《シマノすごい》貝まみれ水没リール、まさかのゴリ感なし!普通に巻けちゃう奇跡。

2024 新製品情報

奇跡が起きたか? 一瞬ざわめくも上がってきたのは貝だらけの…

諦め半分でまるちゃんさんは水没したタックルの回収を試みる。そして数時間後、まるちゃんさんが手にするロッドに生命感のない重みが。「きてます。今日一番大事」とまるちゃんさんはゆっくりと慎重にリールを巻く。「ウソだろ?」。固唾を飲んで見守るやっくんさん。

「リーダー、入りました」。水中に見える物体のシルエットは明らかにスピニングリールとロッド。ただし全体的に茶色っぽい。「よかったね、まるちゃん。帰ってきたじゃん」。「一日でこんなに貝、付かない…」。「でも良いリールそうやん」。二人は帰港して貝だらけのタックルの正体を確認することに。貝や汚れが大量に付着したリール。さすがに再起不能と思われる。

貝や汚れは意外と簡単に落ちる

港に戻り真水を流しながらブラシでこすると、リールはシマノのストラディックC5000番。ロッドはDAIWAのオフショアロッド、ヴァデルと判明。

「ほら(貝や汚れが)取れるよ。かわいそうな気がしてきた」。洗いながら元の姿を現すロッドとリールに対し、二人に慈悲の心が芽生える。

まっさか! ゴリ感なしのシルキーな巻き心地

「リール、巻けるかな」とハンドルを回すとゴリッ。スプールを外すと中まで貝が付着。少なくとも数ヶ月は海水に浸かっていたと思われるリール。外装の汚れは落ちても機械的に再生はやはり不能か? やっくんさんはスプールを外し、スプール内側やメインシャフトなど貝や汚れが付着するパーツを真水の流水で丁寧に洗い流す。

するとなんということでしょう! 「見て、回るんですけど。全然ゴリ感なし。シルキーに巻ける」

そのシルキーな巻き心地にまるちゃんさんもこの表情。自分のタックルを落として違うタックルを回収するというのも奇跡だが、貝や汚れまみれの水没リールが、簡単に汚れを落とすだけで回転性を取り戻すというのも奇跡的。しっかりメンテナンスすれば釣り場にカムバックできるはずだ。タックル水没のドタバタ劇→奇跡の別タックル回収→高品質な日本製リールが巻き起こすミラクルの一部始終は動画をチェックだ。


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