ルアマガ読者の皆さん! お小遣いはいくらですか!? 今回ルアマガでは、釣りに掛けられる現実的な金額として「3万円」を設定! 2023年に登場する(予定)、定価3万円以下のオススメ新製品をインプレしてきたのでご紹介します!
●文:ルアマガプラス編集部
インプレ請負人 福ピンク(ふく・ぴんく)
自称「バス釣り経済学者」。派手好きのどんぶり勘定野郎だが、物の価格にはちょいとうるさい面倒くさいタイプ。とりあえず買ってから物事を考えるため、身の回りがモノにあふれている。
ブレイゾン(DAIWA)
ハードソリッドティップ搭載のヘビーバーサタイル/ブレイゾン C69H-2・ST(DAIWA)
全国各地のフィールドスタッフ陣による本気のテストから生まれるブレイゾン。C69H-STはハードなロッドにハードなソリッドティップが加わった現田的カバーロッド。チューブラーティイップでは出せない、独自のスピード感や“間”が新たな扉を開いてくれるだろう。
- ●全長:2.06m
- ●継数:2
- ●仕舞寸法:106cm
- ●自重:121g
- ●対応ルアーウエイト:3/8~1.12oz
- ●ライン:12~25lb
- ●テーパー:エクストラファスト
- ●価格:2万1890円(税込み)
スト系対応のテクニカルスピニング/ブレイゾン S64UL-2(DAIWA)
フィネスリグに対応する繊細さは残しつつも、ラインスラックをしっかり作るためにレギュラーファストテーパーに設計。数あるライトリグのなかでも操作にコツが必要なスト系の釣りを、よりイージーにさせてくれるのがS64UL-2だ。
- ●全長:1.93m
- ●継数:2
- ●仕舞寸法:100cm
- ●自重:88g
- ●対応ルアーウエイト:1/64~1/8oz
- ●ライン:1.5~4lb
- ●テーパー:レギュラーファスト
- ●価格:2万1890円(税込み)
バスワンXT(シマノ)
リールシートには軽量・高強度素材「CI4+」を使用。ブランクスに伝わった振動をしっかりと手元に伝えてくれる高感度素材でもある。
高級感を感じるコスメ。色の使い方が非常に上品なので、ひと目でエントリークラスとはなかなか判別できないだろう。
2023年シマノがエントリーバスロッドにガチだ!/バスワンXT 263UL-S/2(シマノ)
ソリッドティップ搭載の繊細なスピニング。0.8gシンカーのダウンショットリグなど、食わせに寄せたリグも容易に操作可能。この価格でこのソリッドティップロッド!? と驚くこと必至!
- ●全長:1.91m
- ●継数:2
- ●仕舞寸法:98.5cm
- ●自重:100g
- ●対応ルアーウエイト:1.5~6g
- ●ライン:2~4ポンド
- ●価格:1万2100円(税込み)
ソリッドティップはライトリグの操作や食い込みだけでなく、超軽量リグの投げやすさも向上してくれる。
バスワンXT 1610H-SB/2(シマノ)
SBはスイムベイト・ビッグベイトを意味する。その名の通り、大型ルアーを扱うのに秀でた1本。安価なハイパワーロッドにありがちなもたつきが無く、シャキッとした印象。ヘビーカバー用のロッドとしても◎
- ●全長:2.08m
- ●継数:2
- ●仕舞寸法:107cm
- ●自重:130g
- ●対応ルアーウエイト:14~56g
- ●ライン:12~25lb
- ●価格:1万3200円(税込み)
ビッグベイト系ロッドにしてはややリアグリップが短いため、遠投して使うよりもロッドワークを駆使するビッグベイトにオススメ。
エクスプライド(シマノ)
グラスコンポジットで新たな扉を開け!/エクスプライド 264ML-G(シマノ)
さすがエクスプライド! といいたくなるような、超尖った番手。グラスコンポジットのスピニングロッドだ。シャッドをはじめとしたプラッギングで、絡め取るようにフックアップさせられるスペックに仕上がっている。
- ●全長:1.93m
- ●継数:2
- ●仕舞寸法:164.9cm
- ●自重:95g
- ●対応ルアーウエイト:4~15g
- ●ライン:4~8lb
- ●価格:3万3176円(税込み)
より扱いやすくなったNEWバーサタイルモデル/エクスプライド 166M-2
ミディアムパワーの6フィート6インチロッドという、バーサタイルスペックのロッドをさらにブラッシュアップ! レギュラーよりのアクションになり、プラグ系の釣りにも高次元で対応!
