【発明】輪ゴムが超絶進化!便利過ぎる「たばねバンド」どうやって使う?

釣りの現場でも、何かと活用の幅が広く便利な輪ゴム。タックルボックスやバッグの中に入っている人も多いかもしれない。そんな輪ゴムが革命的な進化を遂げ、超便利な「たばねバンド」として今、脚光を浴びている。その、使い方などを解説していこう。

>>革新的輪ゴムの使い方<<

●文:ルアマガプラス編集部

2024 新製品情報

不朽の名作「オーバンド」製造メーカーが生み出した、革新的な輪ゴム「たばねバンド」

輪ゴムと聞いてまず思い浮かぶのは、茶色の箱に入っていて、丸い穴から取り出す例のアレだろう。具体的な商品名としては、共和というメーカーの「オーバンド」が有名だ。一般的には「輪ゴム」で通っているので「オーバンド」と言われてもピンとこないかもしれない。

余談だが、オーバンドのネーミングの由来は「ゴムバンドの王様」や「形状がアルファベットのOだから」など、諸説があるのだが、製造メーカーの共和のウェブサイトでは「Oh! これこそ本当のゴムバンドだ!」という、かなり斜め上の説が有力だと明記されている。

マルチピースのロッド(釣り竿)のグリップに巻きつけておいて、仕舞う際、束ねるために一時的に輪ゴムを使用するのも便利な使い方だ。

この輪ゴムに関しては、今更使い方の説明などは不要だと思う。釣りの現場でも、使用している人が多いはず。マルチピースのロッドを一時的に束ねておいたり、大きめの輪ゴムでケースを束ねておいたり、その用途は幅広い。タックルボックスやタックルバッグの中に忍ばせておくと何かと便利だったりする。

普遍とも思われた輪ゴム界に激震が走った、革命的な「たばねバンド」

オーバンドを製造する共和が、普遍とも思われた輪ゴムを超絶進化させた、新たな商品を誕生させた。それが、この記事で紹介するたばねバンドだ。

たばねバンド[共和]

パッと見で、使い方の予想が付きそうだが、2つの突起がそれぞれどのような機能を担っているのかが判然としない。そこで、実際にこのたばねバンドを使って、その手順を解説していこう。

手順① 束ねるもの対して輪を通さずに垂直に「たばねバンド」を置く(当てる)

蛍光ペン3本を束ねる場合を例にしてたばねバンドの使い方を説明していこう。通常の輪ゴムだと、このペンをまとめようと思うと、蛍光ペンを何度も輪に通して縛り付けていく必要がある。一方で「たばねバンド」の場合は、何度も輪にペンを通す必要はない。まずは、写真のように、矢印状の突起を端にして、ペン(対象物)に対して垂直にたばねバンドをあてがう。

手順② 矢印状の突起に、輪の端を引っ掛ける

矢印状の突起に、輪の端を引っ掛ければ束ね完了! 簡単過ぎる! 通常の輪ゴムをぐるぐる巻きつけるよりも簡単…だが、ここで湧き上がる疑問。「では、もう1つの突起は一体何のためにあるのか…?」。それは、次の手順で説明しよう。

手順③ 結束を開放する場合は、もう1つの突起を引っ張るだけ!

束ねてみてわかるのだが、矢印状の突起のホールド力は結構強く、なかなか外しにくい。つまり、たばねバンドの束ねる力はかなり強力ということだ。これを開放するには、矢印状ではないもう一つの突起を引っ張れば、簡単に外れてくれる。

まとめると…

丸で囲った突起に輪の端をひっかけて束ね、外す際は矢印で示した突起を引っ張れば簡単に開放できる。これが、超便利なたばねバンドの使い方となる。釣行の際に、いくつかボックスやバッグに入れておくと、重宝すること間違いなしだろう。

製造メーカーである共和のyoutubeチャンネルで、たばねバンドの使い方を動画で解説しているので、気になった方はチェックしてみてほしい。


※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。