ブラックバス用製品で24回目のグッドデザイン賞受賞!【オロチX10&ゴーラム】

「Gマーク」でおなじみの『グッドデザイン賞』が今年も発表。2023年はブラックバス用釣具2アイテムにて、メガバスの伊東由樹さんがグッドデザイン賞を受賞した。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

2023年グッドデザイン賞をメガバスCEO伊東由樹氏が受賞!

製品や建築、ソフトウェアやシステム、サービスなど、形の有無に関わらず優れたデザイン性(理想や目的)を持つものごとをデザインと捉え、その質を評価・顕彰する活動。国内最高峰の工業デザイン賞として広く認知されており、製品の素晴らしさのバロメーターであると同時に、企業やデザイナーのたゆまない努力の証としても知られている。

このグッドデザイン賞を、メガバスCEOである伊東由樹さんが受賞。伊東さんの受賞はこれで通算24回目となった。

伊東由樹(いとう・ゆき)/メガバスCEO。伝説のロッド『アームズ』をはじめ、バスフィッシング界の歴史に幾度も名を残す正真正銘のレジェンド。創業36年という老舗かつ国内外を代表するルアーメーカーを経営する手腕はもちろん、アングラーとしての腕前も超A級。
※写真は2022年受賞時

2023年の受賞作品は2シリーズ!

『オロチX10』シリーズ

メガバスを象徴するロッド「デストロイヤー」と対をなすバス用ロッド。それが『オロチX10』。

2023年初頭に情報が公開され大きな話題を呼んだシリーズだが、その最大の注目ポイントが「ブランクス」だ。

オロチX10のブランクス「X10 オーガニックファイバー・コンポジットブランクス」は、自然の素材から採取されたセルロースミクロフィブリルを骨格とするオーガニック繊維が特殊加工、主軸素材で構成されているのだ。

その性能は従来のカーボンブランクスに肉薄する性能をもち、なおかつCO2排出量の削減化にも貢献しているのである。

『ゴーラム』シリーズ

多目的重心移動(PAT)を筆頭に、数々の画期的構造をルアーに搭載してきたメガバスが生み出した、次世代重心移動システム『LBOII』。

それを2機も搭載した大型ジョイントプラグが『ゴーラム』だ。

連結ボディタイプのルアーにありがちなキャスト時の失速を抑制しつつ、抜群の泳ぎ出しやダイナミックなアクションを持つなど、魅力的な設計が満載。

さらに素材には環境負荷の低減化を考慮し、リサイクル樹脂をコンポジットしている点も見逃せない。

〈次のページは…〉メガバスはどのくらいグッドデザイン賞を受賞しているの?

※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。