【オレは時間を買うぞ!】便利すぎる『PEラインチェンジャー(DAIWA)』がグレードアップでWRYYY!!

リールで使うラインは長い! 短くても数10m、長ければ数100mにも達するライン。その量は巻くのも一苦労だ。そしてその「巻く」ためには古いラインは捨てないとならない。数100mのラインをスプールから抜き出す…だが、考えただけでもゾッとするこの行為を肩代わりしてくれる道具があることを我々は知っているッ!

<PEラインチェンジャーのスペックと値段>

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

PEラインチェンジャー(DAIWA)

【スペック】

  • 外寸:約47×50×150mm
  • 重量:約95g(電池除く)
  • 電源:単3乾電池2本

これはそう。

リールのスプールからラインを抜き取る、それだけのためのアイテムだ。

以前、友人とこんなやりとりをした。

友人M「タックルが増えるとラインの巻き変えだけでめっちゃ金かかるな」

記者「うむ。いや、高級ラインだからだろwww」

友人M「そしてこの数の巻き変えはちょっとやる気スイッチ押さないと厳しい」

鎮座するラインのパッケージ×5

友人M「さて…ラインの箱を眺めて2時間たった」

友人M「やるか…」

友人はこのとき、5台のリールに関して、いっぺんにライン交換をしようとしていたのである。

しかし、このPEラインチェンジャーこそがやる気スイッチだ。

使い方は簡単。

まずは一番膨らんだ部分を下にスライド。すると上部のオレンジ色のパーツがオープン。

スプールから引っ張り出した抜きたいラインの端を、本体の糸止めにはさむ。

オレンジ色のボタンを押すと頭の部分が回転!

巻き取る位置を微調整しながら、必要なだけラインを巻き取る。

巻き取り終わったら抜き取ったラインをまとめて外すことが可能。これなら捨てる際にもかさばらない!

時間がかかってしょうがないラインの抜き取りもあっという間に完了!

これは時間を買ったといっても過言では無いはず…!

編集部にはすでに何人もこのPEラインチェンジャーユーザーがおり、皆が皆、もはやコレ無しではラインの巻き替えができないといってくる状態だったりもするのである。

ちなみに記者はこのPEラインチェンジャー使用歴約7年。
それなりの頻度で使っていますが壊れ知らずだし、電池の持ちもよくて、今まで3回くらいしか交換していないと思います。
また、名前が「PEラインチェンジャー」となっているのでPEライン専用かと思われるかもですが、ナイロン・フロロ・エステルでも問題なく使えています。ただ、ナイロンだと少しラインを外す際のスライドが固くなる感じはするので、注意が必要かもしれません(商品説明にもナイロン細糸に使用すると巻いた糸が外れなくなりますとあります)。
なおラインチェンジャーの回転スピードが案外早いため、油断すると巻取り部分の下に入り込んだりするのでその辺りにも注意が必要です。なれないうちはドラグをうまく使うといいのかなと思います。

ああでもコレ、使えるラインを巻き替えるときには使えないんだよなぁ…

そう思っていた時期が私にもありました…ッッ!

専用スプール登場! 保管や塩抜きが容易に!

色々な魚種を狙いたいときには,まだ数回しか使っていないラインを巻きかえなければいけない状況になることもある。

PEラインチェンジャーは便利だが、抜き取ったラインは基本的に捨てるしかない…。

と悩んでいたアングラーが多かったに違いない。

しかし痒いところに手が届くDAIWAがやってくれた!

『PEラインチェンジャー専用スプール』が登場だ。

これはPEラインチェンジャーにワンタッチで取り付けられる専用スプール。

ここにラインを巻き取れば、そのまま保管することが可能になるという優れもの!

さらに付属のボルトとナットを組み合わせれば…

市販のラインの空きスプールを取り付けることも可能!

ここにラインを巻き取れば、ちょっとしか使っていないラインを何種類も捨てずにとっておくことができる!

つまり、

アジ釣り用にラインAをリールに巻く

同じリールでエリアトラウトをやるためにラインAを専用スプールに抜き出し、ラインBを巻く

再びアジを釣りに行くため、ラインBを元の空きスプールに巻き取り、再びラインAを巻く。

といったローテーションがスムーズにできるのだ。

ラインを無駄にすることなく、時短で巻きかえられる…画期的すぎる!

セットも単体も販売中なのがありがたい!

優れもののPEラインチェンジャーは専用スプールとセットで販売中!

また、既にPEラインチェンジャーを持っているという人にもありがたいことに、専用スプールの別売りもある(記者はこれで買い足した)

もちろんとにかくラインを高速で抜ければそれでいい!という人のための、PEラインチェンジャー単体も販売中。

この辺のラインナップも本当に細やかな配慮が上手いDAIWAならではといえるだろう。

中にはこういった道具を自作する人もいると思うが、最終的な利便性や安定した動作はやはり既製品にはおよばないもの。

ラインの抜き取りから巻きかえ作業の補助、使わないラインの保管までできてしまう『PEラインチェンジャー』シリーズ。

これを手にいれるということは、時間を買ったのにも等しいだろう。

ぜひとも使ってみてほしい!!!


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