ルアマガプラスで大人気の上園歩美さん釣行記。今回はスーパーで手に入れた魚をエサとして利用して特大タチウオに挑む。エサのセット方法や釣り方までレクチャーしていただく。これを見てたらタチウオを釣りに行きたくなってしまうので要注意だ。
●文:ルアマガプラス編集部
上園 歩美(うえぞの・あゆみ)
ダイワスーパーフレッシュアングラー(SFA)の釣りガール。テレビやラジオにタレントとして出演もこなす。多忙のなかYouTubeチャンネル「上園歩美の釣りチャンネル」を運営。詳細は、下記アイコンからチェック!
スーパーで129円!お手心価格なエサを利用して釣りをする!
今回紹介するのはこちらの動画。
スーパーで129円の激安魚を使って釣りをする。この魚はイワシで、超手頃な価格で手に入る餌だ。価格の割に新鮮で、大物を釣るための秘密兵器として不足はない。
狙うのはタチウオ
錦江湾はギガタチと呼ばれる大きなタチウオが釣れることで知られている。タチウオは夜になると深場から上がってきてエサを捕食する。そこで今回は浅場メインで新鮮なイワシを使った夜のタチウオ釣りを行う。
食べるなら指4〜5本サイズが調子良いが、釣りをするなら大物である指7本サイズのギガタチを狙いたい。どうやら釣行の前日には7本サイズが釣れているということで期待も高まる。
ポイント到着、いよいよ釣りを開始する。
ポイントに着くと海中に集魚灯を入れる。さらに船もライトアップして魚を寄せていく。
釣り方はタチウオテンヤ。スーパーで購入した129円のイワシをテンヤに装着。ワイヤーでぐるぐる巻きにすることにより、どう猛なタチウオの捕食アクションを受けても身崩れを最小限に押さえてくれるのだ。
歩美さんが使用するのは「快適船タチウオテンヤSS」サイズは30号、カラーは鉄板の「紫ゼブラ」。特徴的なのは2つのアイがあること。後ろのアイは水平姿勢を保つノーマルモードで、前のアイは下から食いあげてくるタチウオに対して、より掛かりの良いバトルモードだ。
さっそく夜の海へ第一投。隣のお客さんは既に1匹釣り上げており、船中アタリが多く船長はニコニコだ。すぐに歩美さんもアタリを感じるが掛からず。落ち着いて誘い続けているとついにヒット!
ギラギラ輝くタチウオは釣りたてでしか見ることができない色味。細く長く伸びる背びれもキレイだ。今日は幸先が良いので、このあとも期待だ!
歩美先生によるイワシの付け方レクチャー
まずはテンヤにイワシをお腹側からブスっと指す。「快適船タチウオテンヤSS」は頭側のケンが長く、尾に向けて短くなる設計になっている。これはイワシの体高に合わせて作られているので、一部のケンが飛び出すこともない。
歩美先生の教えどおり頭側はしかりと4回ほどワイヤーを巻き付けたあとは全体的にワイヤーをぐるぐる巻きつける。これでテンヤの準備は完了だ。
歩美先生によるタチウオテンヤ釣り方レクチャー
釣り方は超簡単、まずは真下に仕掛けを落とす。船長から指示があったり、自分の狙っている水深まで落とし込む。このとき、カウンター付きリールや、放出したライン量がわかるようなマーカー付きラインがあると楽に水深を把握することができる。
狙いの水深まで仕掛けを落としたら早巻きで3回リールを巻き、ピタッと止めたら数秒待つ。このときにアタリが出たらすぐに合わせを入れる。反応がなければもう一度同じ要領でリールを巻き、反応を待つ。巻き上げ過ぎたら再び仕掛けを落とし込めばOKだ。
するとレクチャー中にヒット!タチウオが大きくない場合はそのまま船に抜き上げてしまえば問題ない。このときロッドの力だけでなく、ラインをもって抜き上げてあげると安心だ。指7本サイズのバケモノがヒットしたらタモやギャフを用意してもらうと良いだろう。
他のお客さんにドラゴンサイズの大物ヒットか?
テンヤの説明をしている歩美さんのカメラ外から電動リールを巻き上げる「ギュイーン」という音が鳴り響く。魚とのやり取りを見てみると大物の予感! こちらの続きは是非動画をチェックしてみてくださ。
この日の釣果は?
さて、気になるのはこの日の釣果。歩美さんは順調に釣り続けてタチウオ46匹に、おまけのサバ2匹。実は歩美さんの新記録だという。皆様もタチウオテンヤに行ってみてはいかがでしょうか。
【大漁】シーズン到来!高級魚が129円のエサで大漁に釣れる♪ in錦江湾
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