先日、芦ノ湖で行われたハードルアー限定のバス釣り大会『H-1 GPX』。参加者100名以上にも及ぶ激戦を制したのはティムコの大津清彰さんだった。3本6370gという、H-1GPX史上最高ウエイトを記録しての優勝。そのウィニングルアー『トラファルガー(ティムコ)』とは一体どんなルアーなのか…?
●文:ルアマガプラス編集部
トラファルガー5/トラファルガー7(ティムコ)
リアルなワカサギシルエットを誇るフローティングプラグ。それがトラファルガー。
テールに装備した「TMCモルフォファイバー」は世界一美しいチョウの発色原理を応用して生み出された特殊繊維だ。
ベリーフックには両モデルともスイベルアイを採用し、バレにくい設計になっている。
2つのタイイングアイが設けられたトラファルガー7は、飛距離重視ならフロントアイ、シェイクによるアクション重視ならリアアイと使い分けが可能。
トラファルガー5はサイズダウンしつつも浮力を確保するためにタイイングアイは1箇所のみ。しかしそのおかげでトラファルガー7と同様のフックを装備可能となっている。
大津さんの1点ピクピクテクニックとは…?
このトラファルガーを使用する際に、大津さんが駆使する1点ピクピクテク。
アイの位置によってアクションの性質が変わるトラファルガーだが、大津さんが選ぶのはベリーフックのスプリットリングにラインを結ぶスタイル。
ほぼ移動することなく、延々とロールアクションを発生させ続けることが可能。
波紋とフラッシングで広範囲からバスをひきつけることができるのだ。
放置も強い!
ピクピクが動の誘いなのに対し、静の誘いとなる「水面放置」が強いのもトラファルガーの特徴。
キャストして着水したらただ放置しておいたり、少しシェクした後に放っておく。それだけでも僅かな波でもナチュラルにロールアクションを発生するほか、テールのモルフォファイバーが艶めかしくゆらぎ続けてくれるのだ。
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