- ●全長:1.98m
- ●継数:2
- ●仕舞寸法:102cm
- ●自重:97g
- ●対応ルアーウエイト:7~21g
- ●ライン:8~16lb
- ●価格:3万1460円(税込み)
パックスタイル(ラグゼ)
2023年のフィッシングショーで発表されて大きな話題となっていたラグゼのパックロッド。コピー用紙と同サイズまで小さくなる驚きの仕舞寸法は無限の可能性を秘めている。その一方、ロッドとしてのスペックも驚くべきものだった!
雑誌と並べたり、手に持ってみるとそのコンパクトさが伝わるだろう。雑誌サイズということは、そのままカバンにもすっぽりと収まることを意味するのだ。
驚愕の仕舞寸法ということは、その分細かくピース分けがされているということ。組み立てる手間はご愛嬌だ。
ツールケースなど、ハードケースを上手く利用すれば、リールやルアーなど、すべての釣具をワンセットにして持ち運べる最強ボックスが作れる!?
B4 B610M
- ●全長:208.5cm
- ●継数:7
- ●仕舞寸法:34.5cm
- ●自重:115g
- ●対応ルアーウエイト:10~30g
- ●ライン:8~16lb
- ●価格:2万9700円(税込み)
今回使用したロッドでは最も長いモデル。そのぶん仕舞寸法も他2本よりも長いB4サイズになっている。バーサタイル番手の610Mだが、よく曲がる味付けになっており、各種ハードルアーと相性がいいだろう。
A4 B60L
- ●全長:183cm
- ●継数:8
- ●仕舞寸法:28cm
- ●自重:110g
- ●対応ルアーウエイト:3~12g
- ●ライン:3~10lb
- ●価格:2万7500円(税込み)
A4 S66ML
- ●全長:198cm
- ●継数:9
- ●仕舞寸法:34.5cm
- ●自重:100g
- ●対応ルアーウエイト:5~21g
- ●ライン:3~10lb
- ●価格:2万8050円(税込み)
バーサタイルスピニングロッドもバックスタイルならわずか34.5センチまでコンパクト化! 各種ソフトベイトからハードルアーまで、幅広く対応できるスペックは、あらゆる場所にもっていきたいパックロッドとの相性バッチリだ。
スタンドアウト(レジットデザイン)
意外と便利なやや強バーサタイル/スタンドアウト SOC66M+-2
- ●全長:6ft6in
- ●継数:2
- ●対応ルアーウエイト:5~21g
- ●ライン:10~18lb
- ●価格:2万2000円(税込み)
バーサタイルスペックの66Mに少しだけパワーを持たせたモデル。大型のジャークベイトやブレーデッドジグ、PEラインを使ったコンパクトフロッグの釣りなどにマッチする。かゆいところに手が届くこだわりのスペックだ。
ロングスピングであの対岸を狙え!/スタンドアウト SOS72ML-2
- ●全長:7ft2in
- ●継数:2
- ●対応ルアーウエイト:MAX21g
- ●ライン:3~6lb
- ●価格:2万5300円(税込み)
7フィートオーバーのロングスピン。しっかりと曲がってくれるブランクスで、ロッド全体を曲げての遠投は快適のひと言。ワイルドサイドを普段使っていて、遠投用スピニングが気になったら手を出してみる?
汎用性抜群のパワースピン/フルレンジ S67ML(テイルウォーク)
- ●全長:6ft7in
- ●継数:1
- ●仕舞寸法:201cm
- ●自重:120g
- ●対応ルアーウエイト:1/16~3/8oz
- ●対応ライン:3~8lb
- ●価格:2万7500円(税込み)
知る人ぞ知る、優れたスペックを誇るバスロッドシリーズの「フルレンジ」。今回のインプレに使用したのは、2023年リリースのハイパワースピン「S67ML」。ライトリグをカバーにからめて使う際に重宝するスペックとなっている。ガイドセッティングが絶妙で、投げ心地と掛け心地のバランスがいい。
オリジナルデザインのグリップ「Zシェイプリールシート」。指の掛け方を問わず、タイトに握り込める形状で、操作性が高い。
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