポートする。サニーフィッシングガイドサービス代表。 [写真タップで拡大]

フラッシュブーストが止めてもバイトを誘発

エクスセンス・アーマジョイント190Fフラッシュブーストでストラクチャー撃ち。キャストは決まった! その後の誘い方は?

家田「ただ巻きでテールを振りながら艶めかしく泳ぎます。オープンウォーターで広く探るならただ巻き主体で良いですが、ストラクチャー撃ちはルアーをトレースする距離が短いし、クイの際やシェードから出る瞬間など、ここぞというピンで喰わせたい場面も多い。なので僕はアクションに変化をつけます」

アーマジョイント190Fフラッシュブーストでストラクチャー撃ちをするときの誘い方はこの2つ。速巻きからストップさせると上昇軌道でターンしながらバイト誘発。ターン時にフラッシュブーストの明滅による誘い効果も期待できる。左右に首を振らせるドッグウォークは移動距離を抑えてネチネチとアピールすることが可能。 [写真タップで拡大]

ピンスポットで誘って喰わせる! 狙って獲ったという満足度も高いですね。どんなアクションで誘うんですか?

家田「一つはグリグリッと速巻きからストップ。止めた瞬間に上昇軌道で180度くらいターンします。シーバスに獲物を追い詰めた感を持たせやすく、84cmが喰ったのもこのアクションです」

速巻き&ストップなら簡単。

家田「簡単です。しかも止めてもフラッシュブーストが誘ってくれます。もう一つは緩めの首振り。前進を抑えて左右に首を振らせるドッグウォークで、どちらに反応が良いかを試します。オープンウォーターで広く探るときは、ただ巻きにこの2つのアクションを織り交ぜても良いです」

オープンウォーターでアーマジョイント190Fフラッシュブーストを遠投。アクション変化でアピール力を上げれば広範囲からシーバスを呼べますね!?

家田「幅広いシチュエーションで活躍するルアーです。ただ状況によってはアーマジョイントより釣れるルアーが必ずあります。僕の船に乗る際は、必ずミノーやバイブレーションもお持ちください(笑)」

今、どこで何を投げれば一番釣れるのか? それを見極め、ゲストを楽しませるのが家田さんの仕事だ。

家田さんは実釣でアーマジョイント190FフラッシュブーストのNアユを多投。「アユをイミテートというわけではなく、東京湾は潮が濁り気味のことが多い。シルバーにちょっとゴールドが入るカラーが有効で、アユカラーの黄色っぽい色味も実績があります。ローライトや濁りがきついときは赤金やチャート系。晴れの日中や潮が澄んで激渋のときは、シルバーやクリア系に振ります」 [写真タップで拡大]

ウエイトチューンでレンジを調整

家田「アーマジョイント190Fの潜行レンジはMAX 20cm。速巻きを入れると水面付近に上がりすぎることもあるので、浮上を抑える意味でウェイトチューンをしました。理想は護岸のエグレや台船の下に付くシーバスに見え隠れするレンジを通したいですからね。84cmを釣ったのは前に1.5g、後ろに1gを貼りました。ウエイトチューンをしても人の見た目では泳ぎの変化は感じません」

家田さんはアーマジョイント190Fフラッシュブーストのストラクチャー撃ちでシールタイプのオモリを貼ったものも使用。 [写真タップで拡大]

速巻きか首振りかで2タックルを使い分ける

家田さんはアーマジョイント190Fフラッシュブースト用に2セットのタックルを用意。

家田「ロッドのB610Mはルアーウェイト的にオーバーですが6、7割の力で投げる分には問題なし。グッとロッドを曲げて投げるほうがストラクチャー撃ちの精度が上がります。ティップが軟らかい分、ルアーに水を噛ませやすく速巻き&ストップなどの巻き系のアクションに向きます。リールは巻きすぎないようにHG(ハイギア)を選択しました。B63Hはビッグベイトに最適なモデルで取り回しやすく、ショートトゥイッチで小刻みに首を振らせるアクションが付けやすい。リールは糸フケを素早く回収するためにXG(エクストラハイギア)をチョイス」

※規定のルアー重量を超過すると、ロッド破損の恐れがあります。 [写真タップで拡大]

