[TALEX]プロの釣り人に選ばれ続ける偏光レンズ。その理由をエギング・シーバスのエキスパートがクロストーク!

海釣りは大海原を前に強い日差しや照り返しから目を守るために偏光グラスは必需品。良く見えて疲れない“見え方の質”にこだわるタレックスの偏光レンズは幅広い釣種のアングラーに愛用されているが、ここではエギングとシーバスの2大人気ソルトゲームにフォーカス。20年以上タレックスを愛用するエキスパートの方々にタレックスを選ぶ理由を聞いた。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

エギング、そしてデイシーバスで確実に釣果につなげる偏光グラスの正しい選び方

タレックスの偏光レンズは、釣りの世界では淡水、海水問わず多くの釣種で愛用されている。その理由は、独自の雑光®︎カットフィルターと歪みのないレンズによるクリアな視界。良く見えて、疲れないという特性は、長時間偏光グラスをかけ続ける釣りにおいて、何よりありがたい。

特に海釣りは、360度海が広がるオフショアを筆頭に紫外線や強い照り返しから目を守る雑光®︎カットフィルターが威力を発揮。このソルトゲームの中でもとくにエギングは、サイトフィッシングやラインの変化でアタリをとるなど目から入る情報を頼りに釣りを組み立てることが多く、釣果を出す上で偏光レンズが果たす役割は大きい。

もうひとつはシーバス。最近、デイにビッグベイトでランカーサイズを狙うアングラーも増え、チェイスの確認など目からの情報が再注目されている。魚種が異なる中で、それぞれのエキスパートは偏光サングラスに対して、どのようなこだわりを持っているのか? クロストークの形式で、その思いを語ってもらった。

【TALEX for EGING】
「水中のあらゆるものを見たいからタレックスの偏光レンズは欠かせない」(山田) 「私の釣り人生はタレックスの偏光レンズとともに歩んでます」(野村)

山田ヒロヒト(やまだ・ひろひと)

数年前までサラリーマンのかたわら休日には各地のアオリイカを追い続ける最強のサンデーエギンガーとして名を馳せ、2016年にプロアングラーとして独立。さらに活動の場を広げ、エギングの魅力を発信している。愛称はヤマラッピ。

野村珠弥(のむら・たまみ)

たまちゃんの愛称で人気の女性アングラー。フィールドではアオリイカを引きつける不思議な力とドラマチックな釣りを繰り広げる天性の才能を持つ。取材で共演の多いヤマラッピさんも実力を認めるでかイカハンターだ。

野村「私は20年前にエギングを始めたときは、特にこだわりなくサングラスを選んでました。でも、着用していると違和感があって、ひどいとレンズのゆがみで酔うことも…」

山田「その頃、僕はバス釣りもしてて偏光グラスはサイトマスターを使っていた。タレックスの偏光レンズが入っていて、カラーはイーズグリーン。良く見えるし、目が疲れないし、これはええなぁ、と。で、タレックスのショールームに行けば、好きなフレームにタレックスの偏光レンズを入れられるんで行ったんやったな」

野村「当時は釣り=イーズグリーンみたいな雰囲気があって、私も同じようにタレックスの偏光サングラスに替えたら、まったく酔わなくなりましたね。ただ、見え方の色味が何かちょっと違うな…って」

山田「ああ、レンズカラーは人によって合う、合わないがあるからね」

野村「そう! でも、タレックスはレンズカラーが豊富にあるから、色々試してみたんです。結果的に、トゥルービューとトゥルービュースポーツが、私には一番しっくりきましたね」

山田「トゥルービューとトゥルービュースポーツはどう使い分けてるの?」

野村「その日の気分やウェアに合わせてフレームを選ぶと、どっちかのレンズが入ってる。トゥルービューもトゥルービュースポーツも、自然の色味で暗すぎず良く見える。何より歪みがなくてスッキリ見えて、酔うような感覚は皆無。これが私にとっては重要! 釣りに集中する上で、クリアな視界を確保するって基本ですよね」

山田「ホント、良く見えて疲れないのは大事。エギングは目から入る情報が多いほど有利やからね。見やすくて一日かけていても疲れにくい偏光レンズは欠かせない。潮やボトムの色の濃淡、エギを追うイカの姿、水中の障害物の影の中とか、ありとあらゆるものを見たい。日中のエギングは偏光レンズがないと話しにならない」

野村「ラインも見やすくなるからエギがコントロールしやすいし、ラインの動きでアタリもとりやすい。偏光グラスが釣果アップを直結するのは間違いないです」

以前は偏光レンズをかけると酔っていた野村さんもタレックスにかえてからは不快感ゼロ。
野村「20年以上、快適にエギングを楽しんでこれたのはタレックスさんのおかげです」

