《2023年》失敗ないクーラーボックスの選び方。真空断熱パネルってなんだ?断熱材の違いを解説。

2024 シーバス特集

断熱材別のおすすめクーラーボックス

ここまでクーラーボックスに採用されている断熱材の種類や仕組みについて解説してきた。また、釣り用クーラーボックスの考え抜かれた各種パーツやギミックは、一般的アウトドアでも大いに役立つ機能なので、クーラーボックスの購入を検討している方は、ぜひ釣り用クーラーに目を通していただきたい!

軽さは最大のメリット! 断熱材がウレタン&発泡スチロールのクーラーボックス

灼熱の炎天下、ジリジリと肌を焼く太陽から逃げ場のない船釣りなどではクーラーボックスを選ぶ基準は保冷力となっているが、真夏以外や日陰を確保できる状況では大半の釣り人は発泡スチロールやウレタンを断熱材に採用しているクーラーボックスを選択するのではないだろうか。理由はひとつ、軽さは正義なのだ!

クールラインα/α III(DAIWA)

クールラインα/α III SU 1000X

「クールラインα/α III」シリーズは10Lから25Lと幅広い容量をラインナップしている。さらに断熱材も発泡スチロールからウレタン、さらに1面〜3面の真空パネルを搭載した機種まで用意されている。型番の末尾にXが付くシリーズは、冷気を逃さない投入口が付いているのがグッドポイントだ。

タフトランク GU/S 4300(DAIWA)

2023年新製品の「タフトランク GU/S 4300」は、モデル名にもある通り「堅牢×頑丈」なタフボディが特徴的なクーラーボックスだ。43Lの大容量を誇り、中型魚から大型魚まで幅広く対応する。また、BBQなどアウトドアにおいても持ち前の大容量で食材から飲み物まで一括保冷が可能。さらにサイドハンドルと大型キャスターにより、持ち運びもラクラクだ。

ライトトランクα IM(DAIWA)

32Lという絶妙な容量を設定している「ライトトランクα IM」。長方形の作りにより内寸56.5を実現、これは前項で紹介したタフトランクと同じ寸法だ。これにより中型魚から大型魚までをフォローすることができる。釣ったイカを鮮度良く持ち帰ることができる「イカ様トレー」が3枚付属するのが嬉しい。

保冷力は正義! 断熱材が真空断熱パネルのクーラーボックス

宿泊を伴う釣りやキャンプの必需品が真空パネルが搭載されたクーラーボックスだ。保冷力は先述した通りの折り紙付き。堤防など太陽から熱を吸収した地面から、冷気を効率的に守ることができる底1面だけ真空パネル搭載モデルから、みんなの憧れ6面真空パネルまで種類はさまざま。なかでもオススメのクーラーボックスを紹介していく。

PV-REX ZSSシリーズ(DAIWA)

2023年ついにDAIWAのフラッグシップクーラーボックスである「プロバイザーシリーズ」完全リニューアル! 片手で簡単に開閉できるワンハンドオープン機構、取り外し可能でお手入れ簡単な両開きのフタ。さらに90度まわすだけで開閉簡単、手が汚れにくい跳ね上げ水栓が釣り人のストレスを極限まで軽減させる。

DAIWA 700(DAIWA)

容量7Lは、ライトゲームにピッタリのサイズ感。ランガンを伴うアジングやエギングでは出来る限り荷物は少なくしたい、だけど保冷力は担保しておきたい。そんなわがままを具現化した魅惑のクーラーボックスだ。帰省などのロングドライブで、ちょっとした飲み物などを保管するのにもピッタリなクーラーボックスになっている。

トランクマスターHD II(DAIWA)

このクラスのクーラーボックスを欲する釣り人は、もはや何の解説もいらないとは思いますが…特筆すべきは60リットルの大容量。この中に大量の氷を詰め込んだときは、かなりの重量になるが大型かつ静音キャスターにより持ち運びもスムーズ。複数家族など大人数のキャンプやBBQに持ち込めばヒーローになれること間違いなし。


※ルアーマガジンソルト2014年9月号から転載 ※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。