邪道から藤澤周郷監修のシーバス用「新機軸」ダートバイブレーション『乱牙(ランガ)65』が登場!大野ゆうき監修マイクロシンペン『ペルレ』も秋頃発売に!!

シーバス界の異端児ブランド「邪道」から2023年、藤澤周郷氏が構想から14年の歳月を費やしたスーパーダートバイブレーションが遂に発売決定! さらに東京湾のスペシャリスト・大野ゆうきさんの監修するマイクロシンペンも登場!2つのNEWルアーの特徴を邪道スタッフの新拓也さんに解説して頂きました。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 新製品情報

新拓也(しん・たくや)
シーバス界の若手アングラーの注目株のひとりであり、邪道スタッフとして、製品開発やプロモーション、営業活動をこなす。学生時代にはバチの研究をしており、バチ抜けパターンには一家言を持つ。昨年熊本で開催されたシーバスパーティーでは97cmの超ランカーを仕留め準優勝にも輝いている。


乱牙(らんが)65

「このルアーの1番の売りは『バイブレーションなのにダートする』ということ。これまでは『ダートするバイブレーション』もしくは『ダート専用』のルアーはたくさんありました」

「ダートするバイブはシャクったときに上に上がって、落ちるときにスライドするというものが多かった。ですが、乱牙はシャクった瞬間から『横に飛ぶ』んですよ。さらにシャクっていき、ルアーの軌道がトップにいったときスライドしながらフォールします。つまりはスライドするタイミングが2回あるのでトータル的にみるとスライド幅が非常に広いんです。よってシャクリを繰り返していくことで、大きいダートでシーバスの目線をずらしながら魅せていけるということになります」

――なるほど!ビギナーでも使いやすそうだし、なんなら楽しくなってずっとダートし続けちゃいそうですね!

「ダート専門のルアーだと、シャクってダートさせた後は、次もダートを出すしかないんですよ。またフォールはできるけど、ただ巻きしても泳がないなんてこともあります。でも乱牙はただ巻きでもしっかり泳いでくれるんです」

「ダートでも魅せたあとにただ巻きして喰わせるとか、ダートさせたあとのフォールで喰わせるとか、ダートしたあとの次の一手のバリエーションが広いんです」

――アクション直後からダートして、ただ巻きでもしっかりとアクションする乱牙だからこそ為せる技ですね!自分なりのアクションパターンを見つけられたら嬉しいですね!

「あとこれは永遠の課題なんですが、バイブレーションはシャクったりするとどうしても絡むことが多い。その多さからダートをさせたくないと言う人もいます。でも乱牙は非常に絡みにくくなっています」

――2フック搭載なのに!?

「そうなんです!僕は1日中やってて、1回か2回あるかなし。終始ダートをさせ続けてもほぼほぼ絡みません。大体絡むときは着水時にラインがたわんでいたり、着水したときにルアーが横向いてラインを拾ってしまうとかがたまーにあるぐらいで、宙に浮いてシャくっているときは本当絡みません」

――なるほど、ちなみに新さんが乱牙をよく使うシチュエーションを教えてください!

「僕がよく使用するシチュエーションは明暗、色んなルアー投げて全部やりきって最後に1本搾り出したいというときに必殺技として乱牙を投げます。明暗をリアクションで速いダートフォール、ただルアーが絡んでしまえば魚がスレてしまい、捻り出そうとしていた魚はもう獲れない。そんな状況でもこの乱牙であれば、絡まないのでしっかりとアプローチが出来て1本を捻りだすことも可能です。

「とはいえそんな激渋のシチュエーションじゃなくても、皆さんの良よく行かれるフィールドで使っていただければと思います。もちろんデイもナイトも関係なく使えます!」

――ダートアクションでアプローチする際に、ここまでストレスがなく釣りができるハードルアーはほぼなかったような…まさに新機軸のダートバイブということですね!

「そうですね、ダートじゃなくてもしっかりタイトバイブレーションをするダートバイブなのでボックスに入っていれば必ず活躍してくれると思います!」

――皆さんもかなり期待していると思いますが、気になる発売時期は?

「発売は春頃(4~5月)を予定しています。ちょうどデイゲームの釣りが始まりだすタイミングなので是非使っていただければと思います」

【乱牙 スペック】

全長:65mm
重量:14g
発売時期:2023年春予定

監修者・藤澤さんの解説動画は必見です!

新さんの乱牙実釣模様も邪道YouTubeチャンネルにて公開されています!

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ペルレ

「ペルレは見ていただいても分かるようにめっちゃ小さいルアーです。サイズ、スペックでいうと40mmの4g、邪道のプラグルアーの中でも最小クラスになります」

――これはメバル用ルアーという認識でいいんですか?

「そうですね、基本的にはライトゲーム用プラグでありながら、シーバスでもマイクロベイトパターンにも使えるものになります。ウェイトが4gなので、ライトゲームのタックルはもちろん、バチ抜けで使っているタックルでも使用できます」

――まさにこれからの時期のメバリングやシーバスで活躍しそうなルアーですね!

「その通りです!ちなみにカラーでお気づきかもしれませんが、ペルレは大野ゆうきさんプロデュースルアーになります。ファット系ボディのシンキングペンシルです。このサイズで形状をファットにすると、倒れ込んだりしやすくなるのでその絶妙なバランスを調整するのが難しかったんですけど、ファットボディで水を動かしながら破綻せずにしっかりとシンペンのアクションを出すことが出来ました」

――ペルレはどのように使うのが1番効果的ですか?

「このルアーを使う1番多いシチュエーションは、例えばシーバスであればかなりシビアな状況であるマイクロベイトパターン。

「マイクロベイトパターンのときはルアーのリトリーブスピードも、スローからデッドスローの遅めのスピードが多くなりますが、ペルレはそこにも勿論対応していて、デッドスローで巻いてもしっかり動くような設計になっています。

さらにフォールが水平にローリングしながら落ちるので、リトリーブ&フォールやチョンチョンとしゃくり上げてフォールで食わすみたいなワームに近いような使い方もできます。普通にメバルなどのライトゲーム全般で使えますし、シーバスでは表層を浮かせ気味にしながらのマイクロベイトパターンにもバッチリです。

大野さんがこのクラスのルアーをプロデュースするのは初めてなんですが、本人もこういうマイクロプラグを作ってみたかったとのことで今回実現するに至りました」

――まさかの邪道で大野さんのライトプラグ…。いや「邪道」だからですかね!ww 発売はいつ頃になりますか?

「秋頃(9月)を予定してます。秋のライトゲーム開幕時期にも間に合いつつ、年をまたいだ早春のマイクロベイトパターンでも使っていただければと思います!」

【ペルレ スペック】

  • 全長:40mm
  • 重量:4g
  • 発売時期:2023年秋予定

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