関西を中心に活動している女性釣りYouTuber「バチ抜けチャンネル(以下バチ抜け)」さんの動画から、釣り具のDIY動画をご紹介。日頃から様々なDIYに挑戦しているバチ抜けさん。今回は皆さんご存知! ささめ針の可愛い系釣り具『謎のあんこう』を魔改造してしまったという。すでにじゅうぶんかわいいのに……改造しちゃうの……? というかその見た目ではたして釣り具として成立しているのか!?
●文:ルアマガプラス編集部
バチ抜けチャンネル
勉強中の釣れない泣き虫釣りガール。釣果の為にはなんでもやります。
釣り・ものづくり・車中泊を軸にした動画を上げています!
今回紹介する動画はコチラ!
今回の動画はバチ抜けさんが、ささめ針の人気可愛い系釣り具『謎のあんこう』から閃きを得て、これを改造してみよう! というもの。
さてこれまでにも釣りフェスティバルにも出展されていたりして話題の『謎のあんこう』。おとぼけ顔の不思議スタイルなちょい投げ仕掛けだが、ルアマガ+編集部の間でも「実はけっこう釣れるんじゃね?」疑惑で物議を醸した合理的に見える形状。「もうじゅうぶん完成されている」のに、これを改造するの……?
バチ抜け「リアルアンコウにします」
……
は……!?
【禁断の】謎のあんこう魔改造してみた【釣り】
『謎のあんこう』もっと釣れるようにしたるわ!
この改造を思いつく前、実際に『謎のあんこう』を持って釣りに行ってみたところ、不幸にも何も釣れなかったというバチ抜けさん。じゃあ、改造すれば釣れるようになるのでは……? と思いついたそう。
海へ行って投げてみたものの全く釣れず。
まあ、うん、そこまではわかる。
バチ抜け「サビキもリアルな方が釣れそうですよね? リアルな方が値段も高かったし……」
えっ、ああ。はい?
(なるほどーーーーーー!!!???)
さっそく改造してまいりましょう
よくわからない謎のテンションでバチ抜けさんによる『謎のあんこう』を『リアル謎のあんこう』に改造するオペが始まる。
使うのは『謎のあんこう』と「樹脂粘土」、整形に用いるマイナスドライバー。
樹脂粘土とは、粘土のように手でこねられて自由に整形できる樹脂。様々なタイプが発売されている。バチ抜けさんは、どうやら『謎のあんこう』にこの樹脂粘土を貼り付けて、オリジナルのリアルタイプ謎のあんこうに整形していく模様。
可愛いですね^^
恐怖……あんこう豆知識
さっそく黙々と作業が始まる。黙々と……樹脂粘土を『謎のあんこう』に貼り付け、ドライバーで外形を整えていく。
黙々と……?
暇なのか、突然始まる謎のあんこう豆知識。
こ、交尾。ごくり……。
メスの肉体に融合。……ええ……!?
そ、そんな……。
いったい我々は何を見せられているのだろう。(‘A`
少しずつ外形が整っていくリアル謎のあんこう。
リアルな質感を出すためにただ黙々とひたすらいぼいぼを取り付けていくバチ抜けさん。ここが精神と時の部屋か。
我々もつらい。
外形が完成!
しかし、もはやカクレクマノミカラーで視線の定まらない謎の愛嬌を振りまいていたあの頃の謎のあんこうの姿はそこにはない。昏い深海の底で其れと知れず大口をあけながら妖しい灯火を揺らし潜む異形の怪物、リアルチョウチンアンコウのエントリーだ。
点描でリアル謎のあんこうを彩色
彩色はアクリル絵の具を使っていく。リアルあんこうの魚皮らしい彩りを再現するため、少しずつ色を変えて点描でえがいていく。これもまた気の遠くなるような作業である。
そしてついに……。
完成! 本当にリアルなあんこうができあがってしまった。
チョウチンアンコウってのは……?
せやな。
違和感仕事しろ。
どこで売ってますか売ってくださいお願いします。
そして、リアル謎のあんこうは海へ……
ついに完成してしまった『リアル謎のあんこう』。次の動画ではもはや芸術品と化したこの仕掛けを実戦投入していく。果たして魚は釣れるのか……? その結末はぜひ動画で確認してみてほしい。最後は謎の感動があるぞ(?)。