ナイトゲームはモアイグレー。歪みのないレンズが安全性を高める

野村「ヤマラッピが良く使うレンズカラーは?」

山田「トゥルービューやね。一番ナチュラルに見える。トゥルービュースポーツもナチュラルに見えるけど、自分の目にはちょっと暗い。そこは人それぞれの好みやね。あと、雨降りで暗いというときはイーズグリーン。水中の陰の部分をより鮮明に見たいときはラスターオレンジも良いけど、やっぱりメインはトゥルービュー。夕マズメに暗くなるまで釣りして、帰りの車でトンネルに入って、暗っ、オレ、まだ偏光かけてたや! って、気づくことがある。それくらいトゥルービューはナチュラルな見え方をするんですよね」

野村「それ、わかる! 私もかけてるのを忘れることがある!」

山田「あと、僕は夜もタレックスのモアイグレーという、透明に近いレンズを愛用しています。これは、目を守るためです。夜はそもそも暗くて水中が見えないから、そこまで高い雑光カット率(偏光率)は必要ない。それより歪みのないレンズで足元がしっかり見える方が、歩くときに安全ですからね」

野村「結論、タレックスの偏光レンズがないと私達のエギングは成立しないってくらい、重要なギアということですね」

山田「間違いないね。あと、タックルやウェアと同じように、偏光サングラスも定期的に1本は新調することをおすすめします。以前、タレックスのプロショップに行って視力の検査してもらったら、ちょっと乱視が入りはじめてますねと言われて、矯正したレンズに替えたらメチャメチャ見やすくなったんですよ。だから、年に一回くらいはショップで自分の目の状態を知るのって重要だなって痛感しました。水中が見えるほどエギングは楽しいし、釣れるようになりますからね」

山田「シモリやブレイクが遠くても潮やボトムの色の濃淡で位置がわかる。エギに付いてくるイカやベイト、ギラつく水面を流れる浮遊物など、イカを釣る上で海中、海面のあらゆるものを見たい」
山田さんがタレックスの偏光レンズを選ぶ一番の理由はここにある。

山田ヒロヒト&野村珠弥の“眼” 『トゥルービュー』

どんな天候でも人が快適に感じる雑光カット率と可視光線透過率のバランスを追究。景色の色彩やディテールを損なわず、幅広いシチュエーションに対応する汎用性が魅力だ。●雑光カット率:99%●可視光線透過率:30%

山田ヒロヒトの“眼” for NIGHT EGING 『モアイグレー』

色誤差の少ないグレーを基調とした透明レンズに近い視界が、オフィスワークや夜間の運転など日常に溢れる“雑光”をやわらげ、目への負担を軽減。視界が暗くなりすぎずナイトゲームにも対応する。●雑光カット率:20%●可視光線透過率:75%(HM)

【TALEX for SEABASS】
「見えるからこそビッグベイトゲームの誤爆が減る」(濱本)
「 興奮したシーバスの目まではっきり見えるから楽しい」(村岡)

濱本国彦(はまもと・くにひこ)

香川県在住のシーバスエキスパート。流れを読むドリフトの釣りと、小場所での接近戦を得意とする。ベテランでありながら近年はビッグベイトゲームなど新たなメソッドを積極的に導入し、スキルアップにも余念がない。

村岡昌憲(むらおか・まさのり)

東京湾奥のシーバスゲームを開拓し、世に広めたレジェンドアングラーの一人。オフショアゲームも造詣が深く、現在は豊富な経験と独自の視点で数々のヒットルアーを生み出すブルーブルーの代表としても活躍中。

濱本「僕がタレックスの偏光レンズを使い始めたのは22〜23年前で、実はシーバスじゃなくてグレ釣り。四国南西部はでっかい尾長グレをサイトで釣るんですけど、撒き餌を撒いて尾長グレが湧いてきて反転してエサを喰う。その距離、レンジに合わせて自分の刺し餌を送り込まないと喰わない。偏光サングラスがマストで色々試した結果、一番見やすいのがタレックスの偏光レンズだったんです」

村岡「そのときのレンズカラーはなんだったんですか?」

濱本「アクションコパーです。深さに対する抜け感と距離感が一番合わせやすかった。あと輪郭。磯際で岩肌とグレや刺し餌の輪郭の違いがはっきりと見やすかったですね」

村岡「実は僕もタレックスの偏光レンズを使い始めたのはシーバスではなくオフショアなんです。夏前になるとシイラやカツオを釣るために毎年1本、釣り具屋さんで買ってました。そこそこ値が張るものなら良いんだろうなと思って。その一つがサイトマスターでした」

