昨年は6月に気温40℃超え、東京では猛暑日が16日と過去最多!「熱中症ゼロへ」プロジェクトサイトリニューアル

一般財団法人 日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、2023年シーズンの活動を2023年4月3日(月)から開始した。活動開始にあわせ、本プロジェクト公式サイトは熱中症の正しい予防・対策情報のさらなる発信強化を目指してコンテンツをリニューアル。釣りを行う際は、熱中症には十分に注意したい。

●文:ルアマガプラス編集部

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「熱中症ゼロへ」プロジェクト

本プロジェクトは2013年に活動を開始し、今シーズンで11年目となる。昨年は国内で観測史上初めて6月に気温が40℃を超える地点があり、また東京都心では年間の猛暑日が16日と過去最多を記録するなど、年々暑さが厳しくなり、熱中症を取り巻く環境も変化してきています。

2023年の活動は、本プロジェクト発足当時から掲げる「みんなの力で熱中症をゼロにしよう」に改めて焦点を当て、「必要な人に、適切なタイミングで、わかりやすく」をテーマに推進。また今年も多くのオフィシャルパートナー企業の賛同をいただき、本プロジェクト公式ツールや、各社の商品・サービスを通じて、ともに熱中症予防啓発を進めていきます。

「熱中症予防啓発活動の“今まで”と“これから”に向けて」

環境省による「熱中症予防強化月間」の設定や、また2020年には「熱中症警戒アラート」が環境省・気象庁で施行実施されるなど、この10年で熱中症に関するさまざまな出来事がありました。新規に公開する特設ページでは、熱中症や気象にまつわるトピックスを年表形式でまとめているほか、2023年度「熱中症ゼロへ」オフィシャルパートナーや専門家、PR大使のコメントを掲載しています。

「熱中症ゼロへ」プロジェクト公式ツール

本プロジェクトではポスターやリーフレット(日本語・多言語)など、対象に合わせた公式ツールを制作しています。協力自治体や協力団体等で掲示・配布を行うことで、熱中症の予防を「必要な人に、適切なタイミングで、わかりやすく」伝えていきます。

「熱中症ゼロへ」プロジェクト公式ツール

熱中症にかかる方を減らし、亡くなってしまう方をゼロにすることを目指して、一般財団法人 日本気象協会が推進するプロジェクトです。プロジェクト発足以来、熱中症の発生に大きな影響を与える気象情報の発信を核に、熱中症に関する正しい知識と対策をより多くの方に知ってもらう活動を展開してきました。2013年の活動開始から10年となる今シーズンは「必要な人に、適切なタイミングで、わかりやすく」をテーマに、激甚化する気象環境や変化する社会のニーズをとらえた熱中症の予防啓発活動を実践していきます。


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