《非常識》とんでもないロッドが誕生。全4機種を開発担当者が解説。

身近なフィールドで楽しめるライトウエイトロックフィッシュゲーム。そのために開発されたラグゼ 寧音は全4機種ある。全機種を、プロデュース担当の藤原真一郎さんに解説してもらった。

>>全4機種のスペックと価格<<

●文:ルアーマガジンソルト編集部

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全4機種は、それぞれの用途に応じ、得意とするシチュエーションがある。

この記事で紹介するラグゼ 寧々は、2023年のフィッシングショーでお披露目となった、全く新しいコンセプトのロックフィッシュ用ロッドだ。基本コンセプトに関しては、既出の下記記事を参照していただきたい。

今回は、さらに突っ込んだ、全4機種のそれぞれの解説を、プロデュース担当の藤原さんにお願いした。

ナイトゲームのスローな根魚にも寧音は有効
藤原さんはナイトゲームで根魚を狙うことも多い。藤原「キジハタに関しては、夜はスローな状態で居ることが多い。ボトムの地形変化に対して緻密なアプローチが重要で、寧音は繊細な操作ができるので釣りやすいです。ボトムの感触がわかるから根がかりをかわせるし、小さなカサゴのアタリも楽しめます」

[ラグゼ 寧々 B64ML-ソリッド]

ライトゲーム感覚でロックフィッシュが狙える
藤原「1.5gのリグも難なく扱えるベイトフィネス的なロッドですが、調子はシャキッとシャープです。取りまわしやすく高感度で、5g前後のリグを軸に足場の良い釣り場でカサゴや20~30cmのハタ類を楽しむのにちょうど良いモデルです。メバルのプラッギングや重めのジグヘッドで良型を狙うアジングも楽しめます。僕は感度を活かして、深場で繊細なアタリをかけるバチコンにも使っています」

スペック
全長:193cm ●標準自重:47g ●仕舞寸法:101cm ●継数(本):2 ●ルアー:1~9g ●PEライン:0.5~0.8号 ●本体価格:5万3000円

セッティング例
リール:アルデバランBFS(シマノ)●ライン:ソルティメイト・スモールゲームPE-HG0.4号~0.5号●リーダー:トルネードVハード1.5号~3号(以上サンライン)

[ラグゼ 寧々 B74M-ソリッド]

ライトウェイトロックのスタンダードな一本
藤原
「30~40cmのキジハタなど中型のハタ類狙いに最適なモデルです。3~7gのシンカーに3inクラスのホッグ系などバルキーなワームも操作しやすく、長さ的にも足場の高い堤防から水辺に近い小磯まで幅広く対応。レングスを活かしたリフトや落とし込みがしやすく、4機種の中で一番オールマイティに使えます。チヌのボトムゲームやプラグ、フロートリグによる尺メバル狙いにもぴったりです」

スペック
全長:224cm ●標準自重:57g ●仕舞寸法:116cm ●継数(本):2 ●ルアー:1.5~14g ●PEライン:0.5~1.0号 ●本体価格:5万3500円

セッティング例
リール:スティーズCT SV TW(DAIWA)●ライン:ソルティメイトPEエギULT HS8 0.5~0.6号 ●リーダー:トルネードVハード3号(以上サンライン)

[ラグゼ 寧々 B79MH-ソリッド]

40cm超のハタ類を想定した長尺モデル
藤原「B74M-ソリッドより険しいボトムに対応できるレングスとパワーに設定。ターゲットは40~50cmのハタ類を想定しています。5~10gのリグをシモリの隙間に入れるといった細かい操作がしやすく、かけた魚を浮かせるパワーを備えています。3.5inのバルキーなワームも意のままに動かしやすく、14gでテンポ良く地形を探るリサーチ能力も長けています。B74M同様、チヌや大型メバルにも使えます」

スペック
●全長:236cm ●標準自重:62g ●仕舞寸法:122.5cm ●継数(本):2 ●ルアー:2.5~21g ●PEライン:0.6~1.0号 ●本体価格:5万4500円

