新年を迎えてまもなく発表される新製品たち。しかし、バス釣りの本格シーズンではないこともあり、その頃にはまだ市場にはあまり出回らない。そして春を迎えると、新芽が芽吹くように新製品はいっせいにリリースされ始める。決して誇張ではなく、その個数は膨大だ。アングラー1人がそのすべてを把握できたとしても使うことは難しいかもしれない。それでもたくさんのアイテムのことを知りたいアングラーのために、ルアマガスタッフが立ち上がる。
●文:ルアーマガジン編集部
読者アンケートまとめから見えてくるルアマガ読者国勢調査報告書
実際にルアーマガジンが行ったアンケート結果を覗いてみよう。そこには意外な事実が隠されている? はたまた誰もが納得する真実が隠されている!?
読者の住む地域
ある月のルアーマガジン読者が住む地域の割合をグラフにした。最も多かったのは関東圏で、全体の31パーセントを占めていた。2番めに多かったのは近畿地方の23パーセント、次いで中部地方の16パーセントとなっており、上位3地域で全体の70パーセントを占めている。なお、都道府県別にみると、東京、大阪、愛知の順で多かった。
ルアマガ読者の年齢層
ある月のルアーマガジン読者の年齢層をグラフにした。30代、40代、50代がほぼ同割合だが、30代が最も多かった。30代の詳細をみると、36~38歳が多くみられていた。これは幼少時代にグランダー武蔵やMr.釣りどれんと慣れ親しんでいた世代であると考えられる。
ルアマガ読者の世帯年収
ある月のルアーマガジン読者の世帯年収をグラフにした。最も割合が多かったのは、301~500万円の世帯。また次いで501~700万円の世帯も多く、これらの世帯がルアマガ読者全体の60パーセント近い割合を占めていた。ある調査では、世帯年収が301~500万円の家庭において、旦那さんのお小遣いは2万5000円程度、501万~700万円の家庭で3万円ほどであるといわれている。
2023年に挑戦したい釣り
ルアーマガジン読者に向けた「2023年に挑戦したい釣り」のアンケート結果TOP5は以下の通りだ。
- ビッグベイト/ジャイアントベイト
- スト系
- パワーフィネス
- アラバマ
- トップ
1位の「ビッグベイト/ジャイアントベイト」の釣りの得票は圧倒的であり、全体の2割近い票が集まっていた。一方2位以下は比較的拮抗しており、様々な釣りに挑戦したいとルアマガ読者が考えていることがわかった。「ビッグベイト/ジャイアントベイト」の釣りはルアーが特殊なうえ専用タックルが必要となるため、やや敷居が高いのだと考えられる。その一方で、多くのアングラーにとって憧れる釣りのスタイルの1つであることも最も得票を集めた一因ではないかと考えられる。
2023年に極めたい釣り
ルアーマガジン読者に向けた、「2023年に極めたい釣り」のアンケート結果TOP5は以下の通りだ。
- 巻きモノ
- トップ
- カバー撃ち
- スト系
- サイト
特に上位3ジャンルに票が集まったが、なかでも巻きモノの釣りが頭一つ抜けた結果となった。ソフトベイトほど堅い釣果にもなりにく巻きモノは、これで釣りたいというバス釣りらしい願望も同時に叶えてくれるジャンルと言えるかもしれない。