兄弟サイト「月刊自家用車」にて、ついに発表された新型N-BOXが紹介された。釣り好きから非常に評価が高いN-BOXだけに、情報を待ち望んでいるアングラーも多いことだろう。
●文:ルアマガプラス編集部
釣り人から非常に人気が高い「N-BOX」
釣り人の移動手段として圧倒的にシェアを締めているのが車だ。居住地や釣種によっては、釣り竿を 握っている時間より、ハンドルを握っている時間が長くこともあるので、いつも側にいる相棒の車は、釣具といっても過言ではない。
その証拠に自動車メーカーのホンダでは、N−BOXの圧倒的な積載能力を丁寧に紹介した「釣り道具の上手な積み方」を紹介している。
そしてついに3代目となるホンダ新型「N-BOX」がお披露目されたので、紹介していこう。
「N-BOX」には丸穴デザインのグリル、「N-BOX CUSTOM」にはフロント横一文字ライトで、存在感をアップ。室内も釣り人が喜ぶ運転のしやすさに
HAPPY Rhythm BOX(ハッピー・リズム・ボックス)をグランドコンセプトに開発された3代目「N-BOX」。初代から続く「N-BOX」の価値をさらに磨き込んでいる。
まず、パッケージングでは2代目の特徴である軽乗用車最大級の室内空間や高いアイポイントはそのままに、インストルメントパネルの上面をフラット化。全体を水平基調としてドライバーが車幅やロール姿勢をつかみやすいに設計とし、ノイズレスな視界を追求。また、2代目「N-BOX」では左側フロントピラーに設置していた2つのミラーのうち、サイドアンダーミラーがドアミラーに移設された。これにより左前方の視界や後退駐車時の安心感が向上している。釣り場によっては狭い道を通る機会が多いため釣り人にはとても嬉しいアップデートだ。
居住性や積載性も細部まで突き詰められている。ショルダールームが前席で5mm、後席で55mm拡大。室内高も5mm拡大し、居住性を高めた。車中泊はもちろん、釣種ごとに分けたバッカンやクーラーボックスなど大量の荷物を積み込むことが可能。
軽自動車の狭さを感じさせない車内空間のN-BOXの、広く高い天井に釣り竿をぶら下げても邪魔になりすぎない。自転車が入るほどの広さがあるので、バスフィッシングにソルトフィッシング、おかっぱりからオフショアまで様々な釣種に対応する。
「N-BOX」は、「シンプルで街になじむ、親しみやすいエクステリア」をコンセプトにデザインされ、フロントグリルは、暮らしに寄り添うシンプル家電のような存在の清潔感のある丸穴デザインとした。ヘッドランプは「瞳」をイメージした立体感のある造形とし、リヤコンビネーションランプはボディ面との一体感とメリハリのあるグラフィックとなり、ライセンスランプを含めフルLED化されている。