ケイテックからバックスライド専用ワーム「グライドカマロン」がデビュー間近だ。”いかにバックスライドさせるか”に重きをおいて開発されたグライドカマロンでカバーを撃ち尽くせ! 発売は6月初旬を予定している。
●文:ルアマガプラス編集部
グライドカマロン 3.5(ケイテック)
- 全長:3.5インチ
- 重量:約9.5g
- カラー:全12色
- 入数:6尾
- 予定価格:792円(税込み)
強度を損なわず、かつ最適なフォールスピードが得られるよう、マテリアルはソルトの割合を吟味。後方重心とエッジのないV底断面が幅のあるスライドだけでなく、キャスタビリティにも貢献するため、精度の高い接近戦が可能になる。
使いやすさにも寄与する重要なパーツ“ハサミ(爪)”
『ネコカマロン』で確立した“3Dインジェクション”技術により、構造を立体化。ヒゲとともにフォール時は姿勢を安定させ、ひとたびロッドワークを加えればスカートのようなナチュラルなフレアと水押しで甲殻類の威嚇行動とエスケープアクションを再現。ピックアップの際にリグが回転しにくい(=ラインがよれない)理由も、実はハサミ(爪)のデザインにある。
根掛かりしにくい。だけど魚には掛かる着想
フッキング効率を高めるため、腹側には深めにスリットを入れ、フックの可動域を拡大。背中側にしつらえたポイントガード(各フックサイズ、形状に対応)は、ハリ先を隠しつつ、弱いバイトでもハリ先が立ちやすい設計を採用。両者があることにより、フックをまっすぐ刺し抜きしやすいのでセッティングが容易だ。
クランクガード。ストレスフリーに不可欠な部品
横倒れしたアシの葉や冠水ブッシュの細い枝などは意外とオフセットフックのクランク部分が引っ掛かってしまい、ピックアップに手間取ってアプローチのリズムを崩しがち。その課題をクリアするため、ラインを張った際にフックアイを上向かせるガード形状を探し当てた。カバー撃ちは点の釣り。だけどそれをつなげば線になり“テンポよく刻む”ため、これも大切なパーツなのだ。
現場で手軽にウエイトチューンが可能
腹部スリットのすぐ上に設けた穴は、ネイルシンカーを挿すためのもの(ネイルホール)。ノーマル状態の挙動をあまり変えることなくウェイトアップできる位置を特定している。風や流れがあるとき、密なカバーに入れ込みたいときなど、必要に応じて活用しよう。
グライドカマロンのカラーラインナップ
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