
ネイティブな渓流魚ゲームを制するために考え抜かれたバスデイ渓流ミノー『もののふ』シリーズ。ハンドメイドを彷彿させる美麗なデザインに搭載された最新鋭ギミックの数々。もののふが今……熱い視線を集めている理由とは。既存の『もののふ大鱒70S』だけでは物理的に補えない死角が存在する。その死角を埋めるために誕生したのが『大鱒D70S』だ。いわゆるディープランナーなのだが、既存のディープ系ミノーの問題点を見事に解決したミノーとして、今……話題沸騰中!
●文:ルアーマガジン・リバー編集部
バスデイもののふ開発者ご紹介
もののふ大鱒D70S(バスデイ)
白泡の中でも引き抵抗が軽い!
『白泡が立つ激流の石の下』『極端に足場が高い場所の攻略』『岩盤際スレスレの攻略』。ディープ系ミノーでなければ攻略不可能なシチュエーションが多数存在していることは常識といえる。
岩盤際を流すときには、水を噛ませやすいディープ系の方が断然にやりやすい。水を受ける面積が大きいので岩盤から離れにくい。
だが、ロングリップを有するディープ系ルアーの宿命として、長いリップが邪魔をしてスピニングタックルを駆使したキャスト時において、ルアーが回転してしまうという問題があった。こうした問題を回避するために重心移動システムが採用されることが多い。
鈴木「ですが、そもそも白泡が立つような激流の中に重心移動システムで挑むと、衝撃で重心移動が外れてバランスを崩してしまうことがあります。重心移動を意図的に出し入れして誘うメソッドもありますが、一般的ではありません。つまりは固定ウエイトのシンキングタイプで白泡の下に入れられて、なおかつ長いリップに邪魔されない安定した飛行姿勢。そんなディープダイバーが必要でした」
もののふ大鱒D70Sはテール寄りに重心が設定されている。それによってキャスト時の飛行姿勢を安定させることに成功した。
鈴木「テールから沈むように設計してありますが、水流の抵抗、もしくはリトリーブの抵抗によって、すぐに水平姿勢になります。つまりは水平に泳ぐディープダイバーです。ディープ系ルアーは頭下がりの姿勢で泳ぐタイプが多いですが、そのために巻き抵抗はかなり強くなってしまいます。大鱒D70Sは水平姿勢で泳ぐため、巻き抵抗が軽いです。瀬の中でもラインスラッグを利用した左右へのスライドアクションも容易に行えます。激流の中でもコントロールできるディープランナー、それが大鱒D70Sです」
『大鱒70S』『大鱒D70S』の違いはリップだけにあらず!


大鱒D70Sは水平姿勢で泳ぐ
『大鱒D70S』はテール寄りのウエイトセッティング。そのためフォール中はテール下がりだが、水流を受けたりリトリーブを開始したら、抵抗によって水平姿勢になるように調整されている。水平姿勢で泳ぐため引き抵抗が軽く、激瀬の中でも容易にルアーをコントロールすることが可能。
もののふ大鱒D70Sの内部ウエイト構造
もののふ大鱒D70Sの特徴
- スピニングタックルのショートピッチキャストでもルアーが回転しない!
- 通常のディープ系ミノーよりも引き抵抗が圧倒的に軽い!
2023NEW渓流ルアー もののふ大鱒D70S 基本性能 水中映像
ネイティブな渓流魚ゲームを制するために考え抜かれたバスデイ渓流ミノー『もののふ』シリーズ。ハンドメイドを彷彿させる美麗なデザインに搭載された最新鋭ギミックの数々。もののふが今……熱い視線を集めている理[…]
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『ルアーマガジン・リバー 2023年6月号』発売!
「ルアーマガジン・ソルト2023年6月号」が2023年4月19日に発売となります! 今号ではハイシーズンに突入した「渓流」と、解禁を迎え盛り上がりを見せている中禅寺湖の2大テーマを総力特集。このほか、名作「D-コンタクト」の 20周年記念企画や、フィッシュマン・赤塚ケンイチさんの海外釣行「太古のトラウト憧れのサーモンとの邂逅」、人気YouTuberが考案した渓流ミノー「ACT」のオリカラ販売情報まで、盛りだくさんの内容でお届けします!