なまめかしいクネクネとしたスイムアクションや、ピンポイントでのテーブルターンアクションなど、単体ボディでは容易に出せないアクションもイージーに演出することができるジョイントルアー。しかしながら、キャスト時にはフレキシブルに動くボディが災いして飛行姿勢を崩しやすく、回転してしまったりして飛距離、アキュラシーともに問題となることが多かった。しかしながら、シマノ独自の『アーマブースト』機構がそれらの課題を解決。小型ジョイントミノーにも搭載することで、よりベイトライクなアピールでフィッシュイーターの狩猟本能を掻き立てることに成功した。それが『ソアレ アーマジョイント60Sアーマブースト』だ。
●文:ルアマガプラス編集部
ソアレ アーマジョイント 60S アーマブースト(シマノ)
アーマブースト機構はビッグベイトである『バンタムアーマジョイント190SFフラッシュブースト』での採用が初出で、キャスト時にボディがジョイント部を軸に折りたたまれることで飛行時の空気抵抗を軽減&ボディ回転を抑制。アーマブースト非搭載モデルと比較すると約35%もの飛距離アップを達成している。
そのキャストアシスト機能を60mmのコンパクトボディに収めて、小さいながらも遠投性能とアキュラシー性能が飛躍的に向上したのが『ソアレ アーマジョイント60Sアーマブースト』。これにより遠くのピンスポットを正確に狙うことも可能となり、アングラーが「ココだ!」と意図する場所でターゲットに食わせるという、より緻密なゲーム展開も楽しめるようになっている。
そして、折れ曲がるほどにフレキシブルなアーマブーストのおかげで、トウゴロウイワシやナミノハナのような小型ベイトフィッシュと見紛うような活き活きとしたクネクネスイミングを披露。
メバルやカサゴ、カマス、メッキといったライトターゲットには効果テキメン。水面直下でドリフトさせればバチ抜けアクションも演出できるので、シーバスゲームに投入しても面白い。
アクションはもちろん、遠投性能も飛躍的に向上させた新世代ジョイントベイトで、枠にはまらない自由なゲームを楽しんでほしい。
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