
まもなく春がやってきます! シーバスの活性も上向き、コンディションが上がってくる季節。今回はシーバスフィッシングのプロフェッショナルとして、各メーカーでルアー開発に携わりながら、全国を釣り歩き、パターンを熟知した『フルタイムプロアングラー』に、それぞれ春に基本となるべき1本と、喰わせ、応用と言うべき1本のルアーをカラーも決め打ちにしてご紹介!これを読んで春シーバスを仕留めに行きましょう!!
バチ抜けシーバス歴は20年以上!フィッシングショーでも大人気のシーバスプロ・オヌマン!
春のバチ抜けパターンに効果的な2本
ノガレ120F(ピックアップ)
小沼「4月頃になると都市型の河川や運河あたりでバチ抜けが起こりますよね。東京湾の河川を始め名古屋、広島などでもバチが抜けている時季です」
今回、小沼さんが選んでくれたルアーはバチ抜けを想定。
小沼「バチ以外にも小型のイワシ、サヨリ、ハクといったマイクロベイトが出始めますが、河川や運河でベタ凪であればバチ抜けパターンが効きます」
選んだ基本ルアーはノガレ120F。
小沼「小さすぎるとアピールは足りない。でも、引き波を立てすぎるとスレているシーバスは見切って喰ってこない。そこで、ロッドはグラスソリッドティップのソリッドソリュージョンを使っています」
柔らかいティップが効く?
小沼「ティップが余分なアクションを吸収して引き波を出さず、ノガレのサイドスリットから微細な波紋を発生します。これが4~5月の見切ってしまうシーバスに効くんです」
ワスプスラローム50S(ピックアップ)
もう1つ選んだのはワスプスラローム。こちらは…?
小沼「メインは10cmくらいのバチなんですが、クルクル回っているクルクルバチ。これに効きます」
トリックバチとも言われる変わり種的なバチですね。
小沼「ワスプはI字ロールアクションなんですが、速巻きを加えたリトリーブスピードの変化によってクルクルバチを喰っているシーバスに効くんです。これで釣れるのは大型シーバスが多いんですよ」
まさに応用的なルアーですね!
小沼「ワスプはアミだったり稚アユなどにも効きますので、4月ならいろいろと使い所が多いルアーですよ」
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