寒い冬。いくらハイスペックなタックルを使ってもかじかむ手ではその機能を存分に引き出せない。だからといって暖かいだけのグローブは操作性も感度もガタ落ち。だからこそ慎重に選びたいのが冬用フィッシンググローブだ。とくにサミング命のベイトキャスターはフィンガーレスタイプがマスト。ただ凍てつくようなリールをパーミングする手のひらは冷たく、寒さが親指の感覚を鈍らせる…といったベイトタックルならではの問題が発生。この厳寒期の困りごとをまるっと解決するのが、ベイトロッド専門メーカーが作るこだわりの冬用フィンガーレスグローブだ。
●文:ルアマガプラス編集部
『冬用5フィンガーレス』と『冬用3フィンガーレス』をご紹介。出る指の数が違うだけじゃない!
『Fishman 冬用フィンガーレスグローブ』シリーズは5フィンガーレスと3フィンガーレスの2アイテムをラインナップ。単に出る指の数が違うだけでなく、それぞれの機能を追求して作られている。どちらもカラーはブラックで、コーデしやすいシンプルなデザインも◎。
【Fishman 冬用5フィンガーレスグローブ】
メインの生地には保温性の高いフリースを採用。耐摩耗性、耐屈曲性、耐油性に優れたTPU(熱可塑性ポリウレタン)を貼り合わせることで防風性を高め、手首は伸縮性の高い2層構造で冷気の侵入を防ぎ、手を寒さから守ってくれる。手のひらはシリコンによるエンボス加工が施され、高い滑り止め効果を発揮。またベイトリール操作時の主軸で、力がかかることも多い親指部分には柔らかいシープスキンを配し、操作性を損なわずに耐久性が高められている。さらに中指と薬指部分には2重折りされたスエード調の生地を採用。厚手でフィット感の高い冬用グローブでも簡単に着脱できるなど、細部までこだわって作られている。
【Fishman 冬用3フィンガーレスグローブ】
5フィンガーレスグローブの防寒性に対して、3フィンガーレスグローブはより素手感のある使い心地を追求。生地にしなやかで弾力性があり手触りも良いエラスタン・ポリエステルを採用し、グリップやパーミング時に素手に近い感触が体感できる。5フィンガーレス同様、手のひらにはシリコンによるエンボス加工が施され滑りを防止。親指部分は柔らかいシープスキンをあて耐久性もアップ。3フィンガーレスによる防寒性と“素手感のある使い心地”で手感度も損ないにくく、寒い冬の夜に流れの変化を感じて探るシーバス釣りなど感度重視の釣りでも活躍する1双だ。
あなたの手にぴったりのサイズ表はコチラ!
いくら暖かくて機能性に優れた冬用グローブでもサイズが合わなければ快適な使用感は得られない。『Fishman 冬用フィンガーレスグローブ』シリーズは、S~XXLと幅広いサイズラインナップも魅力だ。サイズは日本手袋工業組合の基準に準じており、図を参考に手のサイズ測定すれば、ジャストフィットのグローブ選びができる。
ベイトロッド専門メーカーが作ったベイトキャスターのための冬用グローブ。この2つがあれば日本の冬のベイトキャスティングゲームをすべてカバーできるはず。なぜならフィッシュマンのオフィスがあるのは北海道。極寒地の釣り具メーカーが手がける冬用グローブの信頼度は高い! 気になる方は全国の釣具店やオンラインショップへ。
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