春はヒラマサのハイシーズン! ということで、外房からの釣果速報をお届け。なんと、オフショアキャスティングゲームで、24.5kgのビッグワンが釣り上げられたそう! 10年通っても難しいとされる20kgオーバー。そんな夢のような魚をオフショア歴4年にして、2本キャッチしたという丸山嘉寛さんに直撃インタビューしてみた!
●文:ルアーマガジンソルト編集部
今回の釣行でヒラマサの自己記録を更新したHANF丸山嘉寛さん
丸山嘉寛(HANF)
東京都在住。元々は陸っぱりのシーバスをメインにしてきたが、最近はオフショアの釣りに注力。ヒラマサ、キハダなどビッグワンを狙い釣行を重ねている。フィッシングを軸にしたアパレルブランド「HANF(ハンフ)」のメンバー。
2021年3月の23kgと2023年1月26日の24.5kg
元々は東京湾奥でシーバスやクロダイゲームを中心に釣りを楽しんできたというHANFの丸山さん。ここ数年はオフショアのキャスティングやジギングに本腰を入れるようになった。
オフショア歴に関しては4年ほどではあるものの、今回の24.5kgを含め、20kgオーバーを2本キャッチしているという。初の20オーバーは2021年の3月にキャッチした23kgだ。
丸山「大型のヒラマサは大マサとか夢マサと呼ばれたりしますが、魚の価値は人それぞれだと思います。ただ、20kgオーバーになると、10年通っても釣れない人は釣れないし、オフショア歴4年足らずの自分が2本も獲れているのは奇跡だと思います」
−−釣り上げた時はどういう状況でしたか?
丸山「もちろんファイトから取り込みまでは時間がかかりましたが、正直なところ、過去に釣りあげた22kgの方が引いたし大変だった。多分、今回の24.5kgはルアーを丸呑みしていたからだと思います。でも、やはり自己記録更新魚は格別でしたね!」
乗船した船は千葉県外房の「長栄丸」
乗船した船は千葉県御宿は岩和田港から出船する「長栄丸」だ。丸山さんもこのガイド船の常連。
丸山「岩和田港は、外房のヒラマサポイントで有名な真潮根に一番近いんです。船は最大で12人乗りで、他の有名なヒラマサ船より小さいものの、大きな船に比べて魚に与えるプレッシャーが少ないのが特徴だと思ってます。
船長自身もヒラマサのトップアングラーで、経験豊富。気さくな方なんで、初心者も入りやすいと思いますよ! 」
次は50kgオーバーのキハダマグロ!
−−20kgを釣り上げるために意識していることなどありますか?
丸山「まだ経験値が4年くらいしかないのでおこがましいかもしれませんが…まずは海の状況を確認することだと思います。ベイトのサイズ・潮・風。刻一刻と状況が変わっていきますので! 基本的には船長さん任せな部分もありますが、今どんなパターンで釣れているかなど、船長から情報をもらったり、事前の情報収集も重要ですね」
−−今後の目標は?
丸山「ルアーなら近いうちにキハダマグロ50kgオーバーは狙っていきます! GT、クロマグロも釣ってみたいですね〜。あと、美味しい魚もたくさん釣りたいですね! もちろんヒラマサの記録更新も狙っていきます。2月の終わり頃から4月にかけて春マサのハイシーズンになり、産卵後の大型個体が狙えるので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!」
精力的に釣行を重ねる丸山さん
白熱のファイトシーンを動画でチェック!
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