全国を旅する釣り人『ヨネスケ』さんによる、11泊に及ぶ鹿児島県・喜界島釣り旅シリーズからのひとコマ。この動画は海にそびえ立つドでかい堤防での釣行。沖に突き出た堤防は釣果も見込めるので怪物を狙っていく。
●文:ルアマガプラス編集部
ヨネスケ
釣りの聖地「五島列島」に移住し、夢の魚を釣るため日本全国を旅する釣り人。北海道から沖縄県まで釣り旅をする「突撃!ヨネスケの釣り旅ch」のYouTubeを運営中。
ヨネスケさんの詳細は、下記YouTubeアイコンからチェック!
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離島随一…10mの朽ちた梯子を登るスーパー堤防で大物狙いの泳がせブッコミ【喜界島編 #3】
堤防到着、荷物を運び釣行開始。
堤防にたどり着くと立てかけられた10mのハシゴで、巨大さがとても良く分かる。さらにこのハシゴを登っていくだけでなく、50kgの荷物を運ばなければならない。釣行前の大仕事だ。
見ただけで分かる沖に突き出た堤防は島で屈指のポイント。釣果実績も申し分ないということで荷物を運び終えたヨネスケさんは早速、釣りの準備開始。
まずはフカセ釣りから泳がせ釣りのエサとなる魚を釣っていく。コマセを撒くとカスミアジが群がってくる様子がわかりワクワクが止まらない。
しかし、思いのほか魚がスレていて、なかなか食わない。 ファーストフィッシュを手にしたのは釣りを開始してから2時間後。アタリは結構あったようだが、なかなか針がかりしなかった結果だ。
これで泳がせ釣りのエサがゲットできたので、仕掛けをセットし化物を狙っていく。
泳がせ仕掛けをセットしたのでルアー釣りを開始
泳がせ仕掛けを投入できたので、引き続きフカセで夜釣り用のエサを確保したいところだが魚の反応が薄く、ルアー釣りに切り替える。
朝はカッポレやネリゴのような魚が騒がしくしていたが、今はもうお昼過ぎ。朝に比べて魚の反応は薄くなっており「夕方かな、これは」とヨネスケさんはつぶやく。しかし、堤防際にジグを落としてみると魚がヒット! 見えてきたのはカスミアジ。難なく引き抜くことに成功。
「堤防に付いてから4時間ほど経過してようやく良い魚が釣れました」とヨネスケさんの頬が緩む。ヒットルアーは『ジャックアイ マキマキ 20g』カラーはケイムラピンキーセクシーだ。
フカセ釣りを再開すると、早速ヒット! 泳がせやブッコミ釣りのエサに最適な魚・待望のグルクンだ。そしてナイスサイズ、多めに釣れたら食べてみたいということでクーラーボックスにキープ。
その後も2匹、3匹とグルクンが連発。完全に時合が来ていることが見て分かる。もちろん釣れたグルクンは泳がせるため、仕掛けを投入してあたりを待つ。しかし、その後あたりが訪れることがなかったので、グルクンの切り身をセットしなおしブッコミ釣りに変更。
だがヨネスケさんは懸念していることがある。それは堤防まわりには敷石が広がっており、ロングキャストをしなければ根がかりしてしまうという点だ。
時は流れて夜、事件は起こった。
あまり良い釣果を得られないまま、日は落ちて時刻は夜7時。ここからが夜釣り本番だが、特に何かが起こることはなく時刻は夜8時に差し掛かった。
弁当を食べていると置き竿のスピニングリールが激しく鳴り響く、魚がヒットしたのだ。しかし、すぐに音は止みキョトンとするヨネスケさん。そう、スピニングタックルが丸ごと海に持っていかれてしまったのだ。
起きてしまったことは仕方ないが、ショックを隠しきれないヨネスケさん。気を取り直してブッコミ仕掛けを投入するとすぐに魚がヒット。顔を見せたのはバラクーダ(オニカマス)。
その後、ロッドが反応することはなくこの日は納竿。苦労して登った堤防を、また降りなければならないと思うと、背筋が凍る。
今回紹介した動画はこちら!
今回はスーパー堤防での釣行をお届けしました。記事内では紹介できなかった50kgの荷物を堤防の上まで運ぶシーンは高所恐怖症の人は見ていてヒヤリとするかもしれません。ハシゴが若干朽ちているのもポイント高し。動画内では水中映像も紹介されており、優雅に泳ぎ回るグルクンの群れは必見。ぜひご視聴ください。
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