左から
●ロッド:ディアルーナBS B610M ●リール:エクスセンスDC SS HG ●ライン:グラップラー8PE2号(以上シマノ) ●リーダー:ナイロン30lb

●ロッド:ディアルーナBS B63H ●リール:エクスセンスDC XG ●ライン:グラップラー8PE3号(以上シマノ) ●リーダー:ナイロン40lb

●ロッド:ディアルーナBS S610M ●リール:ステラC3000XG ●ライン:ピットブル8+1号(以上シマノ) ●リーダー:ナイロン25lb

●ロッド:ディアルーナBS S73M+ ●リール:ステラ4000MHG ●ライン:ピットブル8+1.5号(以上シマノ) ●リーダー:ナイロン30lb

秋のハイシーズンランカー出没の期待大!

実釣ではサルベージソリッド85ESとダイブアサシン99Fフラッシュブーストのストラクチャー撃ちでも魚を手にした。

家田「サルベージソリッドは速巻き。完全にリアクションで喰った魚です。ダイブアサシンは護岸際を引いて、コツコツとアタるけどのらない。マル(スズキ)とは違うアタリで、正体はやはりヒラセイゴでした。最近、東京湾のとくに千葉側で増えているんです」

実釣時はバイブレーションのストラクチャー撃ちで60cm弱のフッコクラスもキャッチ。「回収するくらいの速巻きでリアクションバイト。物陰に魚はワラワラ居るはずですけど、なかなか喰わないという日もあります。魚探にイワシの反応があったので、ヒラセイゴの活性は高めでした。本格的な秋のハイシーズンに入れば、釣れる場所も釣れるルアーも広がります」ボートシーバスを楽しむなら今がチャンスだ。 [写真タップで拡大]

釣れたエリアは魚探にイワシの反応。アーマジョイント190Fフラッシュブーストを使えば、ヒラセイゴのバイトも避けられますね。

ダイブアサシンで護岸際を引いてキャッチしたのはヒラセイゴ [写真タップで拡大]

(左)エクスセンス・サルベージソリッド85ES[シマノ](右)エクスセンス・ダイブアサシン99F フラッシュブースト[シマノ] [写真タップで拡大]

家田「結果的に良い魚が出ましたけど、今日の実釣は状況としてはかなり厳しかったですね。オープンウォーターでもアーマジョイントに良いサイズが2度バイトとしてきたけれどのらなかったし」

では、弊誌発売の10月下旬以降の東京湾のシーバスの動向は?

家田「例年でいえば、まさにハイシーズン(笑)。ビッグベイトで釣るのもありだし、釣れる場所も釣れるルアーも幅が広がります。繰り返しになりますが、そのときに一番釣れるルアーを使いましょう! が僕のガイドの方針で、秋のハイシーズンはアーマジョイントが活躍するタイミングも増えるでしょうね」

何をどのタイミングで使うかの判断は、ガイド船のキャプテンに任せれば間違いなし! ストラクチャー撃ちにビッグベイトという新手で、秋のランカーシーバスに出会う機会が増えるのは間違いなさそうだ。

スリリングなファイトもビッグベイト×ストラクチャー撃ちの魅力。ストラクチャー撃ちは比較的近距離の障害物周りをタイトに狙うため、シーバスがかかればパワーファイトが必須。アーマジョイント190Fフラッシュブーストでアベレージサイズが上げれば、スリリングなやりとりを楽しめる場面が増える! [写真タップで拡大]

東京湾のボートフィッシングはおまかせ

家田さんが代表を務めるサニーフィッシングガイドサービスは2019年に開業。シーバス、クロダイ、サワラ、青物、マゴチ、メバルなど旬のターゲットに幅広く対応。タックル、ライジャケのレンタル(予約時に要確認)もあり、本格的なボートフィッシングが手軽に楽しめる。使用艇はトイレ完備で女性の方も安心。

船の定員は10名(キャプテンを含む)。同時にキャスティングできるのは5名まで。船首には2名立っても余裕の広さのフラットデッキを装備する。 [写真タップで拡大]

家田さんの船には簡易ライブウェルを設置。ゲストが記念撮影する際もできるだけ魚にダメージを与えない配慮が成されている。実釣で出会った84cmも元気に帰還。ルアーに反応するランカーの遺伝子を残せば、東京湾ボートシーバスの未来は明るい。 [写真タップで拡大]


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