痴虫的トップ・ローテーションまとめ
6月、7月のトップウォーターと一括りにいっても、個体のコンディションがまちまちになるので、使い分けが必要になる。ここで紹介するのは、バスの回復進行具合に合わせたルアーたち。細かく持っていれば、現場で起きる季節感のズレに対応することができるぞ!!
ローテの考え方
トップウォーターにも、ルアーが持っているパワーに差がある。強すぎるとバスが嫌がるケースはあるが、弱すぎてルアーを嫌がるということは少ない(シルエットや動きの差で釣れないことはある)。ただし、弱すぎるとアピールできる範囲が狭まり、手数が増える。つまり効率が下がる。この狭間でルアーをセレクトし、最適解が見つかるとトップウォーターはもっと楽しくなるはずだ! ぜひ、試してみて欲しい!
牛ネズミ
ひとつのルアーで強弱を付けられるギミックを搭載。魚のサーチ、サイズアップを狙う展開でひとつ持っておきたいトップウォータービッグベイト
でっカブメスJr.
ブレードが左右に振れることで、ボディロールに加えうねりが入るアクションが特徴。牛ネズミとボリューム感は近しいが、どちらかといえば、食わせに寄せたモデル
クワメス
カブメスのダウンサイジングモデル。ただ巻きに加え、移動距離を抑えた軽快な首振りアクションが可能。ゴミ溜まりの隙間など、せまい範囲でネチネチ誘えるモデル。
カブメス
カブメスシリーズのオリジナルサイズ。「誘いと食わせのバランスが非常にいいモデルです」基本はただ巻きで、リトリーブスピードだけで強弱が付けられる。
小さい海馬75WS
首振り、ジャークのよう基本動作はもちろんできるが、困ったときは黙って、ゆっくりただ巻きすれば本当に釣れる。デッドスローでも回転するペラも痴虫ブランドならでは。
ギルメキシコDEAD
横浮きのギルシルエットが特徴のルアー。放って置くだけでも、シルエットで魚が寄ってくるスイッシャー。あまり動かさずに、ピク…とプロペラを半回転させるイメージで誘う。
プラカイバードミニ
一見ネタルアーのように見えるが、扁平ボディの横浮きギルシルエットボディの集魚効果は高く、バイトも多い本気ルアー。
すりぬけまくるくん
名前の通りスナッグレス性能にたけたモデル。フックと一体化したブレードが揺れて水面をついばむベイトを演出。
小さい海馬55WS
アフター時期の、30%以上回復している個体に対して使うイメージ。一点で移動距離を抑えたターンでゆっくり誘う。
ガチムチポッパー40
鹿の皮でできた尻尾は水に濡れるとポークのように動く。この時期にポッパーは外すことはできない。
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!
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