《脅威の1万円台〜》ハイコスパなだけじゃない「レボ5」の性能を各機種比較!

レボ5 X-HS

独自性抜群! レボ5のエントリーモデルと甘く見ることなかれ!

レボ5ではXのみスプール径が33mmと、他のモデルより2mm小さくなっております。

フレームがC6カーボンという樹脂素材を採用していため、重量はエントリー価格帯ながらも最軽量! またブレーキはマグネット式で、小さめのスプールと相まって、レボ5の中ではもっとも軽いものを扱うのが得意な印象。好きな人は好きそうなカラーリングも面白いですね!

Xの大きな特徴のひとつがハンドルノブ。「AbuGarcia」のロゴがはいった二重成型型となっています。個性的なビジュアルが魅力的なのはもちろん、グリップ感が抜群でした!

こんな人にオススメ

  • レボ5をまずは体験してみたい
  • マグネットブレーキが好き
  • 個性的なリールを使いたい
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レボ5 SX-HS

渋いデザインに内包されるレボ5のすべて

35mmのスプールに、遠心式「IVCBブレーキシステム」を搭載。外部ダイヤルで調整できるタイプです。

個人的に思い入れもあるSXというモデルは、昔からミドルグレード帯。とはいえXは毛色が違うので、レボ5の「らしさ」を最も感じられるのはここからになります。過不足のない性能というのが一番の印象ですが、色味も相まってか5機種の中ではもっとも頑丈な印象でした。

最も渋いデザインのSX。合わせて使ったロッド「ベルサート」とのマッチアップも抜群でした。かっちりとした握り心地ですが、メタルボディのレボ5では最軽量なのに驚きです。

こんな人にオススメ

  • ロッドとリールのコーディネートにこだわりたい
  • コスパに優れた遠心ブレーキを選びたい
  • 強度と軽さのバランスを取りたい

レボ5 STX-SHS

あらゆる釣りで活躍するユーティリティハイエンドモデル

16lbラインが115m巻けるスプールです。大きめ(重め)のルアーと相性がいいですね。

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アブガルシア(Abu Garcia)

ウィンチとロケットが特化型になるので、STXがバーサタイル面ではレボ5のハイエンド的位置づけです。使用感もまさにその通りで、撃ってよし巻いてよし。インプレ時にもついついこのリールを触っている時間が長くなってしまうほどでした(笑)。完成度はかなり高いです。

ベアリングはロケットと共にレボ5最多の10個を内蔵。巻きもキャストも、各所が可動する際のスムースさは言うまでもありません。

こんな人にオススメ

  • レボ5の完成度の高さを存分に味わいたい
  • 巻心地の良さを求めたい
  • 汎用性の高いリールが欲しい
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アブガルシア(Abu Garcia)

レボ5 ウインチ

レボ5の二大巨頭がひとつ! ローギアフラッグシップ!

シリーズ最大容量のスプールで、PEラインの3号を160mも巻くことが可能です。

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アブガルシア(Abu Garcia)

ロープロでギア比5.4最大巻取量59cmはかなり異質。主要メーカーでも見当たらない圧倒的個性です。巻き取る力も超強力なので、リップ付きビッグベイトもガンガン使えてしまいます。巻きスピードの遅さは、フロッグなどの首振りをさせやすい点でも優れています!

最大巻取量は59cm。ウインチの名に違わない、ハイトルクな巻心地です。ベアリング個数が少ない(SXより少ない8個)のに快適な巻心地なのはさすが!

こんな人にオススメ

  • ゆっくり巻けるリールが欲しい!
  • パワフルに巻けるリールが欲しい!
  • たくさんラインの巻けるリールが欲しい!
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アブガルシア(Abu Garcia)

レボ5 ロケット

レボシリーズ伝統の「ロケット」はやはり赤い! 熱い!

その遠投性能に必要十分なラインキャパシティを確保したスプール。フロロ16lbを115m巻けます。

ギア比が高いと各パーツへの負荷も大きくなりますが、レボ5はメタルフレームにカーボンハンドルと、強度面に関しても抜かりはありません。また歪みが少ないことにもつながるので、ハンドルを巻く力もよどみなくリールにつたわり、パワフルな印象でした。

最大巻取量は1巻き112cm! 速く巻けることは様々なシチュエーションで役立ちます。大遠投したバイブレーションの早巻き、ハイテンポなカバー撃ちetc…。

こんな人にオススメ

  • ど派手なリールが好き
  • とにかく速くリールを巻きたい
  • ハイスピードの中にもパワフルさが欲しい

レボ5 スペック表

全10モデルのスペック一覧はこちら。具体的な数字でも見比べて、自分にぴったりな1台を見つけてほしい。

モデルギア比最大ライン巻取(cm)自重(g)ボール/ローラーベアリング
X6.7692047/1
X-Winch5.4562047/1
X-HS7.3762047/1
SX6.7742129/1
SX-HS7.3802129/1
SX-Rocket9.0992239/1
WINCH5.4592208/1
STX-SHS8.18922010/1
STX6.77422010/1
ROCKET10.111221510/1
モデルスプール
径(mm)
ラインキャパシティ(フロロ16lb/PE3号)m最大ドラグ(km)価格
X33100/1009.117600
X-Winch33100/1009.117600
X-HS33100/1009.117600
SX35115/12011.225300
SX-HS35115/12011.225300
SX-Rocket35115/1208.127500
WINCH35150/16011.230800
STX-SHS35115/12011.235200
STX35115/12011.235200
ROCKET35115/1208.141800

インプレに使用したロッド ベルサートシリーズ(アブガルシア)

今回のレボ5インプレッションで使用したのは、その充実のラインナップとクールなデザインが話題のベルサートシリーズ! 全国各地からアングラーの声を集約したとあって、各モデルの完成度の高さは超A級! アブガルシアが誇るブランクス製法「TAF」×ナノアロイRから生まれるハイグレードブランクスの性能がこれでもかと発揮されているスペックに仕上がっているぞ。

インプレスポット BRGD POND(群馬県)

バスアングラーなら知らない人はいないレベルで大人気の「BASS BRIGADE」が運営する管理釣り場。限りなくため池に近い環境を追求しており、そのこだわりは人工飼料(ペレット)を使用しない域にまで達している。管理釣り場にありがちな、弱い釣りでしか釣れないようなことがないので、強気の釣りでも1日楽しめるはず!

『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報

ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!


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