《驚異140g》イグジストSFここまでやるか!現行LTとのスペック比較も

2500番台で140グラム。その驚異的な軽さはもちろん、「SF(スーパーフィネス)」をコンセプトに極限まで攻めた設計で多くのアングラーの視線を釘付けにしたイグジストSF。スピニングリールの新境地を拓いたレーシングマシンを編集長フルカワが自ら切る!

●文:ルアマガプラス編集部

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フルカワ

「メディア界の青木大介」を自称する、本誌編集長兼アングラーズマイスター。昨年、10年ぶりにスピニングリールを新調した結果、気が付けば3台の22イグジストを保有するほど、イグジストにお熱な35歳。所有している番手は、LT2500S-H、LT2500S-XHが2台。

正直デメリットが見当たらない…!?

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バトラーリミテッドやスティーズレーシングデザインなど、ユーザー側に「ここまでやっちゃう!? 」と思わせるくらい、振り切ったら行くとこまで行っちゃうDAIWAサン。ついにリールまで尖らせてきましたか…。イグジストSF、すでに現行のイグジストを3台所有する自分からしたら気になって気になって仕方ないわけで…。『当然のインプレ立候補です!』

正直、まだ買って1年もしないLTモデルを正当化したいという部分も多分にありますので、LTモデルと比較した使用感を忖度抜きでお伝えします。

まず…、手に取った瞬間から軽いです(笑)。同じ2500番台で、LTとSFでは20グラムも差があり、近年のスピニングリールの進化と比較すると1世代差以上の軽量化がされていますから、違いは明確に感じます。ロッドにセットしたときのバランスもコンパクト故に、より手元に重心が集中するのでリール単体で持ち比べた時以上に軽さが際立ちました。当然、繊細な操作や感度に直結するのは言わずもがなってやつですね。

手持ちのバスロッドで最軽量を選択
使用したロッドは、ロードランナーストラクチャーNXS STN610LLS[ノリーズ]。自重82グラムで、手持ちのロッドでは最軽量。イグジストSF2500SS-Hと合わせてタックル総重量は222グラム。 [写真タップで拡大]

次に強度面。対応ラインの強度を下げ、使用する条件下を制限しているSFは汎用モデルのLTに比べ、強度が劣ることを意味しています。というか、LTが強度高すぎなんですよね(笑)。まぁ、お借りしているモノなので、正直使用条件範囲外の無茶ができたわけではありませんが、イグジストの見た目も相まって、バス釣りレベルだと1日釣りしたぐらいではLTとSFの明確な強度の差が見えなかったです…。「本当にフロロ4ポンド以下じゃないとダメ? 」って感じられちゃうくらいの出来でした…。

つまり、何が言いたいかというと、ことバス釣りしかしない自分みたいな人間には、もはやメリットしかないんじゃないかって、LTを3台も持っている自分は焦っているワケです…!

BRGD POND

オシャレで釣れ釣れ、インプレの強い味方!

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人気アパレルブランド『バスブリゲード』が運営する管理釣り場。地下水100%のフレッシュな水源により、活性の高いバスが多く、アグレッシブなバイトを堪能できるぞ。

TEL.027-212-8000
群馬県前橋市青柳町1002-1

イグジスト SF2500SS-H[DAIWA]

●自重:140グラム●ギア比:5.7●巻き取り長(cm):80●スプール径(mm):45●ハンドル長(mm):45●糸巻き量(lb×m/PE号×m):3-150/0.4-200●最大ドラグ力(kg):3.0●ベアリング(ボール/ローラー):11/1●価格:10万3000円(税抜き)

メインギアが内包されるボディ部はLTモデルと比較すると大幅にサイズダウン。 [写真タップで拡大]

LT同様、2500番台で45mmの直径を維持したまま、スプール幅を短くし、浅溝化したSF。 [写真タップで拡大]

ハンドルはSFが5ミリショート化。僅かなスラックを回収する、繊細な巻取りが可能に。 [写真タップで拡大]

マグシールドはピニオン部のみに配置。想定範囲の防水・防塵性を確保し、軽量化に尽くしている。 [写真タップで拡大]

スペック比較早見表

項目SF2500SS-HLT2500S-H
自重140g160g
ギア比5.75.8
巻取り長80cm82cm
スプール45mm45mm
ハンドル45mm50mm
糸巻き量(lb x m / pe x m)3-150/0.4-2004-150/0.6-200
最大ドラグ力3kg5kg
ベアリング数(BB/ローラー)11/112/1
価格¥10,3000¥10,3000

ココがスゴい1

すべての動作が軽快に!

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タックルが軽くなり、重心がより手元に集中することであらゆる動作が軽快に。とくにバックハンドはこれまで以上に軽い力でシャープに振り抜くことができた。

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ティップの位置を高く構えた時の負担が軽く、より繊細なシェイクがしやすい。ミドストやホバストの精度が向上。

ココがスゴい2

エアリーな巻き感は健在

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個人的に22イグジストの一番の特徴は「エアドライブデザイン」により刷新された、これまでにない軽さと吸い付くような極上の巻き感。SFはLTに比べ、ややドライな巻き感ではあるが、軽さ、精密さはほぼ同等。

ココがスゴい3

絡みつくようなドラグと緻密な設定

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瞬発的な負荷でも滑りすぎず、負荷に応じてジワッと粘るATDタイプLは本当に優秀。SFはドラグ最大値が3kgになったことで、設定値の操作幅がより緻密に。ことバスにおいては、締める、緩めるを瞬時に切り替えられるクイックドラグが欲しいと思ったけど、それもオプションでQDノブが発売予定なので、文句なしです。

総括

これは触ったらダメなヤツ。後戻りができないです…(汗)。フィネスがもっと楽しくなりますね! イグジスト3台持ってても欲しいです(笑)。 [写真タップで拡大]

この満たされる所有感はSFになっても変わらず…! まさにFeel Alive! [写真タップで拡大]


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