セッティング例
リール:スティーズCT SV TW(DAIWA) ●ライン:ソルティメイトPEエギULT HS8 0.8~1号 ●リーダー:トルネードVハード4~5号(以上サンライン)

[ラグゼ 寧々 B70H-ソリッド]

軽量リグの操作感がわかるパワーモデル
藤原「シリーズ中、一番パワーがあってシャキッとしたモデルです。14g前後のシンカーで海藻の中や起伏の激しいボトムをテンポ良く探るような釣りに向きますが、とにかくロッド自体が軽いので3.5gの軽量リグでも水中の様子がしっかり把握できる。この繊細さ、感度が一般的な根魚ロッドとは断然違います。大型ハタ類に対抗できるパワーがあり、重めのリグを使うボートロックも想定して作っています」

スペック
全長:213.5cm ●標準自重:58g ●仕舞寸法:111cm ●継数(本):2 ●ルアー:3.5~28g ●PEライン:0.6~1.2号 ●本体価格:5万4500円

ライトウエイトロックフィッシュゲームで使用するリグやワームは?

藤原さんがライトウェイトロックで使うリグはテキサス、リーダーレスダウンショット、フリーリグなど。

藤原「状況によってノーシンカーも使います。テキサスリグで使うシンカーはTGアバラシンカーで1.8gから18gの7サイズありバリエーションが豊富。タングステン製でリブで接地し感度が高い。寧音との相性が良いです。シンカー類は感度重視でタングステン製を使うことが多いです」

ラグゼ TGアバラシンカー
重さ:1.8、3.5、5.2、7、10.5、14、18g ●本体価格:550~850円

ラグゼ 寧音の登場に合わせて、ライトウエイトロックフィッシュ用の、オフセットフックも発売される予定だ。

『寧音』のフックも同時リリース!

藤原「フックはタックルとのバランスが重要で、ハリが太くて強すぎると刺さらないし、細くて弱いと伸びてしまいます。ロックライズオフセットは、形状や軸の太さを寧音に合わせて最適化。ハリ先はナノスムースコートで貫通力も優れています」

藤原さん推奨 ライトウエイトロックゲーム用ワーム

藤原さんがライトウェイトロックで良く使うワームはこの4つ。

藤原「ワームのサイズ、シンカーウェイト、リグの種類は、狙う魚のサイズや水深、ボトムの地形や底質、潮の流れなどによって調整します」

クレイジーフラッパー(ケイテック )
藤原「アームの水つかみが良く、水押しでアピールもできるし、スーッと水を抜けるようなアクションもできる。1つで2つの要素を持つワームです。小型のカサゴを狙うときは2.4in。キジハタ狙いは2.8inと3.6inを良く使います」

扇クロー3.4in(アルカジックジャパン)
藤原「センクローは幅広のハサミを持ち、水をつかみやすい。長さはないけど水押しが強く、クレイジーフラッパーよりアピール力があり、大型のキジハタ狙いで活躍します」

created by Rinker
アルカジックジャパン(Arukazik Japan)

レッグワーム2.5in(ゲーリーヤマモト)
藤原「バルキーなホッグ系にはないスーッと水を抜けるようなアクションで誘いたいときに使います。長めにリフトしたり、岩の隙間を横方向に通す。速めに泳がせて誘うこともできます」

created by Rinker
ゲーリーインターナショナル(Gary

ダート8 2.5in(ドリームアップ)
藤原「これはカサゴ狙いで使います。リグは3gから5g程度の軽めのテキサスリグ。使い方はボトムで細かくシェイクとステイを織り交ぜながら。B64MLやB74Mで手軽に遊べます」

ライトウエイトロックフィッシュゲームという、これまでにないジャンルを開拓する意欲作、ラグゼ 寧音。今後、シーズンになれば、実釣で使用した上でのより具体的な解説や使い分けなどもお送りしていきたいと考えている。

ラグゼ寧音の解説を動画で見る

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