
いくつかある公共交通機関の中でも、ロッドを運ぶのが最もわずらわしいのはおそらく航空機だろう。具体的にどうすれば良いのか、主要航空会社2社に問い合わせたので、そのルールを紹介しよう。
●文:ルアーマガジン編集部
国内主要航空会社の対応は
条件 | ANA | JAL |
---|---|---|
1ピースロッドを預けたい | 要事前問い合わせ | 要事前問い合わせ |
2ピースロッドを預けたい | 3辺(縦横高さ)の長さの合計 203cm以下なら可能 | 3辺(縦横高さ)の長さの合計 120cm以下なら可能 |
モバイルロッドを預けたい | 長さ55cmまでなら機内持ち込みが可能。 預け荷物であれば、2ピースロッドの項目に順ずる。 | 長さ60cmまでなら機内持ち込みが可能。 預け荷物であれば、2ピースロッドの項目に順ずる。 |
破損時の保証 | 預け時に確認 | なし |
預けられる長さと保証に関しては上記の通り。
1ピースロッドに関しては飛行機の積載スペースの都合上、同じ路線でも便によって可否が変わってくるという。当日にいきなり持っていっても預かってもらえない可能性があるので、事前に問い合せするのが確実だろう。
なおいずれの場合も共通して、こちら側でロッドの梱包をする必要があることには注意。「釣り竿」であること、「破損しやすい」ことを伝えれば、積み込みの際に注意を払ってくれるそうだが、飛行機の揺れなどによってほかの荷物の下敷きになってしまう危険性はゼロではないという。
市販のケースを使用したり、塩ビパイプなどからケースを自作するなどしてしっかりと準備したい。
巻頭実釣取材のため、飛行機で福岡空港へとむかった川村光大郎さん。預け荷物にするのであれば、川村さんの右手に握られているようなロッドケースを用意するのが大切だ。
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
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