秘密は素材にあった!究極のスタンダート「ワーム333(がまかつ)」

業界をリードするフックブランドのがまかつが、あらゆる状況に対応するオフセットフック、ワーム333をリリースした。求めたのは究極のバーサタイル性。本場アメリカで磨かれた性能を、ぜひ体感してみてほしい。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

この記事はルアマガ10月号から抜粋しています。

Profile

赤松拓磨(あかまつ・たくま)
ラグゼブランドでバスルアープロデュースを担当。自身も熱心なバスアングラーで、フックに関して深い造詣を持つ。

黄金比の形状を求めると究極のスタンダードが出来上がった

ワームもリグも選ばない圧倒的ユーティリティ

場面を選ばず多くのシチュエーションにマッチするスタンダードなオフセットを目指して誕生したのがワーム333だ。

「ひと言で言えばスタンダード。がまかつのワームフックは、ワイドギャップやナローギャップのものが多いんですが、そうではなく、その中間となる極めてオーソドックスなフックを作ろうというのがコンセプトです。フックポイントはやや立ち気味になっていて、すっぽ抜けが少なくフックポイントが口の中でちゃんと掛かるようなセッティングになっています。口の中でフックが滑ってこないので、ガッツリと掛けれられるようになります。掛かり重視のフックですね。線径は細過ぎず、しっかりと強度を持たせてあるので、カバーでバスを掛けて強引に引きずり出してくるような釣りでも問題ありません」

がまかつにはいろいろなフックシリーズがあるが、333の位置付けは如何に?

「使われている線材が、TGW(トーナメントグレードワイヤー)というがまかつの最上位の素材になります。TGWは針先強度、フックポイントの強度が高くて曲がり難い、硬いという表現がマッチする素材になりますね。ナノスムースコートにより刺さりも抜群です」

テストはアメリカのツアープロが監修し、2~3年間のトーナメントの中で磨き上げられた。

「ワイドギャップだとワームとフックに隙間が出てしまい、カバーを撃つ際にすり抜けが悪くなってしまう。一方でナロー過ぎるとフッキングした時にワームがズレる隙間がなくて、フックアップしにくくなる。その丁度いい絶妙なデザインにしてほしいというオーダーでしたね。ワーム333は、ストレート、スティックベイト、クロー系、フラット系など。使うワームも使うリグも選びません。フックサイズが1/0~8/0までありますので、4inクラスのワームから、6~8inのワームにもマッチさせることができます。オールマイティに使えるので、みなさんも普段のワーミングにぜひ使ってみてください」

即アワセから巻きアワセなど、どんなフッキングスタイルにも機敏に呼応し、抜群のパフォーマンスを発揮。均整の取れたフック形状は、あらゆる状況にアジャストするポテンシャルを持つ。

ワーム333

●サイズ(入数):#1/0(6本)、#2/0(6本)、#3/0(6本)、#4/0(4本)、#5/0(4本)、#6/0(3本)、#7/0(3本)、#8/0(3本)

オフセットの王道を征く洗練されたデザイン

ゲイプはワイド過ぎずナロー過ぎない、絶妙な懐の深さに設計。さまざまなソフトベイトにマッチし、使用するリグも選ばないまさに王道のオフセットフックになっている。TGW(トーナメントグレードワイヤー)、ナノスムースコート採用で強度も刺さりも抜かりなし。

サイズラインナップ

多くのワームにマッチする豊富なサイズ展開

4inサイズワームから、6~8inといった大きなワームまで対応するサイズラインナップ。ストレートワームやスティックベイト、クローワーム、フラット系ワームと、使うソフトベイトを選ばない。

ワーム333は大型スティックベイトなどフッキングミスが起こりやすい場面でも活躍。遠距離やディープ攻略でもばっちりフッキングが決まる。

この記事はルアマガ10月号から抜粋しています。


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