ベイトロッド専門メーカーとして多くのファンを持つFishman(フィッシュマン)が、ついに、オフショアジギングの世界に踏み出した。現在、開発が進む「631プロト」と呼ばれるモデルを、プロデュース担当のフィッシュマンテスター、謝花和也さんがYoutubeに出演し、解説しているので紹介しよう。
●文:ルアマガプラス編集部
謝花 和也(じゃはな・かずや)
沖縄のオフショアジギングシーンのスーパーロコアングラー。南国沖縄で亜熱帯特有の魚種を追い求める日々を送る。メインとなるオフショアジギングでは、大型のハタやカンパチなどの青物を中心にパワーゲームを得意とする。フィッシュマンテスター。
誰もがオフショアを楽しめる「631プロト」とは…?
フィッシュマンと言えば、マニアックだがコアなアングラーにブッ刺さる、尖ったベイトロッドを多くラインナップするロッドメーカーとして知られている。
シーバスやトラウトなどをとくいとしており、主戦場はショアの釣りだったのだが、今回、新たなフィールドへと踏み出すことを、Youtubeを通じて発表し話題となっている。その動画は、フィッシュマンのYoutubeチャンネルで公開された。
【ジギングロッド】誰もがオフショアを楽しめる「631プロト」開発記
フィッシュマンのYoutubeチャンネルで公開された、初のジギングロッド開発着手に関する内容の動画。
そう、フィッシュマンが初となるジギング用のロッドの開発を発表したのである。そのロッドは「631プロト」と呼ばれ、開発は沖縄でフィッシュマンテスターとして新たに加入した、謝花和也さんが担当する。
「オフショアジギングの敷居を下げたい」
フィッシュマン初のジギング用ロッド、その開発コンセプトは意外にも、多くの人が使える「オフショアジギングの敷居を下げ」る役割を担うようなモデル、となっている。
今回の動画では、謝花さんのホームフィールドである沖縄県伊江島沖を舞台に、アラミーバイ(大型のハタの総称)や大型の回遊魚を狙って釣りを展開。「631プロト」の開発テスト釣行に同行するという内容で、撮影スタッフが密着。
実際に、ターゲットがヒットし「631プロト」が大きく曲がるシーンも満載で、見ごたえのある内容となっている。
これまでの、フィッシュマンのロッドラインナップでは対応しきれない、本格的なジギング用ロッドでありつつも、初心者からやり込んだアングラーまで、多くの人が楽しめるようなロッドを目指し、開発が進む。
そして、実釣のラストには何と、壮絶なビッグファイトを見せるアノ魚がヒット! これには、謝花さんもガチの臨戦体制! ロッドが立てられないほどの魚は、果たして無事、ライディングできるのか…!?
コンセプトとして打ち出した「a flick of the whip (鞭で軽く打つ)」を体現するアクション入力時の曲がり・復元力、そして開発に携わるフィッシュマンのテスター 謝花和也さんの解説などなど、必見の内容となっている。
使用タックル紹介
謝花さんが開発テストで使用したタックルセッティングは以下の通りとなっている。なお「631プロト」は開発中もモデルのため、発売時期や詳しいスペックなどは未定となっている。
【タックルデータ】
ロッド:ジギング用プロトロッド 631(Fishman)
リール:BLUE HEAVEN 50L Pw (STUDIO OCEAN MARK)
ライン:UVF SALTIGA SJ DURASENSOR ×8+Si2 3号(DAIWA)
リーダー:Seaguar プレミアム万鮪18 号 (クレハ)
ルアー1:スロースキップCX 300g (DEEP LINER)
ルアー2:スロースキップCX 350g (DEEP LINER)
「631プロト」の詳しい解説や当日の釣果などは、是非ともフィッシュマンYoutubeチャンネルの動画でチェックしてみてほしい。
【ジギングロッド】誰もがオフショアを楽しめる「631プロト」開発記
フィッシュマンのYoutubeチャンネルで公開された、初のジギングロッド開発着手に関する内容の動画。
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