2023年6月10日〜11日に開催となった「モーターキャンプエキスポ2023」。釣りに便利そうな車は無いかと探し回っていたところ、展示されていた注目車両を発見! 営業車としてイメージの強いプロボックスが、釣りに最適なアウトドア仕様にカスタマイズされていたのだ!
●文:ルアマガプラス編集部
プロボックス公道最速説
プロボックスには1.3Lと1.5Lのガソリンエンジン、1.5Lのハイブリッドエンジンと高出力なエンジンが搭載されている。そこに車体重量がガソリン車で1090kg、ハイブリッド車が1160kgと同クラスの車種と比べると軽量だ。これが加速力や高速道路での燃費性能に響いている。
そして社用車ということもあり、仕事に追われた営業マンが乗り込む相乗効果により、公道最速や悪魔の営業車と呼ばれる所以となったのではないだろうか。
プロボックスがアウトドア仕様に!?
プロボックスは街でよく見かける商用車。そんなプロボックスがアウトドア仕様の外観と、おしゃれな内装にカスタムされて展示されていた。
タイヤはリフトアップされており、純正の状態よりも悪路に強く、様々なポイントを巡回する釣り人には嬉しい仕様だ。フロントには、グリル・グリルガード・エンブレム・ライトカバーといったカスタムパーツがあしらわれている。性能だけでなく見た目が格好良いのはポイント高し!
ハンドルとシフトレバー、肘掛けは木材が使用されている。自然の中を歩き回る釣り人にとって親しみやすいデザインだ。さらに、デニム地のシートと艶やかな木の質感が、オシャレな印象を加えている。
収納力アップのために、荷室は二段になっている。後列を倒さずともしっかりと収納スペースが確保できる点は、さすがプロボックスといったところ。
たとえば上段にはポイントをランガンするときにルアーの付替えをすぐに行えるように使用頻度の高いボックスを設置し、下段には使用頻度が低いクーラーボックスやポイントの状況によって使用する長靴やフェルトシューズなどを分けて収納できるのは嬉しい。
また、天井の左端にはロッドホルダーが設置されており、釣り竿を置くことができる。手前側に使用頻度の高いロッドを配置すればロッドの取り出しもラクラクだ。
ルーフキャリアも装備しているため、荷室に入り切らない荷物はコンテナなどに入れてこちらに積み込むことも可能だ。釣りだけでなくソロキャンや家族でのアウトドアクティビティにおいて収納で困ることはなさそうだ。
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