毎度好評のハイサイ探偵団シリーズ、今回は50kgオーバーのアカマンボウを捌いて食す動画。調理法はお馴染みの油ドボン(ドラム缶に入った油で揚げる)。はたしてどんな味がするのでしょうか!?
●文:ルアマガプラス編集部
ハイサイ探偵団(はいさい・たんていだん)
視聴者からの依頼を調査するというコンセプトでチャンネルをスタートさせるが、釣りやアウトドア、料理などメンバーが楽しめる企画を中心に沖縄で活躍。ハイサイ探偵団の詳細は、下記YouTubeアイコンからチェック!
今回紹介する動画はこちら
YouTube史上最大!?50kg超えのアカマンボウを解体して食す!【油ドボン】
ハイサイ探偵団の事務所にアカマンボウが届く
「今回、ハイサイの事務所に恐ろしいものが届きました」というコメントで始まるこの動画。車の荷室から姿を見せたのは謎の巨大魚。
キレイな水玉模様をした魚の正体はアカマンボウ。この日の朝、セリで落としてもらって、そのままハイサイ探偵団の事務所にやってきたアカマンボウは超新鮮。
アカマンボウの側面に謎の穴
アカマンボウと名がつくが実はマンボウの仲間ではない。なんとリュウグウノツカイと近い種類なのだ。 そしてよく見ると身にポッカリとくり抜かれたような穴があるが…?
実はこの穴、ダルマザメという魚に喰い付かれてしまった跡なのだという。マグロやカツオも同様の喰い跡が残っていることがあり、そういった魚は売り物にならないのでダルマザメは漁師泣かせの魚なのだ。
アカマンボウを捌いていく
アカマンボウを捌くためキッチンで作業しようとしたところ、一番大きなまな板でもはみ出してしまうほどの大きさなので、野外で作業することに。50kgもあるアカマンボウなので運ぶのも大人ふたりがかりだ。
まずは解体作業中に邪魔になるヒレを落としていく。胸ビレと腹ビレを2枚ずつ合計4枚切り落とすとその大きさに驚く。
腹の中に骨のような硬いものが入っており、捌き方も少し特殊。身も2段階わかれていて、剥がすように包丁を進める。このとき脂の多さに驚愕するハイサイ探偵団、見ただけで美味しいということが伝わる。
2段階に分かれている下側の肉は、くじら肉用な見た目。さらにその下には石のように硬い骨が広がっている。
アカマンボウの側線は心電図のような形で曲線を描いている。側線とは魚類が水中で水圧や水流、電場の変化を感じ取るための器官だ。
アカマンボウのキロ単価
解体のなかでアカマンボウのキロ単価の話に。この日と前日に関しては「320円/kg」で競り落とされていたそう。理由として丸ごと一本で購入する人が少ないからではないか、とのこと。
味見をしてみてると脂がすごい
魚を捌いているとついつい味見したくなる、ハイサイ探偵団も例に漏れずここで味見をすることに。すると身をつけた途端、しょうゆに脂が浮く。味に関してはメンバーが口を揃えて「マグロ」とつぶやく。
アカマンボウを調理する
ここからはアカマンボウの調理。ハイサイ探偵団の調理といえば「油ドボン」だが、今回も同様にアカマンボウのアタマを油で揚げていく。
「油ドボン」も物価の高騰により高頻度で行うことはできない。ハイサイ探偵団でも半年に1回しかできない。前回はこの日から9ヶ月前のナポレオンフィッシュだ。
揚げ物にとって理想の180度まで油を熱していくが、巨大なアカマンボウを投入すると温度が低下するため200度まで熱したら「油ドボン」開始の合図だ。
アカマンボウが油たっぷりのドラム缶に入ると、普通のひとが想像する揚げ物の「ジュワジュワ」した音の100倍くらいある音が響く。男塾名物「油風呂」を想像してもらえるとわかりやすい。
アカマンボウの素揚げ完成
油に投入後は全体に火が通ったら完成。あとは実食するのみ。
アカマンボウの頬肉はプニプニと柔らかくゼラチン質を感じる。身を崩してみるとキラキラと輝き、見ただけで脂のりが良いことがわかる。身の赤さが少し残る絶妙な揚げ加減のおかげか、見た目はローストビーフだ。
頬肉のコラーゲン感とは裏腹にアタマの肉は見た目は白く、淡白な味。カマ肉は身の白さからして淡白な味わいかと思いきや、脂でプリプリしていて味も濃厚で「白子に近いかも」とはメンバー談。
ということで今回の動画はここまで。この記事をご覧の皆様、50kgのアカマンボウが手に入ったらアタマは丸ごと素揚げにしてみてはいかがでしょうか。
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アカマンボウを捌いて食べるまでが収められたこの動画、アタマまるごと揚げるシーンは画像では伝わらない迫力のある音を楽しむことができるので要チェック!
YouTube史上最大!?50kg超えのアカマンボウを解体して食す!【油ドボン】
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