《バチ抜け》RED中村流シーバスゲームを有利に展開するライン選び[ゴーセン・ROOTS]

ゴーセンからリリースされているPEライン『ROOTS PE×8』は、使いやすくてハイクオリティながらもコストパフォーマンスも優秀。フロロカーボンリーダーの『ROOTS FCリーダー』と合わせて、RED中村さんがバチ抜けシーバスゲームで、その使い心地を現場インプレッション!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 新製品情報

解説はRED中村こと中村祐介さん!

中村 祐介(なかむら・ゆうすけ)

ルアーメーカー、ポジドライブガレージの代表を務めるプロアングラー。全国各地への遠征釣行で培ったバーサタイルな対応力が持ち味。シーバスだけでなく、ヒラスズキ釣りの名手でもある。愛称は「RED中村」。

RED中村さんのバチ抜け実釣を動画で見る

あらゆる釣りにマッチするオールマイティPEライン

ゴーセンは日本国内に自社工場を持っており、その品質は折り紙付き。ROOTS PE×8は、高強力のPE原糸を8本組みし、サイズ毎に強度、感度、耐摩耗、耐久性のベストバランスを追求。長さは150m、200m、300m。単色とマルチカラーがあり、豊富なラインナップとなっている。キャスティングゲームからジギング、ショア・オフショア問わず、さまざまなルアーフィッシングに対応するPEラインだ。4本組のROOTS PE×4もラインナップ。

ROOTS PEx8(ゴーセン)

【スペック】
●ラインナップ:マルチカラー150m巻き0.6~2号、200m巻き0.6~3号、300m巻き0.6号~4号、ライトグリーン150m巻き0.6~2号、200m巻き0.6~2号
●価格:オープン

ROOTS PEx4(ゴーセン)

【スペック】
●ラインナップ:マルチカラー100m巻き0.8~2号、150m巻き0.6~2号、200m巻き0.4~3号、300m巻き0.4号~4号、ライトグリーン150m巻き0.6~2号、200m巻き0.6~2号
●価格:オープン

ROOTS FCリーダーは、高耐久&高感度設計のフロロカーボンリーダー。高純度フロロ素材を使うことで劣化を軽減し、初期の使用感を長時間キープ。ラインがどこででも止まる、使いやすいスプールバンド付属。

ROOTS FCリーダー(ゴーセン)

【スペック】
●ラインナップ:50m巻き12lb(3号)~60lb(18号)●カラー:ナチュラル●価格:オープン

千葉県の河川でバチパターンでシーバスを狙う!

早春の千葉県某河川、ウェーディングで釣りを開始。バチパターンでの釣りということで、ボトムが砂利ではなく砂地系の河川をセレクト。バチパターンの定石通り、夕マズメの満潮からの下げを狙った。

中村「早春の河川部で抜けるバチは、港湾部のものに比べて大きめ。だからルアーも小さくしすぎず、ややボリュームがあるものを使います」

アピアのパンチライン80からスタートし、エンヴィ125(邪道)、スウィーフィッシュ・プロト(ポジドライブガレージ)とローテーションしていくとヒット!

ヒットルアーはスウィーフィッシュ(ポジドライブガレージ)のプロトモデル。

中村「バチ特有の吸い込むようなバイト。少し沈めてから、ドリフトさせながら巻いていったらヒットしました。シャローの駆け上がりにルアーが乗ったタイミングでバイトしました。バチは遊泳力がなく、川の流れに流されるまま。だからシーバスもあえて追ってこない。流れてくるものを吸い込むような食い方になるんです。だからテールフックにかかることが多いんです」

そして続けざまにヒット。セイゴクラスをキャッチし、すぐさまリリース。

中村「バチは時合いが短いんで、どんどん釣っていかないといけないんですよ。今のは小さかったですけど、70、80cmも出る潮まわりですよ」

バチパターンではラインセレクトも重要な要素

ラインは太くせず0.8号をチョイス。リーダーは16lb。

中村「早春は今日みたいに風が強い日も多い。そういったときに太いラインを使ってしまうと、風の影響を受けやすいし、流れにも影響されてしまう。そうするとラインがたるんでしまってバイトがボヤけてしまうんです。だから、ラインは細くしてラインスラックを出さないようにするのがとても大事ですね。リーダーは水に馴染みやすいフロロカーボン。ナイロンは水に浮きやすい性質があるんですけど、今日は使いません。表層よりも中層やボトムでルアーを馴染ませたいからです。リーダーの太さは16lb。もっと細くする人もいるかも知れませんが、細いとラインブレイクしやすいし、自分は合わせを強く入れる派なんでこの太さです」

レッドさんはゴーセンのROOTSシリーズの使用感にも満足。

中村「お求めやすい価格で評判が良く、自分も使ってみたら気に入りました。思ったよりもコシがあって、強風下でもダンゴにならないし、シーバスはもちろんヒラスズキに使ってもいいかなって思いましたね。コシが強いPEラインなので風が吹いてもラインメンディングがしやすい。すべりがいいから飛距離も出やすいという特徴も。なので、小さいルアーを使うときにも有利です」

レッドさんのタックルデータ

  • ロッド:プロト88ML(アピア)
  • リール:ルビアス LT4000-CXH(DAIWA)
  • メインライン:ROOTS PEx8 0.8号 ライトグリーン(ゴーセン)
  • リーダー:ROOTS FCリーダー16lb(ゴーセン)

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