濱本「レンズはタレックスですね」

村岡「当時はそんな知識もなく、ただ、今までかけていた偏光より明らかに見やすかった。日中は普通の偏光でも眩しさは防げるんでけど、朝マヅメは暗すぎて見えない。でもオフショアはメガネをしていないと怖い。どうしたものかな、と思っていたらサイトマスターのイーズグリーンに出会ったんです。それが20年くらい前だったと思います。明るくて見やすくて、世界がガラリと変わったのを覚えています」

ショアシーバス、ボートシーバス、オフショアなど村岡さんは日中のあらゆる釣りでタレックスの偏光レンズを愛用。カラーはトゥルービュー。村岡「裸眼との差が少ない自然な見え方が気に入ってます。マヅメなどローライトのときはより明るく見えるイーズグリーン」

タレックスの偏光レンズ使用歴20年超のシーバスエキスパートによる、その活用方とは?

村岡「シーバスでタレックスの偏光レンズを使うならデイゲームですよね。レンズカラーはトゥルービュー。一番スタンダードというか裸眼に近い見え方をします。朝マヅメなどローライトのときはイーズグリーン。タレックスの偏光レンズを使うメリットはベイトフィッシュが居るだけではなく、小魚の種類まで判別しやすい。ベイトに合わせて釣りが展開できるので釣果につなげやすい。自分はデイゲームでジャークやストップを入れたり、ルアーのアクションに変化をつけるタイプですけど、タレックスの偏光レンズをかけていると、今、追ってた! というのがより見やすい。集中力も上がるし、その後の戦略も練りやすくなります」

濱本「僕は近年、ビッグベイトやジャイアントベイトを導入して釣りをすることが多い。タレックスの偏光レンズで見ると誤爆(ミスバイト)が減ります。追尾している魚が見えないとチャカチャカと一定のリズムで引いてしまって喰い損ねる。プラグの下でギラつく魚の影などより遠くのチェイスにいち早く気づけば、魚の反応を見ながらルアーを止めたり、強めにジャークしたりと喰わせの間を仕掛けにいける。シーバスのデイゲームはタレックスがないと勝負にならない」

村岡「僕は干潟のウェーディングでこんなことがありました。澄み潮でアマモが濃く、ミノーをジャークするとアマモに付くシーバスがわんわん出てくるような状況。あるキャストで70cm、80cm、80cmの3尾が出てきた。立ち位置近くまで追ってきたけど喰わずに、普通ならUターンするところだけど手前のアマモにセットされた。ここで釣り人が動くと絶対に警戒される。自分は杭になってシーバスとにらめっこ。シーバスは興奮すると瞳孔が開くというか、猫じゃらしで遊ぶ猫のように視線が対象物に釘付けになる。そのときはシーバスのやる気満々の瞳までくっきり見えました。こっちが我慢できなくなって投げたら案の定、逃げて行きましたけど。見える楽しさもタレックスの魅力ですよね」

濱本「見えるとワクワクしますよね。僕は今、レンズカラーはイーズブルーをメインに使ってるけど、このレンズカラー、青い海がよりきれいに見えるんです。沖縄で船に乗ったときにキャプテンから水深25mというアナウンスで、なんとボトムが見えてた。黒潮絡みなど青い海ほどクリアかつ鮮やかに見えて、シーバスでも違和感なく使えるので気に入ってます」

村岡「あと50歳をすぎてから助かるのが遠近両用ですよね(笑)」

濱本「遠近両用でもタレックスの偏光レンズは歪みなく見えるのがすごい。レンズに度を入れる技術も優れているんでしょうね。今後も釣りが快適に楽しめます」

近年、注目を集めるシーバスのビッグベイトやビッグペンシルベイトゲームでもタレックスは武器になる。
濱本「遠くのチェイスが見えるほど、シーバスの挙動に応じて喰わせの間を仕掛けられる。この釣りで良くある誤爆が防げます」

濱本国彦の“眼” 『イーズブルー』

空も海も青く美しく見せる季節限定カラーで、気分を落ち着かせながらも鮮やかで心地よい視界を実現。トゥルービューと同じ雑光カット率、可視光線透過率で釣りに対応する機能も十二分に備えている。●雑光カット率:99%●可視光線透過率:30%

村岡昌憲の“眼” 『トゥルービュー』

どんな天候でも人が快適に感じる雑光カット率と可視光線透過率のバランスを追究。景色の色彩やディテールを損なわず、幅広いシチュエーションに対応する汎用性が魅力だ。●雑光カット率:99%●可視光線透過率:30%


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